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教育の変遷

(平成27年4月1日)

1.学校教育

江戸時代から明治にかけて寺子屋が開かれ、近代教育発展の素地となった。下長窪の蓮華寺や原分の旧墓地等には当時の指導者の遺徳を伝える筆子塚が今も残されている。

明治5年学制の施行により学校教育制度が整えられ、明治7年下土狩に「循誘舎」、明治8年納米里に「映雪舎」、明治9年元長窪に「長窪舎」が設立された。明治19年、循誘舎と映雪舎は合併して「芳章学校」と名称も改めて生まれ変わるとともに、現在の長泉小学校の位置に移転し、今日の長泉小学校へと継承された。また、長窪舎は芳章学校の分教場となり、独立統合を繰り返しながら北小学校の開校まで続いた。

昭和22年学制改革により新たに長泉中学校が誕生し、また、昭和20年代以降、大企業の進出による急速な工業化とともに人口も増加の一途をたどる中で、昭和40年に南小学校、昭和47年に北小学校、昭和50年に北中学校が開校し、学校教育が拡充されていった。

昭和30年代、戦後復興から高度経済成長への発展期を迎えたものの、学童の体位は全国平均を下回っていた。このような状況下で、昭和34年学校給食が開始され、体位向上のために学校給食に大きな期待がもたれた。昭和40年には給食室が拡充整備されて学校給食センターが発足し、昭和49年に中土狩に移転新築され業務を開始した。その後幾多の変遷を経て給食センター施設の老朽化も進み、また、平成9年度にはO-157事件などにより新施設への要望が高まり、それにより、平成14年3月に南一色地先にドライシステム方式による新給食センターが完成し、平成14年9月4日から給食を開始した。

昭和28年稲荷神社境内を利用していた青空保育に下土狩区が公会堂を園舎として運営を開始、昭和31年村に移管され、長泉幼稚園が発足した。また、当時竹原区にあった保育園も分園扱いで運営が始められた。この竹原幼稚園(幼稚園分園)も村営に完全移管され、昭和34年に長泉幼稚園南分園として発足し、昭和41年現在地に移転、昭和45年南幼稚園として独立した。

昭和40年代には、幼児教育の必要性が広く認識されるようになり、幼稚園への入園が一般的な社会風潮となり、入園希望者は増加の一途をたどっていった。昭和42年長泉幼稚園北分園が開園、昭和45年南幼稚園東分園が開園、それぞれ北幼稚園、東幼稚園として独立した。また、昭和48年には長泉小学校長窪分校閉校の跡地に桃沢幼稚園が開園し、今日に至った。なお、平成11年には東幼稚園の老朽化、耐震施設に備えて園舎を全面改築し、21世紀を目指した園舎が建設され、平成12年度からは教育委員会に児童福祉事務を移管し、保育園事業の充実強化の推進を図りつつ、子育て支援センター事業、放課後児童会などエンゼルプランの着実な実行を図っている。また、平成10年度に策定された「幼稚園振興計画」に基づき、満3歳児の保育について、平成14年度より試行から完全実施に移行し、各園で保育を行っている。

平成15年度は、小学校低学年学校生活支援補助員を各小学校1・2年生の学級に配置し、基本的な学校生活習慣や学習習慣などの支援の充実を図った。また、各小中学校の図書室には補助司書を配置し、児童生徒の自発的、主体的な学習活動を支援し、読書活動や読書指導、豊かな心を育む読書の場としての環境づくりを推進した。竹原保育園は、園舎の老朽化及び耐震強化の対策、更には保育に対する需要が増す中で園舎の建替えを行い、定員を60名から90名に変更した。また、子育て家庭を支えることを目的とした子育て支援センターを併設した。平成16年度は、「こどもの言葉教室」を開催し言葉の相談を行い、言葉の問題の早期発見と早期教育を図った。また、児童福祉の推進においては、子どもが輝き、子育てが楽しい、心ふれあう町を目指し策定した次世代育成支援地域行動計画に基づき、乳幼児とその親が外出する際の遊び場など、子育て中の親子に情報を提供する子育てバリアフリーマップを作成した。

平成17年度から学校二学期制を検討してきた結果、「ゆとり」の中で「生きる力」を育むことが必要であることから学校二学期制を導入した。平成18年度は、小学校の3・4年生は義務教育時に重要な時期であることから、臨時講師を配置し少人数指導を行うことにより、きめ細かな指導体制を強化するとともに、学級・学校運営の健全化を図った。また、小学校の学校安全ボランティア(スクールガード)による学校敷地内等の巡回を実施し、安全・安心な教育環境づくりを目指すこととした。

平成19年度は、内閣府から構造改革特別区域研究開発学校設置事業の認定を受け、小学校1・2年生の教育課程に「書道科」を新設し、日本古来の伝統文化や美に対する意識を高めるとともに、礼儀や作法について学ぶことにより感性を養い、自制心や集中力の涵養を図るため「長泉町書道教育特区」を導入した。また、特別支援教育の完全実施に伴い、特別支援教育補助員等を各小中学校に配置し、それぞれの支援計画をより充実させるよう努めた。更に、北幼稚園の園舎の老朽化及び耐震化対策として、園舎の移転建替えを行った。また、共働き世帯の増加に伴い、保育園への需要が高まっていることから、竹原保育園の定員を90名から120名に増やした。

平成20年度は、各小学校の特別支援教育補助員の増員と専門的な見地から指導・相談を行う特別支援教育専門員を配置し、特別支援教育の更なる充実を図った。更に、近年、児童の理科離れが進む中、理科教育の活性化と充実を図るため各小学校に理科支援員を配置した。施設面では、安全・安心な教育環境を整備するため、引き続き耐震補強工事を行い、学校施設の耐震化率は100%となった。

また、児童の増加に伴い、学校の教室不足及び放課後児童会のスペース不足が懸念される中、長泉小学校及び南小学校の校舎増築工事の設計並びに各放課後児童会の増築設計及び「やまゆり児童会」「コスモス児童会」の増築工事を行い施設不足に対応した。

平成21年度は、前年度に引き続き、長泉小学校・南小学校の校舎増築工事並びに「たんぽぽ児童会」の増築工事を行い児童生徒の増加による教室不足等の解消を図った。さらに、学校給食センターにおいて食物アレルギー対応食を提供するため、施設の増築工事を行った。

平成22年度は、中学校における特別支援教育の更なる充実を図るため、特別支援教育補助員を増員した。施設面においては児童生徒数の増加により北小学校の校舎増築にかかわる基本設計を行った。また、北中学校において生徒の増加による学級増に対応するためオープンスペースを通常学級に改築と、さらに部室の耐震化を図るため、改築も行なった。

平成23年度は、子育て支援の充実を図るため、未就園児事後教室「すてっぷ」の開設、ファミリー・サポート・センター事業の開始、病児保育利用料助成制度の開始、また、特別支援専門員を1名増員し巡回相談の充実を図り、特別支援教育の拡充を目指した。施設面においては北小学校の校舎増築にかかわる実施設計を行なった。さらに町内小中学校の普通教室すべてに空調機を設置した。

平成24年度は、北小学校の新校舎増築工事を行い、25年4月から新校舎での授業が始まった。また、生徒の増加に伴い新たに北中学校校舎を増築し、平成26年4月から3年生が教育の場として使用している。幼稚園、保育園関係では、きめ細やかな指導を行うために平成25年度から町立幼稚園4・5歳児の学級編制基準を35人から30人に変更し、また、平成25年度には、保育需要の増大に対応するためにこのはな保育園を開園した。

平成26年度には、多子世帯の経済的負担を軽減し、子育てしやすい環境づくりの推進を図るため幼稚園に同時通園する第2子の保育料について町立幼稚園については無償化、私立幼稚園についても町立幼稚園保育料担当を助成することとした。また、すべての町立幼稚園で空調機の設置や、三島市との協同による病児保育事業を実施する等、幼児教育の環境の整備を図った。学校給食センターの調理配送業務の全面民間委託化をした。

平成27年度は、「子ども・子育て支援新制度」の施行に伴い「子ども・子育て支援事業計画」を策定し、質の高い幼児期の提供を図るとともに、スクール・ソーシャル・ワーカーの配置をした。

2.社会教育

近代教育が導入され、小学校教育が拡充されるとともに青年教育の必要性も高まり、青年一致会(長泉村青年団)・処女会(女子青年団)活動が活発に行われるようになるとともに、明治39年長泉農業補習学校、大正15年青年訓練所、公民学校が設置され、昭和10年には青年学校が生まれ、婦人会とともに戦前の社会教育の大きな柱を形成したが、その内容は実業教育中心ともいえるものであった。

昭和24年社会教育法が公布され、はじめて社会教育に関する独立法規が誕生した。実生活を支援する文化的教養を高め得る環境づくりの拠点として、昭和31年長泉町公民館が完成、昭和53年に増築されて町民図書館が併設された。

昭和58年には桃沢少年自然の家がオープンする等、社会教育の充実強化が図られている。 平成元年度に生涯学習推進大綱を策定し、生涯学習推進本部のもとに地域づくり活動を通した生涯学習の町づくりが始まった。平成3年10月にはコミュニティながいずみが完成しコミュニティセンターとともに新図書館がオープンした。

平成6年度には、女性の地位向上、男女参画社会の構築に向けて社会教育課内に女性活動推進係が設置され、平成8年度には長泉町女性行動計画『ぱっとなぁしっぷ』ながいずみぷらんが策定された。しかし、男女共同参画に対する時代背景が大きく変化したため、平成15~16年度にかけて数値目標や課別施策を明確にした。『ぱっとなぁしっぷ2』を国県等の計画を受けて見直し策定した。

平成8年11月公民館跡地に生涯学習の拠点として文化センター(ベルフォーレ)と公民館が建設され、幅広く町民のニーズに対応すべき生涯学習への施設整備が整ったと言える。

平成14年度から生涯学習講座の新たな展開として、「長泉わくわく塾」(初年度18講座)を開講した。

平成15年度には、平成22年度までの具体的な計画「生涯学習推進計画(まなびあいプラン)」を策定した。

平成17年度には、町所有文化財を展示し、町の歴史と文化の理解を深めるとともに文化財保護・保存・活用に対する住民の意識高揚を図るための文化財展示館をオープンした。また、本町の次代を担う子どもたちが自らの読書する力を確かなものとするよう「子ども読書活動推進計画」を策定した。

平成18年度には、県道沼津三島線の建設工事に先立ち移築復元した原分古墳を、一般開示オープンした。県東部最大級の石室構造をわかりやすくするため、天井石などを露出させた復元とし、小中学生の社会科、歴史教育をはじめ、広く町民に文化財展示館とあわせて町の歴史や古墳文化について理解の場となっている。

平成19年度から「長泉町家庭教育の日」を月の第1日曜日に設定し、教育の原点は家庭からと「あいさつ、お手伝い、言葉づかい等」の話し合いを通してコミュニケーションからの一歩を踏み出した。

平成20年度は、子どもたちが自然の中で木工や伝統工芸等を体験する場として、また、彫刻や陶芸等の愛好家の創作活動の場を提供し、創造力を養い豊かな感性や創作意欲の涵養を図ることを目的とした、桃沢工芸村の整備に着手した。また、昭和58年度にオープンした桃沢少年自然の家が、平成21年3月31日付けで清水町と長泉町で構成する一部事務組合の解散に伴い、引き続き長泉町が単独で運営管理を行うこととなった。施設の所管をこれまでの教育委員会部局から町長部局へと移管し、健康増進のための施設と位置づけ、名称を「桃沢野外活動センター」と改称した。さらに施設の管理運営を平成21年度より指定管理者へ委託した。

平成21年度は、7月18日にオープンした桃沢工芸村を利用し、陶芸、彫刻、木工、竹細工等の教室を主催し、新たな文化の発信源として活用を開始した。また、永年社会教育の情報を発信してきた長泉町公民館が平成22年3月31日付けで廃止となり、公民館事業は生涯学習課が、施設管理は文化センターが継承した。

平成22年度は、平成32年度までの町の生涯学習推進の指針となる「第2次生涯学習推進計画(まなびあいプラン)」や「第2次男女共同参画プラン」の策定を行った。また、地域において図書の閲覧、貸出等を実施する地域文庫の活動を支援するため、「地域文庫活動事業補助金交付要綱」を制定した。

平成23年度は「第2次生涯学習推進計画(まなびあいプラン)」や「第2次男女共同参画プラン」に従って事業を推進した。 また、施設面においては、平成24年度に実施するコミュニティながいずみの空調設備の改修にむけ、実施設計を行った。

平成24年度には、コミュニティながいずみの空調設備を全面改修した。また文化センター施設の効率的な運営と利用者のサービスの向上を図るため、指定管理者制度の導入に向けた準備を進め、平成25年度から施設の管理運営を指定管理者に委託した。これに伴い文化振興事業の所管を生涯学習課に移管した。

さらに平成26年度から、町民図書館を生涯学習課内に移管し、町民図書館チームとして、業務を推進するとともに社会教育の一環としてサービスの向上を図っている。

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