議長(土屋 誠)
 勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
 学力の高い国としてフィンランドがあります。フィンランドの教育は、学力テストは以前やっていましたけれども、やめたということです。そういうふうに、世界の優れた教育実践でいけば、学力テストの路線というのは、もう過去のものになっている。だけど、日本だけはなぜか復活させるというところに政治的な意味もあると思います。
 例えばフィンランドでは学力が高い、上がったというのは、やはり教員の大幅な自主性を認めると。今、教育長の答弁の中では、相当国とか県の意向が入っておりますけれども、そうじゃなくて、教員の自主性を尊重するということ、あるいは20人学級、そういう手厚い教育条件、そういうものを整備したということで、日本と違ってフィンランドなんかは学力が上がったということであります。
 やはり子供の成長のためには全国学力テストなんかやめちゃって、中止して、例えば教員をふやすと。国は教員を減らすというようなことをやっていましたよね。ふやしたり、あるいは少人数学級などの条件整備を行うと。そして、教員の自由や自主性を尊重すると、そういう教育を実践していくということが私は重要だと思うんです。ぜひ、もう不参加はしないと言っているわけで、今さら言ってもしようがないというふうには思いますけれども、ぜひ検討していただきたいと。教育委員会でこの問題を検討しているかどうかということをちょっと疑問に思うんですけれども、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。
 最後の5分ですけれども、いじめの問題についてちょっと。5分間でやるのは大変な問題ですけれども、文部省が15日に2006年度の小中高校まで含めたいじめの認知件数や暴力行為の発生件数を発表しました。これまでは暴力を加えたというか、加害者の方側からというか、そういう点で調査してきたのを、被害者というか、いじめられる側から調査したということで、相当の額が、数が、前年度の6倍ですか、ふえたというふうに発表がありました。
 そういう点で、長泉町はどのくらい2006年度にいじめがあったのか。それから、いじめの発生の原因と対策について、教育委員会としてどういうふうに考えているか、その点を手短にお願いします。
議長(土屋 誠)
 教育部長。
教育部長(池田 修)
 お答えいたします。
 初めに、いじめの認知件数でございますけれども、2006年というお話でしたので、そのときの結果、小学校0件、中学校7件でございます。
 また、その発生原因と対策でございますけれども、まず個人のプライバシーにかかわることもあり、すべてを公表できるものでもございませんけれども、最近の傾向といたしましては、友人関係が主となるブログ等のインターネットにかかわるトラブルが多くなっている状況にあります。
 続いて、その対策でございますけれども、1点目は早期に発見することに関することでございます。校内におきましては、教職員が平素から児童・生徒の状況を常に監視し、異変を把握するため、教職員間の情報交換、また、支援員を配置することによりまして、多くの目で、大人の目で児童を観察するようにしております。
 支援員は少人数支援、特別支援教育補助員等、目的は異なるわけでございますけれども、児童・生徒に寄り添う時間が長く、異変に気がつきやすい状況にありますので、担任との情報交換を密にしまして、人間関係トラブルを早期に発見できるよう、学校体制を整えております。
 2点目といたしまして、相談体制の充実に取り組んでおります。いじめを受けた生徒の心のケアについて、心理、臨床業務等に関して豊かな経験知識を有する県費負担のスクールカウンセラーを小学校に2名、中学校に2名派遣されているところでございます。小学校は2校、月に1回、中学校は各校に週1回来校し、相談活動が行われております。
 また、スクールカウンセラーが派遣されていない小学校、これは南小でございますけれども、あるいは派遣されている学校についても、派遣日以外の相談について、小学校は週1回、各学校に生徒指導コーディネーターが訪問し、相談活動の一環を担っています。また中学校には町費負担の心の教室相談員を配置し、スクールカウンセラーの勤務日以外の4日間を相談活動についていただいております。
 3点目といたしまして、いじめの予防やいじめが発生したときの対応でございますが、これらを検討する機関といたしまして、各校にいじめ対策委員会を設置しているところでございます。
 いずれにいたしましても、いじめ対策といたしましては、児童・生徒、教職員、保護者、相談員等関係者が一体となって、いじめ防止と早期発見に取り組むことが大切であるとともに、一方で道徳教育の充実を図り、命の大切さと思いやりの心を育むように努めているところでございます。
議長(土屋 誠)
 勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
 最近の調査で、うつと躁うつの子供が中学1年で10.7%出たというふうな調査もあるということで、先ほど学力テストの問題を議論しましたけれども、やはり日本の教育は、子供にストレスがたまる教育システムが問題になっていると思うんです。
 教師も忙しい忙しいで、本当に子供と向き合う時間的な余裕もないというふうに言われておりますし、教育基本法の改正──私に言わせれば改悪ですけれども、改悪されまして、国の統制が強まってくるということでありますので、ますます子供のストレスがたまってくるということで、ぜひ長泉町の教育は、1人1人丁寧にわかる教育が実現できるように、教育長、奮闘していただくことをお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。
議長(土屋 誠)
 会議中ですが、ここで暫時休憩いたします。休憩中に食事をしてください。なお、再開は午後1時といたします。

午前11時45分 休憩
───────────────
午後 1時00分 再開
議長(土屋 誠)
 休憩を解いて会議を再開します。
 ここで暫時休憩をいたします。

午後 1時01分 休憩
───────────────
午後 1時14分 再開
15番(勝呂正和)
 休憩を解いて会議を再開します。
 教育長から、先ほど勝呂正和議員の質問に対しての答弁の中で、一部訂正の申し出がありましたので、これを許可することといたします。
 教育長。
議長(土屋 誠)
 教育長。
教育長(今福祝子)
 大変貴重な時間を費やしまして、まことに申しわけございません。
 先ほどの私の答弁の中で、一部訂正をお願いしたいところがございます。
 勝呂議員の御質問で、特別支援教育の体制についての回答において、「普通の義務教育の学校は、はっきり申し上げて、施設設備も健常児向けにできている学校でございます。バリアフリーもできていません。そういう中で」という部分を、「現状、身体の障害を理由に特別支援学校に通学となっている、重い障害のある子につきましては」というふうに訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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Last Update 2008. 3. 25