議長(上杉成司)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 お答えをします。
 人の一生の中では、子供が生まれた、あるいは賞をいただいた、あるいは家をつくったとか、おめでとうございますと言われることは数多くございます。その中で、この世に生を受けたとき、そして、その子供が大きくなって義務教育のスタートを切るとき、今、議員御指摘の小学校の入学式のとき、そして、やがて成長されて結婚をするとき、数多くある中でも、この3つは私はすべての人たちから心の底から強い祝福を受けるときだというように思います。
 したがって、入学式を迎えたときには、私はそういう押さえを校長先生方にいたします。そして、子供の心に残る入学式をお願いをしますと、これがこの儀式を迎えるときに、いろいろ押さえをするわけでございますが、特に小学校1年生入学式については、そのようにお願いをいたしました。それを受けて、各学校でいろいろ式次第をつくっていただいて、それから式場を設営していただきます。
 そういう中で、議員御指摘の子供たちのいすは、体に調和していない、したがって足がぶらぶらする、不安定でございます。これはやっぱりきちっとした体に合ったいすを用意してやるべきだという点については、理解できます。
 したがって、そういう考えは、私は、これから学校の方へ述べてまいります。教室のいすを用意できるか、あるいは学校によっては今のいすを使ってやる。それは、なぜこのいすを使ってやるかという押さえもきっとあろうかと思います。これは新調するというようなことにつきましては、体育館のいすが主でございますので、いろいろな用途に関係してきますし、格納の点もございますので、そういうものに適するいすがあるかどうかこういう点について研究をしてまいりますけれども、今御指摘の点については学校とも話し合ってみたいというように思います。以上です。御理解をいただきたいと思います。
議長(上杉成司)
 室伏進一議員。
11番(室伏進一)
 ありがとうございます。今、お祝いは人生に3つあるだろうと。そんな形で、必ずお祝いを言われると思います。そういうことで、祝福を受けたときに感銘が受けられるような、生涯を通じて心に残るようなものにしていきたいと思いますけれども、心にある、残る入学式とか、体にあったいすとか、お話があったんですけれども、では、教育部長の方の、要するに行政の方ですね、こういうものに対して予算をつけていく考えについてはどんなふうに考えていくか、少しお伺いしたいと思います。
議長(上杉成司)
 教育部長。
教育部長(吉田泰次)
 お答えいたします。
 ただいま教育長から申し上げたとおり、これから学校と検討させていただきたいと思います。したがいまして、いすを新たに用意するのか、また、今現在のいすを直していくのか、それからまた現在教室にございます一応いすを使用するのかといったことは、学校の考えもあろうかと思います。
 そういった中で、どんな方向で対応していくのかということを詰めた上で、また予算が必要であれば検討させていただきたいと、こう考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(上杉成司)
 室伏進一議員。
11番(室伏進一)
 ありがとうございます。当然予算が絡むことですから、一長一短にはいかないと思います。したがって、先ほど述べたように、沼津の例のように、教室のいすを使っている学校もありますので、それはそれなりに学校といろいろ話をして、一番本質は、要するに生徒が集中力が欠けないように、落ち着いた状態で入学式を迎えさせてあげて、心に残るような、周りから祝福されて、本当にあのときの入学式はというように、残っている、そんな入学式にぜひさせてあげてやってください。よろしくお願いいたします。
 次は、同じ入学式の2)の、来賓者は返事をするのは当然と思うが、手本は大丈夫か、こんな観点からちょっと見てみたいと思います。祝辞を述べるときにも、司会者から名前を呼ばれます。行政が呼ばれる場合もあるし、教育委員会が呼ばれる場合もあるし、PTAが呼ばれる場合もあるし、見ているといろいろなんですね。それで、来賓者も片側にいるわけではなくて、生徒の左右に、ステージの両脇に学校側というのか、教育者側と本当の来賓者、そういう形で左右に分けているんですね。
 そうすると、名前を呼ばれたときに、返事が普通の声で会場に聞こえるくらい、大きい声で張り上げてというわけにはいきませんけれども、それはそれでいろいろありまして、初めて来賓で呼ばれてあいさつするときに、名前を呼ばれたら考えるに、辞書を引くと、照れるとか、はにかむとか、きまりが悪いとか、いろいろな言葉が書いてあります。でも、これはこれはとして、普通の式典じゃないんです。入学式という教育をしていく場の式典なんです。そうすると、来賓者であり、PTAであり、そこに出た人たちは、やっぱり一般常識にかなった手本ぐらいは示してやるべきだと思うんです。
 よく面接の時になんか、面接官の前に出て、いすに座る前にいすの左側に立って一礼して、「どうぞ」と言われてから座る。そういう基本的なことは中学校から高校へ行くぐらいのときに、面接があるから1回勉強するかな。でも、だんだん一般社会に出たら、そういう機会がないと忘れていってしまうときがあるんですね。そういうところを言っているんじゃなくて、一般常識にかなったぐらいの返事をしていかないと、子供の心の中に潜在的に残ってしまうんですね。
 そのとき、小学校の入学式の生徒というか児童側で考えると、その返事をしなかった人、来賓者を見て、反発してくる児童はまだいないんです。だけど、心の中に残っちゃうんですね。大人というものはああいうものか。これじゃいけいなんです。教育の場の入学式なんですね。よく国は国旗を掲げないからとか、いろいろな問題が取りざたされますけれども、そういうものはそれでまた側面から見た面の教育であると思います。来賓者は来賓者の本来的な一般的常識にかなったようなそんなあいさつというか、まず一番最初の返事から入っていかないと、どうしてもいけないと思うんですね。
 今言ったように潜在的に残る。子供たちの顔を見ていたら、返事をされないと、返事をしない人はいないんですね。聞こえないんですね。要するに先ほど言ったように照れたり、はにかんだり、きまりが悪かったりするから。これは大人側であっても子供側であっても、中学生の入学式ぐらいになると、照れたり、きまりが悪い、こういうものは物すごく働いてきます。その場面場面によって、いろいろなものが生まれてくるでしょう。でも、そういうものを植えつけちゃいけないんです。
 本当に子供を見ていると、返事をしない人はどっちの側に、先ほど言ったように左側にいるのか、右側にいるのか、呼ばれた人を探しているんですよ。あの人が来てくれたんだ、この人が来てくれた。どっちにいるのか。大抵は今小学生でもいろいろ受け入れていますから、99%は耳が聞こえるでしょう。したがって、返事をすればそちらの方に顔を向けて、あああの人がお祝いに来てくれた。先ほど教育長が言われたように、祝辞を述べに来てくれたんだ。そんな方に顔を向けて、気持ちを向けていくでしょう。しかし、探していてわからなかった。やっとステージに上がった。あの人が来てくれた、やっぱりそういうところにも不安が残ってしまうんですね。
 したがって、入学式に入る式の進行状況をまず教頭先生が来賓者に説明するよりも、そういう人が一般常識にあわせて声が小さかったりする人もいるものですから、しないわけじゃないんですよ。私から見ると、そのように見受けられる。私の耳でも少し聞こえなかったかなと。返事はしていないんじゃない、しているんですけれども聞こえなかったかな、そんな方も見受けられました。
 したがって、こういうものも、来賓者が入ってからでも式典を進行する司会者が──司会者といっても先生が司会者をやっていますから──名前を呼ばれたら返事をして、次に何々の行動をするときには何々の行動をして、このようにしなさい、説明しているんですね。事前にも説明しているでしょうけれども。体育館に入ってからでも、みんながいる前でもう一度説明しているんですね。そういう説明を来賓者と一緒に聞いているわけです。生徒も聞いている、児童も聞いている、来賓者も聞いているわけですから、ほとんどが肩書を持った人が来賓者で来ています。働きゼロの人はほとんどいないはずです。そういう人たちならば、やはりその司会者の言葉を聞いたら、児童・生徒に返事をしなさいと言われたら、自分たちもしていこうよという気持ちにならないかということなんです。
 小学校の入学式は午前中ですから、今回新しく議員になられた方々の初めての来賓の入学式、卒業式だったんですね。したがって、私は長泉中学校へ午後行きましたら、携帯電話で北中の方へ行っている議員の、今回新しくなられた方には、返事はしてください、みんなに言ってください、1人の方に言いまして、みんなにしてもらうようにお願いをいたしました。そうしたらみんなしましたと言っていました。
 やっぱり議員の方だって、初めて来賓でどんなふうにやったらいいか、私もそうだったんですけれども、ほかのことで来賓で行くときはありましたよ。区長やったり、いろいろやりましたから。でも、そういうときとはまた違うんですね。どんなふうにやったらいいかな、そんな不安もあるでしょうから、したがって電話しました。そうしたら、いろいろちゃんといい返事をしてくれたそうです。私がいた同じ中では、学校では、皆返事をしましたけれども、当然いないところにもそういうふうに注意は喚起をしました。
 これを式典が始まる前に肩書を持った人たちに説明し、アドバイスをするわけですから、そんなことまで言われてまでということはないというように反発を買ってしまってはいけませんから、それを何とかいろいろな知恵を出し合って、学校の教頭先生が説明するときに、何とか教育の式典だから、児童・生徒のお手本になるようにお願いしますよ、そんな形を式典の進行の説明のときにしてほしいなと思うんですよね。そういう観点から教育長が学校側とのお話をしていただけるかどうか、少しお伺いしたいと思います。

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Last Update 2006. 9.20