3番(溝口伊佐雄)
 次に、2つ目の質問なんですが、将来を見据えた財政運営はということで、正確には行財政運営ということになろうかと思いますが、その点について質問をさせていただきます。
 長泉町の行政施策というのは、第3次の長期総合計画、あるいは実施計画などで示されているところでございますが、行政に対する町民のニーズというのは物質的なもの、あるいは物理的なもの、こういう面から質的なもの、あるいは精神的なもの、加えて安全性とか快適性等々、こういうものに移ってきているという時代だと思います。
 当町の行政施策に取り組む姿勢として、非常に緊急性を要するもの、あるいはちょっと遅延しているんじゃないかというもの、他市町に比べまして劣後しているもの、あるいは住民ニーズが非常に高いもの、あるいは時代を先取りしていく先進的なもの、等々、非常に課題というのは山積しているわけですが、今後そういう中でどのような方向感、あるいはスタンスで取り組んでいくのか、ちょっとこの辺を伺いたいと思います。
議長(上杉成司)
 総務部長。
総務部長(山口喜一)
 お答えします。  行政を取り巻く環境は大きな変革期を迎え、厳しい財政状況はなお継続する見込みであり、限られた財源の中で、これまでにも増して自立した自治体としての経営感覚が問われております。
 しかしながら、これまでにも申し上げておりますとおり、行政に課せられた使命は、すべての住民の皆様が、健やかで安心して日々の暮らしを送り、幸せと生きがいを感じることができる社会をつくり上げることと認識しており、行政活動は住民の皆様との信頼関係に尽きると考えております。
 行政施策の優先度は当然ながら、緊急性、安全性を優先しつつ、住民ニーズとしまして、議員の皆様の提言や町政懇談会でいただいた意見など、または住民意識調査の結果等を踏まえ、時代の要請をしっかりと見きわめた上で、生活環境の整備、快適な環境づくり、福祉、健康、子育て等、すべての施策において、必要なところには積極的に投資し、経常的なものは極力押さえるといった姿勢で行政運営を進めていきたいというふうに考えております。
議長(上杉成司)
 溝口伊佐雄議員。
3番(溝口伊佐雄)
 大変結構なすばらしい答弁だと思うんですが、方向感としてはまさにそういうことだというように当然思うわけですが、そういう中で、今、可及的に速やかに取り組む優先度の高い施策、今やっている中で、もっと思い切り掘り下げてやっていくような重要度の高い施策、こういうような重点的に取り組んでいく、極めて具体的な施策について示すことができれば、ちょっとお示しいただきたいと。
議長(上杉成司)
 総務部長。
総務部長(山口喜一)
 お答えします。
 行政が目指すまちづくりの方向を取りまとめたものが総合の計画でございます。行政は非常に幅広い分野にわたって課題を抱えており、さらに時代の流れで住民のニーズはますます多様化、高度化、個別化してきております。
 このような状況の変化に対応しつつ、総合計画に示したまちづくりをより具体的に推進するために、向こう3カ年の主要な事業内容を実施計画として、毎年ローリングする手法で作成しておりますが、これがまさに議員が御指摘の今後の重点施策そのものであると考えております。
 平成19年度から21年度までの計画につきましては、予算編成を前に各課に概算経費とともに内示をし、これをもとに各課では予算要求することになっております。
 今後、次年度の予算編成作業の中で、事業間の調整を再度行い、来年2月には議員の皆様にも計画内容を御報告させていただくことになりますが、これまで継続的に進めてきました事業を含め、費用対効果や政策的事業の優先度等を考慮し、事業を調整しているところでございます。
議長(上杉成司)
 溝口伊佐雄議員。
3番(溝口伊佐雄)
 具体的な施策というのは確かにおっしゃるとおり、3カ年単位で出されている実施計画に載っているわけなんで、そのとおりだと思いますが、先ほど柏木議員の質問にも出ましたような主幹道路、こういうものはまさに当町の当面の最重点課題だと思いますし、現在進んでいるわけですが、ぜひこういう重要な課題を引き続き強力に進めていただくことが必要ではないかと思います。
 9月議会におきまして、17年度決算の認定について御提案をいただきましたが、現在審議中といいますか、今回の議会で最終日に御審議いただくわけですが、おおむねこの決算内容を見ますと、予算当初からわかっていることではあるんですが、健全財政を貫いているという好決算だと思うわけです。現在示されております18年度の当初予算も大変堅実な予算編成を踏襲しているということではないかと思います。ただいま伺ったような重点施策などを組み込むことで、今後19年度以降どの程度それらが予算に反映されるのかは、まだ19年度予算が示されておりませんからわかりませんけれど、19年度以降もこうした堅実予算を組む、編成するスタンスでいくのか、その辺のスタンスは変わらないのかどうかを伺います。
議長(上杉成司)
 総務部長。
総務部長(山口喜一)
 お答えします。
 平成19年度予算編成につきましては、国の動向や経済状況をもとに予算のフレームを作成し、一般財源枠を試算した上で、先ほど申し上げました実施計画を作成してまいります。その中で、まず重点施策等の骨格を定め、また継続事業、新規事業の緊急性、必要性を勘案した上で予算編成作業に入ります。
 平成19年度の歳入の見込みにつきましては、三位一体の改革に伴う本格的な税源委譲がいよいよ始まり、定率減税の廃止など、町税の増収が見込まれる一方、交付金などの削減や減税補てん債の廃止など、相変わらず財政的に厳しい状況が継続するものと思われます。
 また、歳出につきましては、町道下長窪駿河平線や竹原グラウンド用地取得費の償還など、大きな事業費が終了する予定でございますが、都市計画道路池田柊線、高田上土狩線整備事業、町道城山尾尻線改良事業などの大きな事業が継続することや、北幼稚園の新園舎建設、新老人医療制度の創設などの新たな事業を計画することから、決して余裕があるとは言えず、結果的には昨年とほぼ同様な大枠の中での予算編成とならざるを得ないという状況でございます。
 いずれにいたしましても、限られた財源の中で、「町民の皆様の目線に立った行政運営」を念頭に「選択と集中」で予算編成をする考えでございます。

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Last Update 2007.3.20