議長(土屋 誠)
 溝口伊佐雄議員。
3番(溝口伊佐雄)
 ぜひそういうふうにお願いしたいわけですが、実は10月に政務調査、行政視察を実施いたしました。それで、長野県の大町市に行政施策で行ったんですが、ここで市民参加による協働のまちづくり事業というものを勉強してまいりました。別名というか、敗者復活戦ありの補助金公開審査制度というのをやっていました。
 これは地域の、例えば伝統文化の継承活動をやっている団体、あるいは地域づくりをやっている団体、あるいは花づくりをやっている団体、大きく分けるとこの3つの活動について、補助金を出そうと。年間予算1,500万、大体50団体から60団体、これらについてそこに果たしてふさわしい活動をやっていて、補助金を出していいかどうかと、広い公会堂、公民館みたいな町のコミュニティみたいなところで町民が大勢集まって、もちろん町長以下みんな集まって、そこで公開審査をするということで、それらのふさわしい団体に対して、大体50団体ぐらいが結果的に補助金を出す対象になるようですが、これをやっていると。大変な盛り上がりをするようです。私、広報をこうやってもらってきたんですが、この7月15日号のこの広報紙は、その広報で全部埋まっています。
 市民参加と協働のまちづくり、皆さんのやる気と熱意を支援しますということで、まさに地域活性化対策として、住民によるまちづくりを起こしている、実施している極めていい事例です。年間予算1,500万で50団体がかっかとしてやっているということで、大変活性化に役立っているということが1つの事例としてあるわけですけれども、例えばそういうようなものを新たな財源で使うと。新しい施策を打ち出すというようなことも1つの施策ではないかと思います。ぜひひとつ前向きにいろいろ研究をしてみていただきたいと思います。
 最後のちょっと質問なんですが、4、5番目まとめて質問したいと思います。新財源の新たに入った財源をその新たな財源を確保した部門、その部門の行政施策に優先的に充当するという1つの考え方はどうかなと。職員のこれは職員の目標達成意欲と、達成充実感、やる気、やりがいを側面的に支援する手段として導入したらどうかなと。職場の活性化への昇華作用といいますか、上り詰めていくような、そういう作用があるんじゃないかと。それは努力、実績に報いるという民間的な発想を導入することでもあるわけです。財源を確保した部門に予算で還元する。もちろんすべて稼いだから全部そこへやるぞということではないんですが、本当にふさわしい施策を、もしそのセクションで提案があれば、もちろんこれは最終的には町長の判断に委ねるわけですが、本当にふさわしい財源であれば、多少そういうところは見てあげるということで、やったらそれなりの見返りというか、いいまた仕事ができるよと。こういう発想を導入したらどうかということでございます。
 財源確保の努力とともに、予算を有用に運用するために、より斬新で、よりユニークで、より住民的で、かつ経済的で、そういうような施策を生み出そうとする努力、あるいは知恵、あるいは発想がそういうところに生まれてくるんじゃないかというように思うわけです。それが実現、あるいは実績化すると、このサイクルの循環が職員のやる気、やりがい、こういうものを醸成することになって、結果として職場活性化のサイクルが回り出すんじゃないかというように考えるわけです。この辺についてちょっと伺いたいと思います。
議長(土屋 誠)
 町長。
町長(遠藤日出夫)
 お答えいたします。
 新財源を確保した部門に優先的に財源を充当したらどうかとのことですが、多様化する住民のニーズに的確かつ柔軟に対応していくため、基本的には行政効果、経済効果などを十分に考慮し、優先順位の高い事業から、財源を充当していくべきだと考えております。
 次に、職員の目的達成意欲、達成充実感の側面的支援の手段として、導入したらどうかということにつきましては、町では人事考査制度を導入しておりますので、基本的はその中で対応してまいりたいと考えております。
 ただ、新たに施策を行う上で、その事業に対する財源をどうするのかということを常に考え、こう思ってもらい、コスト意識を促すなど、職員の意識を高める1つの手段として有益であると考えておりますので、議員の意見を参考にしてまいりたいと思っております。
議長(土屋 誠)
 溝口伊佐雄議員。
3番(溝口伊佐雄)
 職員の仕事への取り組みというのはやりがいあるいは生きがいといいますか、こういうものは私も一サラリーマンではかつてあったんですが、必ずしも昇進、昇給、こういうものだけでは人間ないと思います。それはまさに仕事そのものの中にそういうものがあるんではないかというように考えます。
 1つの施策の結果から発生して、また新たな施策が展開されるという、そうした職場風土、これが構築されることを期待いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。

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Last Update 2008. 3. 25