議長(上杉成司)
質問順位3番。
質問内容1.廃油回収の決断時期では
2.下長窪駿河平線へのスムーズな乗り入れは
3.町長の住み続けたい町とは
4.総合相談センター(仮称)建設に関する住民への説明開示を
5.町が求める技能オリンピックの成果は何か
質問者、宮口嘉隆議員。宮口嘉隆議員。
4番(宮口嘉隆)
通告に従いまして質問をさせていただきます。
1番目、廃油回収の実施時期はということで、当局が消極的な回収ですが、これに期待する住民の声も高いわけで、地球環境と、すぐに始めなければならない地球温暖化防止という観点から考えていただきたいということで、質問をさせていただきます。
地球温暖化による異常気象や地球崩壊がテレビや市場で伝えられており、二酸化炭素削減に向けた省エネルギー、脱化石燃料が世界中のテーマになっております。
脱化石燃料においては、原油の高騰により、石油にかわるトウモロコシ、サトウキビ、小麦、ヒマワリなどを減量とするバイオエタノールが登場してきました。
しかし、世界中でこの原料となる農作物への転作が進み、大豆、菜種、オレンジなどの品薄により、農作物の価格が高騰し、それはオレンジジュース、マヨネーズなど、食料品の価格高騰にも連鎖してきております。このような流れが加速し、食糧資源である農作物のエタノールへの転用が世界中で拡大したときの食糧危機が心配されております。食糧自給率40%の日本にとっても、大変重要な課題であると言えます。食をつぶして動力にしていく傾向は、地球、世界の大きなテーマでもあり、地球環境においても、その一部を支えている長泉町としても、地球温暖化にできることから協力していく課題であろうと考えます。
食用油を再生するバイオディーゼルは、畑でトウモロコシ、サトウキビなどをつくる必要はありません。日常生活において捨てられている油を再生して、燃料にしていくものであります。今となっては、廃油は地球の宝であります。捨てることなく活用していくべきだと考えます。
先般の質問では、有価物として売却、清掃事業所に試験的に取り組んでいるとの回答をいただいているわけですが、当町で収集された食用油をリサイクルして、それらを活用するしないにかかわらず、バイオディーゼルを提供していき、さらに地球環境に貢献していくときであり、各家庭からも収集に取り組んでいくときではないかと考えます。
また、収集については、個々の家庭からは大量に出るものでもなく、回数も少ないと思われます。月2回の回収で間に合う状況であり、現在の埋立ごみ、ペットボトル回収の状況から見ても、これらの日に合わせた収集が可能であると考えます。バイオディーゼルについても、県が積極的に支援している事業であり、当町でも廃食油の収集については、実施時期を早期に決断するときであると考えますが、当局の見解はいかがでしょうか。
議長(上杉成司)
都市環境部長。
都市環境部長(高橋泰裕)
それでは、廃油の回収につきまして、御回答を申し上げます。
前回の3月の定例会でも御回答申し上げましたが、基本的な考え方は変わっておりません。廃油といいましても、実際ごみで収集しますと、何が入っているかわからないという点があります。消防法の定める危険物に該当する可能性もございます。通常のごみのように外で無人で放置するようなことはできません。
また、一般的に危険物を置いたり、詰め替え作業を行う場合、油が流出しないように消防法等の基準に合うよう施設の整備や運搬車両を設けたり、取り扱い資格者を配置するなどの問題もございます。ということで、通常のごみの集積場所での拠点とした回収方式は考えておりません。
ただ、牛乳パックと同様に、少しでもリサイクルすることはよいことでございますので、清掃事業所に、個人が直接持ち込んでいただいた廃油につきましては清掃事業所で保管して、リサイクルに回していきたいというふうに考えております。
なお、平成17年度の長泉町のリサイクル率は26%です。全国平均値が18%、県平均が21.7%、これらの数字を大きく上回る結果となっております。
廃油につきましては、申し上げましたとおりなんですが、循環型社会をつくることは重要なことでございますので、リサイクルを進めて可能なことから進めていきたいというふうに考えております。以上です。
議長(上杉成司)
宮口嘉隆議員。
4番(宮口嘉隆)
可能なことから始めていくと今おっしゃってくださったんですけれども、今ある廃油は集めていくということは、全然簡単なことではないかなと思うんですが、いろいろな問題があるという、積極的に収集しない理由というのをおっしゃいましたけれども、広報の6月1日号で、地球温暖化防止事業で、家庭でできる温暖化対策として10項目、町民に呼びかけていますね。この廃油回収は、簡単で、見える対策だと思うのでありますが、そうは思いませんか。
議長(上杉成司)
都市環境部長。
都市環境部長(高橋泰裕)
議員のおっしゃること、よくわかります。ただ、先ほども申し上げましたとおり、回収する部分のところの安全性だとか、また、ペットボトルのようなもので廃油を出されても、またそれをどういうふうに処理するのかという、そういう経費の問題もありますし、現在県下の中で回収をしているというのは、ほとんどBDFの製造会社が回収に回っているのというのが実際です。行政側が回っているというのは、やはり先ほど私が申し上げましたとおり、いろいろな問題があるからです。
そういうことで、地球環境というのは大事な問題だというふうに十分認識しておりますので、先ほど申し上げましたとおり、可能なことから取り組むということで、リサイクルの方も進めていきたいというふうに考えております。以上です。
議長(上杉成司)
宮口嘉隆議員。
4番(宮口嘉隆)
危険物や爆発物を考えていったら、一般のごみだって、可能性がないとも言えないという話だと思います。何でも怖がっていたら前に進まない話ですから、どんどん研究して、実現させていただきたいと思います。
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Last Update 2008. 1. 7