議長(土屋 誠)
質問順位4番。
質問内容1.町を磨く
質問者、四方義男。四方義男議員。
12番(四方義男)
大変長らくお待たせをいたしました。本日質問者のトリを務めさせていただきます。会派白水会の議員が続きますが、たまたまそういうふうな順番になったことであります。
通告に従った形で順次質問をこれからいたしていきます。今回質問事項1で、1つしかございませんが、中身の濃いものを考えてきました。
質問事項1.町を磨くというふうなことで質問をいたしてまいります。本年9月のことでございますが、道州制の勉強会に参加した折でございます。自民党道州制調査会参与の久世先生から、道州制を論ずる前に立派な市・町をつくることが大事だよというようなお話がございました。では、立派な町とはどんな町なのでございましょうか。道州制を目指す、目指さないにはかかわらず、明るく、楽しく、暮らしやすい町にしていくこと、そして、ふだんの努力、改革は、私たちの普遍的な課題であります。
さて、近ごろ『国家の品格』『女性の品格』などという本が評判になったり、売れ行きもよかったなど聞きます。その理由として、もう一度立ちどまってみずからを見直してみよう、あるいはみずからを高めてみたいという心理もあるかもしれません。辞書を調べますと、「品格」とは品位、気品のことで、品位とは人に自然と備わっている心の高さとのことであります。
立派な町を品格という切り口から考えてみましょう。町の品格という言葉、表現は見つかりませんでしたが、都市のイメージブランドづくりとか、村格、都市格研究ということでの考えや動きはあります。品格のある町という考え方も、立派な町への一要素ではないかと思います。
町を磨くということの中で、長泉町のより一層の住民生活満足度向上へ向け、施策を深めていきましょう。もう一度立ちどまってみずからを見直し、みずからを高めていくことを考えてみましょう。人口ではかなわなくても、沼津や三島や裾野なんかに負けない存在感ある町になりましょうということでございます。
ところで、11月初旬ですが、長泉町の海外姉妹都市であるニュージーランドのワンガヌイに行ってまいりました。姉妹都市ですから、まず行ってみて、そしてお互いのことをよく知ること、このことから始まります。
ワンガヌイにおいてだけではございませんが、国内、海外問わず、私は自分の町のことをどう紹介したらいいのか、いつも悩んでおります。説明は地理的なことから始めますが、富士山は有名ですから外国人は大概わかってくれます。でも、三島市、沼津市、富士市、御殿場市、裾野市、清水町の方々も、山梨県の人たちも、海外の姉妹都市などへ行ったら富士山のことを話すことでしょう。ということは、富士山は長泉町を代表する、あるいは町を表現するための固有の存在ではないだろうということです。
要するに、これが長泉だというものを醸成できないものかということであります。焼酎「いもおとこ」があるじゃないかと言われるかもしれませんが、有名になるかどうかまだ未知数であります。がんセンターのある町長泉、市町村駅伝の強豪長泉、子育てするなら長泉、鮎壺の滝がある長泉、四つ溝柿の長泉、などなどございます。これだというものはそんなにあせらなくても自然とできていくものなのでしょうか。町の自治体のイメージブランドというのも、自治体の品格が決まっていく1つの要素であろうと思います。
今回、町の品格、あるいは町の格というものを考える場合、幾つか挙げられる要素のうち、人や住民、生活の環境、リーダーの個性や展望などで1)から4)の質問をしてまいります。
では1)です。町と品格ということで、都市のイメージブランドづくりについての質問であります。品格すなわち優位性であるとは言い切れないかもしれませんが、優位性を持ったイメージが地域のブランドと言えましょう。子育てするなら長泉のフレーズはそれに当たるのでしょう。都市ブランドの構築、充実は、地域への愛着、誇りの醸成や地域以外とのさまざまな交流や観光、商業などのチャンス拡大、やがては地域の名前を冠した産品などの価値向上も期待できましょう。
要するに平成の大合併後の地域像や分権のあり方が問われている中、自治体の行財政力だけに光を当てるのではなく、歴史の重みや自然の豊さ、伝統ある祭り、食等、教育などの特筆すべき内容も重きを置くべきではないかという姿勢についてのことであります。
榛村純一元掛川市長が提唱し、村格、都市格研究所の設立を機に、まちづくりを理念的にサポートすることをねらいとして、国の支援を受けて、岐阜県高山市と新潟市と上越市を調査することが決まったということも、今回参照いたしました。「村格」という言葉は、もともと柳田国男が人に人格があるように、村には「村格」があると述べたことによると言います。
長野県青木村の宮原村長は、11月25日の姉妹都市提携調印式典の際、国宝の三重の塔、義民のこと、村の歴史のこと、村民の気風、気概のことなど、村の特徴や自慢を述べられました。独立独歩の道を歩むことを選択した青木村も、村格を語るには、やはり私は義民になるかなと思いました。イメージブランドは、町並みやたたずまいから発する全体的な雰囲気とか、長い歴史とか、当該地域自治体が先天的に生まれながらにして持っているものもありますが、優れたものを持つ、優れた人材を多く輩出するという後天的な特質は、どこの町でも可能であろうと考えます。
以上述べてまいりましたが、このことにつきまして、また、こういう考え方について、町はどのようにとらえておりますか。そして、既にイメージブランドがあるとするならば、それは何でしょうか。それを今後どのようにまちづくり、都市のイメージブランドづくりに使っていくのか、まずお伺いいたします。
議長(土屋 誠)
総務部長。
総務部長(山口喜一)
お答えします。
1点目の自治体のイメージブランドづくりという考え方について、町はどうとらえているかということについてでございますが、自治体のイメージブランドは、長泉町に住む方が町を誇りに思うことができること、対外的にPRすることができることであると考えております。
そして、これにより地域の連帯感や活力が生まれ、生活のすべてにわたる心の豊さが実感できるいきいき生活を送ることができる象徴、シンボルとなるものであると思っております。そのため、このような自治体のイメージブランドは、個性のある地域づくりを進める上でも必要なものであると認識しております。
次に、2点目の町のイメージブランドがあるとすれば、それは何か。また、それを今後どのようにまちづくりに使っていくかということにつきましては、全国的に少子高齢化が進む中で、人口増加を続ける町として、子育ての町ながいずみ、子育てするなら長泉がまず初めに浮かびますが、ほかにも恵まれた広域交通網から交通利便性が高い町、あるいはがんセンターがある町として、医療機関や医療制度が充実した町、そして、それら総合的な評価から、住みやすい町ながいずみといったようなイメージブランドがあるんではないかと思っております。
今後につきましても、子育ての町として、ニーズの高い子育て支援策を重要施策として位置づけ、また、住みやすい町として医療制度の拡充や都市計画道路等の都市基盤整備を一層促進し、これまで築き上げてきた長泉のイメージブランドをさらに高め、活力あるまちづくりを行っていくことが重要と考えております。
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Last Update 2008. 3. 25