8番(太白浩之)
次に、2つ目の質問でございますけれども、大和芋を利用して町の活性化をということでお伺いをいたします。平成16年11月定例会の一般質問におきまして、地産地消や観光振興を進めるための一環としての土産物の開発という中におきまして、町の特産品である大和芋の焼酎づくりを提案させていただいてから約3年という長い年月を費やしてまいりましたが、試作という形ではありますけれども、長泉町観光交流協会を通してでき上がり、ようやく日の目を見ることになりました。
初めは私自身もそうですが、だれしもが簡単につくれるものだと思いましたけれども、いざ取りかかってみると、いろいろなことがありまして、なかなかスムーズにはいかなかったわけであります。町長や副町長を初めとして、産業環境課や大和芋部会、そして観光交流協会など、この事業に携わってきた多くの方々に、改めて感謝を申し上げる次第でございます。多くの皆さんに試飲をしてもらい評判がよかったならば本格的に製造するようであります。しかしながら、本格的な製造を実現するためには、まだ、クリアしていかなければならない課題があるわけでありまして、そのこととのお願いを含めましてお伺いをいたします。
そこでまず、商品名、ネーミングについてでありますが、本来の形としましては、まず試作品をつくり、多くの人たちに試飲をしてもらい、その結果発売に向けて本格的に製造すると、決定した段階でネーミングやラベルデザイン、またボトルの形状などについて、一般公募などをしてから検討すべきものであると考えますが、もう既に町の広報紙や南駿農協の広報紙「すてきコミュニケーション南駿」、また静岡新聞や日経新聞、そして農業新聞、さらには先日の産業祭のパンフレットにもあるように、たくさん掲載、そして紹介をされております。私も新聞の切り抜きとか、こういうふうに、これは日経ですよ、これが静岡新聞ですね。これは農業新聞なんですけれども、そして、これが広報、それから南駿の広報紙ですね。
それから、この産業祭のパンフレット、これだけの写真やイラスト入りでの掲載、そして紹介や産業祭での実物の披露などをされたならば、本格的に製造する場合には、ネーミングやラベルデザイン、ボトルの形状もこのままでいくしかないのかなと考えてしまうわけですが、いずれにいたしましても、ネーミングを「いもおとこ」にした経緯などについてお伺いをいたします。
議長(土屋 誠)
都市環境部長。
都市環境部長(高橋泰裕)
ネーミングにつきまして、御回答を申し上げます。
まず、本定例会の冒頭で、町長が御報告申し上げましたとおり、観光交流協会が当町の特産品を使った大和芋焼酎の研究開発を進め、試作品が完成いたしました。
名称につきましても、協会で検討されまして、特に大和芋の姿をイメージしていろいろ検討されたようです。そこで、大和芋の粘り強さをイメージし、「いもおとこ」と名前をつけたというふうに聞いております。今回は観光交流協会が試作の中でネーミングまで検討しましたが、最終的には製造販売する事業者が再検討して決定するというふうに考えております。
議長(土屋 誠)
太白浩之議員。
8番(太白浩之)
私も先ほど申し上げましたとおり、これだけ「いもおとこ」というのが世間、長泉じゅうに出回っている以上、個人的にはこの名前でいいのかなというふうに私は思います。ただ、一番残念だったのは、提案者の私にネーミングのときに声がかからなかったのが非常に寂しい思いがしています。
次に、この11月25日の日曜日に開催されました毎年恒例の産業祭におきまして、多くの来場者に試飲をしてもらい、アンケート調査を行っておりました。私もほんの少しではありますが、お酒をたしなむものとして試飲をさせていただきましたが、味はまろやかで飲みやすく、なかなかいい焼酎だな、これは結構いけるなと感じたところであります。
アンケート調査の結果につきましては、まだまとまっていないと思いますが、翌日の静岡新聞には、先ほど見せましたけれども、香りがいいなどと話し、好評であるという記事が載っておりました。アンケート調査の結果がいつごろ出るのか、また、答えられる範囲で結構でありますので、現時点での当局としての評価や感想についてお伺いをいたします。
また、試飲会について、私自身は産業祭だけで十分であるのかなと思いますが、これからも試飲会などを予定されているのか、そして、まだ何本か残っていると思いますけれども、その商品について、今後どのように扱っていかれるのかお伺いをいたします。
議長(土屋 誠)
都市環境部長。
都市環境部長(高橋泰裕)
町民の皆様を対象としました試飲会につきましては、先日開催しました産業祭で実施し、その際には試飲された方々へのアンケート調査を行っております。
内容につきましては、ボトルの形、ラベルのデザイン、ネーミング、味、香り、金額などで、現在集計中と聞いております。産業祭の翌日には、大和芋焼酎の購入について、担当課にも何件か問い合わせがあったというふうにも聞いておるんですが、まだアンケート結果が出ていないということもありまして、感想を述べる時期ではないのかと思っております。
産業祭での試飲会も終了し、今後は製造販売化に向けた関係者に対する試飲会も開くような話も聞いております。アンケートの結果も含めて、今後の販売に活用されるものと考えております。
議長(土屋 誠)
太白浩之議員。
8番(太白浩之)
私自身はアンケート調査の結果、どのような結論が出ようとも十分に尊重しなければならないと思っていますが、先ほども紹介いたしましたが、静岡新聞や日経新聞などを初め、いろいろなところで数多く掲載、紹介をされているわけです。
また、町長は青木村での姉妹都市提携の調印式のときに、村長や議長に、そして技能オリンピックのときには県知事にも紹介をし、手渡したと伺っております。
そして、本定例会初日の議会閉会中の諸般の状況報告の中でも、焼酎の完成について述べられております。
さらに近隣の市や町の状況につきましては、私が調べた範囲でありますけれども、沼津市と清水町では、既に数年前に製造発売しております。また、裾野市では、お茶の焼酎をことし製造発売をいたしました。そして、三島市では来年の5月、そして御殿場市では来年の11月に、こちら双方ともにサツマイモの焼酎を製造発売する予定だそうであります。
このようにいろいろな状況下の中におきまして、もう何としても製造発売しないわけにはいかないと思うわけであります。このように思っている人は私だけではないと思っております。
しかしながら、本格的に製造発売をするには味はこのくらいでいいといたしまして、まだまだ課題は幾つか残されております。まず、その1つとしましては、以前の質問のときにも申し述べましたけれども、大和芋の量の確保でありますが、何といってもまず、大和芋部会との連携、依頼が必要であろうかと思います。また、その中で、2級品ばかりでなく、3級品の使用、それでもだめならまた遊休地に新たにつくっていくというようなやり方もあろうかと思います。
実は、聞くところによりますと、ことしは天候の関係で、味については余り問題はないようなんですが、収穫量が例年に比べて少ないために、焼酎用が確保できるかなかなか難しいという話を伺いまして、多少心配をしております。
次に、2つ目としまして、適正な販売価格の設定でありますが、もし今回の試作品を販売するとしたならば、正確には私はわかりませんけれども、1本3,500円ぐらいになるのではないかとも言われております。普通これでは高すぎて買う人がいないように思います。これについても、先ほど言いましたように、3級品の使用でありますとか、あるいは1,000本以上の大量生産などを考えなければならないわけであります。
そして、3つ目といたしましては、これが一番の難関であります発注、販売ルートの確立であります。わかる方はわかるんですけれども、多分御存じのない方がいらっしゃると思いますので、なぜ難しいのかといいますと、販売を目的にしないのであるならば、条件が合いさえすればだれでもが発注、製造ができるわけですけれども、販売を目的にする場合には、要するに発注者が販売をする権利を持っていかなければならない、こういうことらしいです。
当局も、観光交流協会とともに、この点につきまして、大変御苦労をなさっていると伺っておりますが、諸般の状況報告にもありますように、せっかく苦労してここまで来たのでありますので、製造、発注までもっていけるように、ぜひ頑張っていただきたいとお願いするわけですが、改めて決意のほどをお聞かせ願います。
議長(土屋 誠)
町長。
町長(遠藤日出夫)
お答えさせていただきます。
太白議員さんのおっしゃるとおり、大和芋焼酎の試作が完成したわけでございます。大和芋は長泉町の自慢の特産品ですので、この長泉焼酎である大和芋焼酎は、町の自慢づくりや、町の魅力を高めるなどの地域づくりにも役立つものと考えております。
今後、製造販売につながるには課題もいろいろあるかと思いますが、JA南駿や大和芋部会を初めとする生産者や販売店などの協力が必要不可欠であり、今後の協力を切にお願いしたいと考えておるところでございます。
いずれにいたしましても、もう一歩のところまで来ておりますので、町の土産物品の柱の1つとして、大和芋焼酎が世の中に出るように、私自身も切に願っているところでございますので、今後、議員も御協力をよろしくお願いいたします。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 議会事務局 E-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 2008. 3. 25