12番(四方義男)
質問事項2は、安心・安全を深めるというテーマで、そちらの方に移ります。安心・安全を深めるという大きなテーマのもと、ここも1)から3)の事項につき、質問をしてまいります。まず1)は、避難勧告事例から学ぶ改善策はいうことで質問いたします。
7月14日から15日にかけ、台風4号による黄瀬川増水で、本宿区の一部に避難勧告が出されました。その実際例をもとに、主に避難場所での反省やその他改善策等につき、伺うことにいたします。町長より議会閉会中の諸般の状況報告にも概略的に説明がありましたが、ここでは避難勧告が発せられた7月15日午前0時前後ころから、それ以降にかけて町の職員はどう対応されたのでしょうか。地震を主体とする防災対応とは相違点もあったはずでしょうが、防災組織的な面について、改善改革すべきところはなかったかどうか、このことについて、まずお伺いいたします。
議長(土屋 誠)
総務部長。
総務部長(山口喜一)
お答えします。
台風4号に対します職員の対応につきましては、14日の夜半までに第2次配備を完備し、黄瀬川の水位警戒を中心に、町内各所において河川の状況を確認するための河川巡視等を行っており、間もなく黄瀬川の水位が上昇し、避難判断水位の4.2メートルを超え、さらに黄瀬川上流域での降雨状況、上流部の水位状況や台風本体の接近が見込まれるため、15日午前0時47分に避難勧告を発し、本宿区公会堂から南側の地区の方々79名が南部地区センターに避難して来られました。
今回は局地的な避難であり、町も集中して対応することができましたので、特に大きな問題はありませんでしたが、南部地区センター施設長の位置づけ、消防と水防警戒本部の連携など、幾つか今後に向けて改善すべき点もございました。
議長(土屋 誠)
四方義男議員。
12番(四方義男)
その改善すべき点、どんどんきょうやってくれないと困りますね。台風が近づいていますので、また、お願いしたいと思います。
避難勧告というのは、町としては初めてのこととお伺いしております。私も南部地区センターに勧告解除まで御一緒させていただきまして、個人的に感ずる反省点などがあります。地域の関係者にもそれはお伝えしております。避難された方々や地域の役員、役場の職員からも反省点は多くあると思います。それらは貴重な資料となりましょう。
こういう意見や要望、提案、アイデアなどは、今後の防災や水防にどう反映させていこうと考えているのでしょうか。水位の情報や避難勧告がいつごろ解除されるかなど、避難所における情報リリースの面と避難所をまとめるリーダーや補助者、リーダーがいなくなるとだれに相談していいかわからなくなりますので、その補助者、行政の窓口的担当責任者など、役割関連についてどう考えておられるのか、これらについていかがでしょうか。
議長(土屋 誠)
総務部長。
総務部長(山口喜一)
お答えします。
今回の避難勧告は、町としても初めての経験であり、避難をされた住民の方々、その支援をしていただいた本宿区長さんを初め、関係する区、役員の方々、消防団、職員等、多くの方々の迅速、的確な行動により、大過なく終息することができたと思っております。その過程において経験した多くの事柄や反省すべき対応について、とりまとめたところでございます。
その主なものを申し上げますと、1点目は、避難対象地区をあらかじめ特定し、明確にして、地域住民の皆様に周知しておく必要があること、2点目は、避難者の把握や安否確認を容易にするため、あらかじめ世帯台帳を作成する必要があること、3点目は、区の活動や避難者向けのマニュアルを作成する必要があることなど、幾つかの課題が見つかりました。こういうことにつきましては、今後方策を検討してまいりたいというふうに考えております。
また、避難者の方々は、絶えず台風状況等の情報を求めているところでございますが、当日はテレビの情報を見て確認した程度であって、なかなか情報が入らないということがございました。地元の方がインターネットで得た情報を流していただいたこともあり、パソコン等につきましては、直ちに設置したところでございます。
また、避難所の運営では、日常的に当該施設を管理している責任者のもと、情報の一元化や安否確認、避難者の意向把握など、多岐にわたる事柄を短時間に処理することから、責任者を中心に当該区の役員の方々や職員が連携協議して、相互に情報を共有し合うほか、避難された住民の皆さんも、みずからができることはみずからが行うという考え方で、三者一体となって避難所の運営に当たっていきたいと考えているところでございます。
いずれにいたしましても、町ができることにはおのずと限界があります。避難者1人1人が自分のこととして、また、区長さんを中心に地域の課題としていただき、協働連携の話し合いと解決策を早期に確立することが減災への足がかりと考えておりますので、そのための方策に今後も継続して努めてまいりたいというふうに考えております。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 議会事務局 E-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 2008. 1. 7