12番(四方義男)
 それでは、質問事項2に入ります。質問事項2は、長泉町方式という施策展開で、3点について質問をいたします。
 まず、子育てと教育長の施策、施政方針であります。11月定例会の私の一般質問における答弁の中で、教育長は7つの施策方針を掲げました。その中の家庭教育学級の充実と、家庭教育の日に関連しての質問をしてまいります。
 私は、「子育てするなら長泉」を、もっと根源的かつ全国の手本となるような長泉町ならではというような施策展開をしたらどうかと考えております。まず、2点をまとめて質問をいたします。家庭教育ということを具体的にどんな施策として事業展開していくのか伺います。それは町内のどのような現状や実態をとらえ、かつかんがみてのことなんでしょうか。
 もう一つ、家庭教育の日とは、家庭教育力の向上を目指すものと思いますが、では、そのあるべき家庭像をどのようにとらえているのでしょうか、お伺いいたします。
議長(上杉成司)
 教育長。
教育長(今福祝子)
 それでは、お答えいたします。
 家庭教育は、すべて教育の原点、出発点と言われ、優しさ、受容、保護などの働きを持つ母性と、厳しさ、規律、鍛練などを教える父性の2つの機能が家庭の中にバランスよく備わっていることが必要と言われています。
 しかし、今日の家庭教育をめぐって、いろいろな面で不足や欠如が問題として取り上げられ、歪められた子供は、学校でいじめる子、いじめられる子などなどの問題を出し、より大きくしていると言われています。
 そこで、私は家庭を教育の基礎、基本の場としてとらえ、家庭教育、学校教育、生涯教育の場づくりに組み立て、人格形成の位置づけとしたいと考えております。
 そのために、長泉町家庭教育の日として、月の第1日曜日を設定し、各家庭にあったあいさつ、お手伝い、しつけなどを子供と一緒に話し合って決め、1つずつでも守れるように実践していってほしいと願うわけです。
 比較的に少子化の家庭が多く、1人から2人の子供のいる家庭では大切にされ、自分のことも、お手伝いなどもやらず、過保護の現状であり、それでは自立心は育たず、いろいろと問題が起きてきていますので、長泉町教育方式の1つとして、家庭教育の日の位置づけをし、効果を期待するところであります。まだ、どこの近隣市町村でも家庭教育の日という位置づけはされていません。
 さらに、あるべき家庭像についてもお答えいたします。最近小学校4年から中学3年までの保護者を対象の内閣府の調査がございました。その結果でも、子供の悩みや相談を知らない父親、93.何%です。それから、会話もできないという時間も本当に多く出され、マスコミでも驚いているという記事を読みました。
 各家庭で、子供と今以上に長泉の家庭の皆さんがコミュニケーションをとり、子供を大切な家族の一員として人格を認め、家族のために役立つお手伝いや、自分のことは自分できちんとやる自立した子、さらに父母、祖父母を思いやり、兄弟、姉妹仲よく助け合う子、そして忙しさの中でも親子で友達のこと、仲間、勉強のこと、進学など、悩みを聞いてあげたり、一緒に遊んだり、楽しむ場がふえ、近隣の方々とのあいさつや交流ができる姿を、私はあるべき家庭像と押さえていきたいと思っております。
議長(上杉成司)
 四方義男議員。
12番(四方義男)
 質問が町内のどのような現状、実態、ある程度調べていらっしゃる、調査していらっしゃると思うんですけれども、もうちょっと突っ込んだ方がよかったかなと、一般論的なことに終始したような感じがします。
 あるべき家庭像、確かに理想なんですよね。私は、祖父母がいました。いない人が、やっぱりほとんどじゃないかなと思ったりはするんですが、そのあたりも、もうちょっと検証されていただきたい。確かにそうです。じゃ、祖父母がいなければどういう風にしてその祖父母のかわりになるものかとか、そのあたりもちょっとフォローしていただければなと思います。いずれにしても、努力される姿勢というものがよくわかりました。
 次に、長泉の教育方針、これが長泉だというふうなものを保護者に徹底化させることについてはどうかということについての質問であります。主にこれは幼稚園、保育園に関してのことでありますが、町立や公立にそれがないとは言いませんけれども、私立の幼稚園・保育園には、より鮮明に、しかも強く打ち出されたそれぞれが特色を持った経営方針、教育指導方針を持っているわけです。それが嫌ならそこをやめてもらって、ほかに行ってもらってもいいでしょうということになると思うんですけれども、もちろん町立の幼稚園・保育園にも指導計画があるでしょうし、確固とした教育方針もあるはずです。保護者はそれを承知して子供を預け、方針に従ってもらうことになります。
 しかし、こういうこともあるようですね。園の方針が気に食わないと、保護者は園長や園に言わないで、直接町長とか、役場へメールを送ってしまうこともあると聞き及んでおります。前に住んでいた町はこうだったよとか、やることもあるそうです。でも、もう住んだら長泉の方針に従ってもらいたいと思うわけですが、私は子育てするなら長泉が揺らいでしまうことをおそれているんですよ。長泉の教育方針はこうですと。幼稚園、保育園に預けている保護者の皆様の徹底につきまして、教育長の考えをお伺いいたします。
議長(上杉成司)
 教育長。
教育長(今福祝子)
 それでは、お答えいたします。
 5日に教育方針を申し上げましたが、その重点施策の一番最初に挙げたのが、基礎を培う幼稚園、保育園でございます。1人1人のよさが生きる教育の中で保育を推進します。幼稚園、保育園の保育を推進しますということを第一に挙げました。
 その中で、5つの柱としまして、読書活動、体験活動、障害のある子の支援、安全、防災教育の充実、幼稚園、保育園の一元化の環境整備、そしてさらに研修交流を通して、幼保の特性を踏まえた指導をやるということを申し上げました。
 幼稚園、保育園の基本方針をどうそれぞれの保護者に徹底するかというような御質問ですが、各幼稚園、保育園には、年間に幼稚園経営書、保育園経営書というものをつくります。小中学校までも同じですが、それに1年間の教育すべきスケジュールがきちんと網羅され、どういう目当てでどういう子供を育てるかということが含まれております。
 私は、この申し上げた基礎を培う幼稚園、保育園という大きな施策の柱を幼稚園長、保育園長の交流の場でしっかり話をし、位置づけて、各園、それぞれ地域に合った園の経営書が作成されます。地元の長泉幼稚園、南幼稚園、東幼稚園、桃沢、竹原、それぞれ北幼稚園と、要するに5つの幼稚園の、同じ長泉町でも住む場所によってちょっと生活が違います。そこで育つ子供たちが、この目当てに合った経営書を作成していくわけです。
 そうして、子供たちの健やかな教育を願い、いろいろな指導をしていくわけでございますので、そういう中で、保護者に御理解をいただかないと、ちょっと自分の考えと違っているからといって、即行政の方へ苦情を申されても、園長としても困るでしょうし、年間の経営方針にのっとって指導している園も、保育園も、戸惑うではないかと思います。
 1年間という幼児、園児を預けて、任せた以上は、やはり温かく見守っていただき、その方針に沿っているかどうかをまた厳しく園へ申し出ていただいて、そして理解を深め、話し合っていただければ、一番そのことがいいと思います。話し合いをしないことには、やはり誤解が生じて、いろいろなトラブルが起きますので、大きな目当てに沿った園、それぞれの園の方針に沿っての指導内容をよく園と話し合い、いろいろな懇談会でやっていただくと。私、教育長としては、園長、保育園長を中心に、町の教育方針の一貫した話をしっかり定着できるようにして、それが生かされる経営書の作成、指導をやっていただくようにしていきたいと思っております。
 なお、職員採用時にもしっかり面接をし、本人の職務に対する姿勢、思想、判断力、教育に対するビジョンをしっかり聞いて採用しております。現職員には役職別、あるいは指導内容に応じた研修をいたし、研修会を通して指導を徹底しておりますので、今後もさらに内容の充実に努め、保護者の皆さんの満足のいける教育ができるように努力したいと思っております。
 なお、四方議員の質問にありました、次の長泉の教育思想を保護者に徹底させるにはどうするかという御質問の徹底の1つが、先ほども申し上げましたように、前議会でも申し上げましたが、長泉町家庭教育の日の位置づけでございます。第1日曜日と設定し、この日に食事を囲んで、それぞれの家庭に合ったあいさつ、お手伝い、マナーなど、1つずつでも話し合って決め、1カ月守り、次の月の家庭教育の日に反省して、守れれば次の目当てを増していく。そして、人間として身につけたいしつけを各家庭で定着していくことを望むわけでございます。
 「言うは易く行いは難し」でございますが、そのために、家庭教育の日の必要性をいろいろ実施する内容等の資料を年間に幼稚園、保育園、また小中学校を通して配付したり、長泉広報に載せさせていただいたり、あるいは学校の懇談会等で話題にしていただいたりして、教育長としても関係団体と会う機会には、意図的にその趣旨を申し上げ、お願いしたいと思っている次第でございます。以上です。

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Last Update 2007.6.25