7番(植松英樹)
続きまして、大きな2項目めに入ります。大きな2項目めは、3点あったんですけれども、1点目と2点目、1点目はしずおか子育て優待カード、2点目は乳幼児医療費の拡大ということで質問しようと思いましたけれども、きょうほかの議員の方が質問されておりますので、その部分に関しては割愛したいというふうに思います。
3点目に移ります。大きな2項目めの3点目に入りたいというふうに思います。この部分は新聞紙上にも出たんですけれども、来年の4月に全国学力テストを行うということが決まっております。その長泉町の対応はということで、若干さわり程度ですけれども触れたいというふうに思います。
新聞報道によりますと、文部科学省が来年4月に実施するということになっております。全市区町村長の84.2%が参加の意向を示し、うち半数は結果の公表を予定しているということがアンケート調査の中でわかったそうです。
そこで、この全国学力テストの実施概要、時期、対象学年、評価等々実施概要等、そこへ向けての特別な取り組み、長泉町の教育委員会、もしくは各学校、特別な取り組みは考えているのか、また、その結果の公表に対して、長泉町はどういうふうに対応するのかをお伺いします。
議長(上杉成司)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
お答えします。
初めにこの全国学力・学習状況調査の概要でございますけれども、実施主体である国が、義務教育の機会均等、そして水準が確保されているかどうか、この把握・分析することと、参加主体となる学校の設置管理者である都道府県教育委員会、そして市町村教育委員会等が全国的な状況との関係において、みずからの教育や教育施策の成果と課題を見出し、改善を図ることを目的としています。これが国の押さえでございます。
実施内容としては、義務教育における各学校段階の最終学年である小学校6年生と中学校3年生の全児童・生徒を対象に、読み書き計算など、日常生活やあらゆる学習の基礎となる国語、算数、数学の2教科を平成19年4月24日に実施する予定でございます。
調査結果の公表につきましては、実施主体である国が、本調査の目的である義務教育の機会均等、教育水準の維持向上という観点から、序列化につながらないよう配慮し、都道府県教育委員会が市町村名を明らかにせず、国全体及び都道府県単位の状況がわかるものを公表することになっております。
また、都道府県教育委員会では、教育事務所単位で調査結果を公表することができます。しかし、市町村教育委員会名が明らかにならない方法で公表するという押さえが国の押さえでございます。このようになっております。
そこで、長泉町としましては、実施主体であります国の目的と意義を十分に理解し、その意向を受け、全国学力・学習状況調査を実施する考えであります。教育委員会で一応協議し、実施の方向になりました。
結果の公表につきましては、学校の序列化や過度な競争につながらないよう長泉町内3小学校及び2中学校それぞれの校名を明らかにした公表はいたしません。これは国の押さえがそういう方向になっております。全国学力・学習調査を実施することによって、序列化から生じる過度な競争意識は趣旨から外れるものであり、児童・生徒の学習向上のための具体的な分析及び改善につながるものではございません。
この調査の結果から、長泉町の教育及び教育施策の成果と課題を把握し、日々の学習指導等の改善に努められるよう十分検討しなければならないと考えております。これが私ども教育委員会の押さえでございます。
そこで、実際にこの学力テストをやりますと、この公表についてはいろいろなことが出てまいります。しかし、そのことについて、十分実施に当たっては、学校当局と問題点を克服するように努めてまいりたいというように思います。今、具体的なことについてはまだ検討しておりません。今後の検討課題になります。
くどいようですが、もう一度申し上げますと、学力調査でございますから、今、学力問題が話題になっておる最中のことでございます。そこで、この学校とこの学校を比較して、そしてどうだこうだということに、そこだけいってしまいますと、本当にテストのための指導と、本来は指導と評価は表裏一体のものでございます。指導したことが子供にどう定着しているか、その結果を見て、評価を見て、今度はさらにどのように指導していったらよろしいかということが本来的な目的でございますので、序列化、過度な競争にならない、そういう方策を今後考えていく必要があるというように思います。きょうは基本的な点だけでお答えにさせていただきます。
議長(上杉成司)
植松英樹議員。
7番(植松英樹)
そうしますと、校名を明らかにするような公表はしないということですね。長泉町という単位ではするのかということと、このテストは今後毎年継続されていくのかという点をちょっとお伺いします。
議長(上杉成司)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
今、申し上げた点は、校名を公表しないと。この点は、こうしていざ実施しますと、町内のこの学校はどうだ、ここはどうだというようなことが必ず起きてまいります。したがって、そのことについては、長泉町の子供の学力を上げるためのものでございますから、十分町内では、あるいは3小学校、2中学校の実態については分析をいたしますけれども、ここがこうだ、あそこがこうだというような、そこまでは今のところ公表いたしますということは明言できません。国の押さえもそうなっておりますから、そのように御理解をいただきたいと、現時点では、それが1点。
そして、2番目の今後継続するかというようなことでございますが、そこのところは国の方の方針が出ておりませんので、全国的なことでございますので、今後の状況を見ながら考えてまいりたいというように思います。
議長(上杉成司)
植松英樹議員。
7番(植松英樹)
しつこいようになるかもしれませんけれども、校名は公表しないという、わかりました。例えば長泉、3小学校ありますよね。長泉町として平均値がどうだとか何とかという公表はするのかしないのか。長小、北小、南小じゃなくて、長泉町としてということです。
議長(上杉成司)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
お答えします。
国は、そこのところをしないようにという押さえになっております。しかし、現実問題として、やった後の状況は、それは大きな話題になります。そして、そこのところが大事なところだと。そういう中で、よほどそこのところを慎重に対応していかないといけませんので、今から学校、校名を公表いたしますというようなことはできませんという、こういう意味です。
はっきりと申し上げない点がございますけれども、今後の状況を見ながら、その一番問題にある、なぜかといいますと、この問題は過去において、御存じのように学力テスト反対闘争という大きな国を挙げての問題が長く続いたわけでございます。そういう非常に全国的な調査になりますと、いろいろ考えが起きてまいります。過去は、これは大きな問題に、国の中の教育界の問題だけじゃなくて、社会問題に発展していったことでございますので、その点を御理解をいただきたいと、こういうように思います。
議長(上杉成司)
植松英樹議員。
7番(植松英樹)
わかりました。公表してほしいとか、してほしくないとかというのは別に、要はどちらでもいいんですね。要はそこへ向けて、やはりきちんと取り組んでほしいという気持ちがございます。
ある新聞記事にも載っておりましたけれども、100マス計算で有名な陰山先生という方がいらっしゃるんですね。山口県の本当に片田舎の公立高校で教師をしていて、そこから驚異的に国立大学に合格率を出したとか、その先生の教えを受けた生徒がかなりの進学率があるということを聞いております。勉強ができるばかりがいいとは思っておりませんので、やはり少なくとも基礎学力、その部分だけは平均的には身につくように、これから取り組んでいってほしいなというふうに思っておりますので、ぜひその取り組みについてはよろしくお願いしたいと思います。
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Last Update 2006.12.26