議長(上杉成司)
日程第16.議第84号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置を議題といたします。
町長から提案理由の説明を求めます。町長。
町長(遠藤日出夫)
議第84号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置について、提案理由を御説明申し上げます。
本案は、健康保険法の一部を改正する法律の施行に伴い、平成20年4月1日から現行の老人医療制度に代わり、後期高齢者医療制度が実施されることを受け、同制度の事務を処理するため、この制度の運営主体として地方自治法第284条第3項の規定に基づく県下全市町で組織する広域連合を新たに設置することについて、同法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであります。
なお、広域連合規約にて、区域、処理する事務、組織等を定め、平成19年2月1日の施行を予定しております。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
議長(上杉成司)
これより議第84号に対する質疑に入ります。勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
広域連合の規約について、ちょっと中身について質疑させていただきたいと思います。
この広域連合は、75歳以上の高齢者の医療保険が今後どうなるのかという大変重要な広域連合だと私は考えますが、果たして住民の声が届く組織になるのか、住民が運営に参加できるのか、大変疑問に思っております。
そこで、幾つか質問しますけれども、要するに1つは、議員定数が公平に配分されるかという問題であります。第7条で議員定数20人のことが出ておりますけれども、この20人にする根拠は何なのか、それから第8条の規定で、長泉町議会から候補者は出せるのどうか、それが第1点です。
それからもう1点は、市町議会への報告義務の規定がないというわけですが、そういうことは必要ないのかということ、それから3点目は、後期高齢者の声、意思、それが反映される仕組みがこの中にあるのかどうか、それから情報公開は徹底されるのかどうか、その点について伺います。
議長(上杉成司)
住民福祉部長。
住民福祉部長(渡辺秀春)
お答えします。
議員定数の公平配分の関係の20名の根拠について、まずお答えしますけれども、議員定数そのものにつきましては、広域連合を構成します場合につきましては、各市町の議員を各1名ずつ選出することが基本的な考え方ではありますけれども、議員数が多くなりますと、会議の開催のための市町の長及び議員の日程調整等が非常に難しいことや、報酬とか費用弁償などの経費負担も大きくなることが想定されます。
さらに、議会におきます審議事項は、広域連合予算や事業運営についての件でありますが、法令などでその大枠が決まっていることについて、全市町の代表に集まっていただくという必要性も少ないということが考えられます。
そのようなことから、効率な運営を図るために定数は少なくすることといたしまして、先ほど町長の答弁にありますように、施行時期の平成20年4月の構成団体数──町ですね、18を見込んだ形の中の数字を定数としたところでございます。
次に、2点目でございますけれども、町からの議員を候補者とすることができるかということでございますけれども、これにつきましては、規約の第8条の中に規定してございますように、8条中の第4号の中に、各広域の中の議員の構成数、町の構成数の中の推薦のあった候補者とするということで、その候補者数につきましては20分の1ということになります。現在、19市町ございますので、その中での町議会議員は270名となっております。それでいきますと13.5、約14名以上の推薦があれば、推薦できるという形になっております。
3番目の件でございますけれども、町議会の報告規定があるかないかということでございまして、その辺の規定については規定してございません。
住民の声につきましては、広域連合の規約につきまして、ここで現在上程して議会の議決をしていただいているわけでございます。その関係等について、当然変更についても議会の議決が必要になってまいります。
そういうことから考えますと、議会規約等の変更につきましては、当然各市町の議決が必要となりますので、その辺については十分議会の中で審議して、逆に住民に周知されるというふうに考えております。
議決事項としましては、保険料等の制定につきましては、当然広域連合の議会の中で決めることとなっているところでございます。
先ほど申し上げましたように、規約変更等について町議会の議決等が必要になりますので、住民の意見が十分反映できるよう、また逆に、広域連合長に対しまして、住民の方から条例の制定、あるいは改廃、事務の執行に関します議会の解散などについても請求できることになっております。以上でございます。
議長(上杉成司)
これより議第84号に対する質疑に入ります。勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
今、説明がありましたけれども、現実の問題として、この広域連合で75歳以上の高齢者の保険料とか、あるいは滞納した場合の罰則とか、そういうのが決められちゃうわけですよね。ざっくばらんに言って、長泉町の高齢者の声を、その広域連合の議会に届けられるシステムになっているのかどうかということを聞いているんです。
議長(上杉成司)
住民福祉部長。
住民福祉部長(渡辺秀春)
先ほど答弁しましたように、当然連合議会等の中で決めるべきことに対しましては、町の方の規約等の変更については、町議会の方の中で審議が行われる形になっております。
75歳以上の方たちの個々の意見の吸い上げにつきましては、当然一番気になるところは保険料等につきます条例の制定でございます。それにつきましては、各市町等から推薦された議員の方たちによりまして、この議会と同じように議会で審議されということになりますので、その方たちにつきましては、被保険者の代表者であるというふうに考えておりますから、当然住民の意見が反映された中での議会議決が行われるというふうに考えております。
議長(上杉成司)
ほかに。
(「なし」の声あり)
議長(上杉成司)
質疑がなければ質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長(上杉成司)
討論なしと認めます。
これより議第84号に対する採決を行います。本案は、原案のとおり決することに賛成議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
議長(上杉成司)
挙手全員であります。よって、議第84号は、原案のとおり可決されました。
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Last Update 2007.3.20