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おいしい水について

おいしい水とは何でしょう?
本来飲み水とは無味無臭です。飲料水の水質基準でも「異常でないこと」となっています。
しかし、蒸留水のように不純物が含まれない水を飲んでも「味気ない」どころか「まずい」と感じます。
旧厚生省(現厚生労働省)の諮問機関の「おいしい水研究会」では、次のように定義しています。
また、長泉町上水道の値も掲載してあるので見比べてみてください。

項目・基準値 長泉町の数値 適用
水温
20℃以下
15℃
(平成20年4月)
生ぬるい水はおいしく感じませんが適度に冷やすとおいしく、特に体温より20~25℃くらい低い時が最もおいしく感じます。
蒸発残留物
30~200mg/l
100~180mg/l
(平成19年9月)
ミネラルの含有量を示しますが、多すぎると苦みや渋みが増え、少なければ味気なくなります。
硬度
10~100mg/l
25~55mg/l
(平成19年9月)
ミネラルの中でもカルシウムとマグネシウムの量から計算されます。硬度が低い水を軟水高い水を硬水といいます。
遊離炭酸
3~30mg/l
2未満~3.5mg/l
(平成19年9月)
水中の炭酸ガスで、水がさわやかな味になります。
臭気度
3以下
1未満(平成19年9月)
臭いがつくと不快な感じになります。
過マンガン酸カリウム
消費量(有機物)
3mg/l以下
全有機炭酸量として0.2未満
(平成20年4月)
有機物が少ないと清浄な水と言えます。 TOC:水中の有機物量を構成する炭素の量を示す値。(値が大きいと有機物も多く含まれる)
残留塩素
0.4mg/l以下
0.15~0.2mg/l
(平成20年4月)
水にカルキ臭を与え、濃度が高過ぎると、水の味を悪くします。

「おいしい水」はまず「安全」でなければなりません。すなわち有害物質や有害な細菌が含まれていてはいけません。そのために飲料水の水質基準(51項目)に適合していることが必要です。さらに水道水では、各家庭の蛇口で残留塩素が「0.1mg/l以上」残るように義務付けられています。
「おいしい水」は個人の好みや体調によって左右されますが、最も重要なのが温度です。またミネラル分と炭酸ガスが適度に含まれていることもおいしく感じさせてくれます。

静岡県では富士山周辺に湧き水が多く、特に柿田川湧水群は環境庁選定の全国の名水100選の一つです。
また長泉町では、静岡県の湧き水100に選定されたところとして、「愛鷹水神社」(元長窪)と「富士湧水池(くぼの清水)」(竹原)の2箇所があります。

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