議長(上杉成司)
 日程第3.議会活動活性化調査特別委員会報告を議題といたします。
 委員長から審査結果の報告を求めます。溝口特別委員長。
3番(溝口伊佐雄)
 ただいま議題となりました議会活動活性化調査特別委員会における調査・提言について、御報告申し上げます。
 調査目的は、平成17年の大幅な議員定数削減という議会を取り巻く著しい環境変化に対応した議会運営等の適正化を図ること、並びに議会の活性化を推進するための方策を調査・提言するものであります。
 調査に当たっては、次の3点に留意し、取り組んでまいりました。
 まず、現状分析、改正地方自治法、条例研究など、全委員が同一認識のもとに参画する土壌づくり、2つ目に、調査検討すべき個別具体的な項目の抽出、3つ目に近隣市町、類似規模市町の事例研究調査などに留意した委員会運営等々に努めてまいりました。
 調査研究項目として、議会運営委員会へ検討付託したものを除く10項目について調査してまいりました。
 最初に、議会運営等の適正化を図るものとして、各種委員会についてであります。
 とりわけ、常任委員会については、大幅な議員定数削減の結果、議会の中枢的存在である常任委員会の運営は今後どうあるべきか、今回最も議論されたところであり、周辺市町並びに類似規模自治体の視察研修を実施するなど、慎重に検討を重ねてまいりました。
 特に、現行3常任委員会は、5ないしは6人の委員構成であるが、委員の欠員発生時の対応をどうするかという問題提起について、今回の地方自治法改正で、常任委員会への複数所属禁止条項がなくなり、さらに委員会の委員につき、閉会中でも議長が指名することで委員を選任できることとなったため、欠員時の委員補充の弾力的運用により、この問題解決のめどはたちました。
 この結果、現行の3常任委員会制度は、審議深度、効率性、日程運営などの諸条件を見るに、きわめて円滑に運営されているので、これを踏襲すべきと提言いたします。
 次に、予算、決算の審議方法でありますが、結論として予算、決算とも、3常任委員会審議が望ましいとの意見が多数であります。
 現行は、決算は特別委員会審議であるため、全議員が審議にかかわる機会が希薄であります。
 予算、決算は表裏の関係にあり、すべての議員が審議にかかわることが望ましく、また、審議深度が増幅されるものと期待されるので、予算、決算とも3常任委員会で審議することを提言いたします。
 次に、議会の活性化を推進するものとして、政務調査費についてであります。
 政務調査費の金額は、現行でよいと考えます。交付対象を一部の金額に限り、議員個人へ交付したらどうかとの意見もあったが、資金使途の明確化などの観点から、現行どおり会派交付とすべきであります。
 政務調査費の使途については、「長泉町職員の旅費に関する条例」を一定の目安として運用していますが、通常料金による宿泊、一般的な交通機関の使用は実費支出で処理すべきであります。
 また、収支報告書には収支に係る証拠書類の添付を規定すべきであります。
 次に、情報公開についてであります。
 議会活性化には、町民に開かれた議会、協働によるまちづくりなど、町民の議会参加が不可欠であります。そのためには、今議会で何が審議されているか、理解しやすい表現で、正確、迅速に議会に係る情報開示をすることが重要であり、最新のメディアの活用を早期に実施すべきであります。
 続いて、一般質問について申し上げます。
 議会活性化の重要な用件である一般質問は、議員自身が直接当局をただす絶好の機会であると同時に、町民、傍聴者の最も関心が高いところであります。
 当町の一般質問の形態は、1問1答式、対面式、質問者持ち時間1時間など、時代を先取りする形で早い時期から先進的システムを導入、既に定着し、その結果は大いに評価されるところであります。
 しかし、傍聴者への配慮として、議会の事前情報を早い時期に住民に伝えることについては、今後検討の必要があります。
 そのためには、通告日数の見直し、本会議日程等の事前広報の徹底等々について見直し、迅速な情報伝達を実施すべきであります。その結果は議会活性化の一因になると考えます。
 その他といたしまして、議員互助会についてであります。
 歳費削減の一環としても、議員互助会への公費補助は今後廃止することを提言いたします。ただし、議員互助会は議員相互の親睦融和や議員資質向上に資する有用な組織であり、活動実態に即した会則の見直しなど、検討が必要であります。
 次に、補助金団体への現職議員のかかわりについてであります。
 町から補助金を受けている団体に現職議員が役員として就任することは、利害関係者として明瞭性を欠くこととなり好ましくないので、それら団体の役職に就任することは厳に自粛すべきであります。
 以上が調査結果の概要であります。限られた期間と調査研究の中で、委員各位の熱心な御努力により、報告書としてまとめさせていただきました。
 本調査に当たり、御協力賜りました関係各位には、心から感謝申し上げます。詳細につきましては、お手元の報告書を御覧いただきたいと思います。
 これをもちまして、議会活動活性化調査特別委員会を終了いたします。
 議会活動活性化調査特別委員会委員長溝口伊佐雄、以下敬称を省略させていただきます。副委員長植松英樹、委員二村守、同じく青島康夫、同じく勝呂正和、同じく関知典、同じく土屋誠、同じく上杉成司、同じく室伏進一、同じく四方義男、同じく太白浩之、同じく木下章夫、同じく柏木豊、同じく山田勝、同じく宮口嘉隆、同じく井出春彦、以上で報告を終わります。
議長(上杉成司)
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」の声あり)
議長(上杉成司)
 質疑がなければ質疑を終結します。
 お諮りいたします。本件は、委員長の報告のとおり、議会活動活性化調査特別委員会を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
議長(上杉成司)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件は、委員長の報告のとおり、議会活動活性化調査特別委員会を終了することに決しました。

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Last Update 2008. 1. 7