議長(上杉成司)
 ほかに質疑のある方は。勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
 NPカードのことで町が支援をすると決めたのが、平成12年第1回定例会で、議会に提案がありました。議事録を見ているんですが、例えば諸般の報告の中で、当時の町長は商店街の活性化のために多機能カードというのは重要な役割を果たすと、事業の推進に積極的に支援をしてまいりたいというふうに言っております。
 それから、予算審議の中でも、いろいろな機能を多機能にして利便性を図るということで、商店あるいは町の活性化の切り札だというふうに、町として当時積極的に支援をしたと思うんですが、それについてどうもうまくいかなくなってしまったということで、それは商工会の体質の問題があったんだというようなことで説明されておりますけれども、それでは住民の貴重な税金を投入するには住民に対する説明責任が果たせないんじゃないかと思うんですが、町の責任はどういうふうにとるのかそこら辺を伺いたいと思います。
議長(上杉成司)
 助役。
助役(杉山僖沃)
 この事業について、決して商工会の組織の問題だけに原因があったというふうには申し上げておりません。
 先ほど部長の方から若干事業について申し上げましたが、当時も商工会は町の地元商業の活性化対策に行き詰まっていたこともありまして、地元の中小の商業者の振興対策にはこの事業推進以外にはないと、まさに起死回生の対策だというふうに考えたと思います。
 実施に対しましては、当初は町は事業を慎重に行うように指示もしてまいりましたが、商工会の意志が大変強かったこと、また、国の補助対象事業となる状況でもあり、町といたしましても支援に踏み切ったわけであります。また、町は会員をふやす応援や図書館の貸出機能を取り入れたり、何とか町民の皆様の多くが活用されますよう、側面からこの事業を支援してまいりました。
 しかし、この事業は、あくまでも商工会の事業ということは御了承をいただきたいというふうに思います。
議長(上杉成司)
 ほかに質疑はありませんか。土屋 誠議員。
10番(土屋 誠)
 町へ提出された再建計画を精査して2,350万円の貸し付けを決めたと思いますが、100%大丈夫であり、貸付金が返済できないということは絶対ないと考えているか、また、事業の工夫や経費節減のために、具体的にどのような取り組みをしていく再建計画であったか伺いたいと思います。
議長(上杉成司)
 都市環境部長。
都市環境部長(渡辺秀春)
 先ほど返済に関することに対して大丈夫かということにつきましては、溝口議員の中で申し上げたところでございますけれども、いろいろ中身等を見た中で、15年の返済は可能というふうに判断したということでお答えしておりますので、省略させていただきます。
 その次の質問の、事業の工夫等に関しましては、商工会の方に対しまして、職員の人件費の削減、事業規模の縮小、事業に参加する所の受益者負担金の増額、あるいは職員駐車場借地料を個人負担とするなどの町の指導も考慮の上、経費の削減等を図ることとし、再建計画はこれを踏まえた内容となっております。
議長(上杉成司)
 勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
 商工会を支援して、町の商業の活性化を図るということは、絶対に守っていかなければならないことだと思うんですよ。ただ、心配なのは2,350万円の融資、貸し付けをするんだけれども、町がどういうふうにそれにかかわっていくというか、監視していくというか、それから商工会にお金を出せば町の商店の活性化になるというわけじゃないわけですよ。商工会に2,350万円をここで援助して、何とか立ち直らせると同時に、町としては町内の商業の活性化について同時に力を尽くしていかなければ何もならないんですよ。
 そういう意味で、見ていると、産業環境課が所管にするらしいですけれども、今までと何も体制が変わっていないですよね。何かそのために動きを見せたんですか。そこら辺をちょっとお伺いします。
議長(上杉成司)
 暫時休憩いたします。

午後 2時50分 休憩
午後 3時05分 再開
議長(上杉成司)
 休憩を解いて会議を再開いたします。
 都市環境部長。
都市環境部長(渡辺秀春)
 大変貴重な時間を費やしまして、申しわけございません。お答えします。
 商工会の経営状況につきましては、通常町の方で行っております定期的な指導があります。これにつきましては、商工会に出向きまして経営状況等の確認指導をして、通常の指導はしていきたいと思っております。ここで2,350万円の貸し付けをしますので、その定期的な経営状況の確認にプラスしまして、その債務の返済状況などについて報告を求めたり、あるいはその確認はしていきたいと思っております。
議長(上杉成司)
 助役。
助役(杉山僖沃)
 商業の振興策についてお聞きでありますが、本当にこの問題はご案内のとおり、大型店の進出等によりまして、地元の商業の小規模なお店は非常に苦しい状況であります。そういう中でありますから、まさにこのNPカード、あるいはこのNPカードの前に実施しましたサービスシール、これらも何とか地元の小規模な商業のためにということで商工会で取り組んだ事業でありますが、最終的にはうまくいかなかったと。まさに難しさというのをここであらわしているというふうに思います。町としても、その辺は何とか対応をこれからも考えていかなきゃなりませんが、地道にやっていくしかないのかなというふうに思っています。
 4月には駅前に観光協会の事務所を設立いたします。これも町長の考えがありまして、何とか下土狩の駅の1つの活性化、地道ではありますが、施策に結びつけようというようなことで、当初役場の中に考えていたものをああいうところに持っていったと。また、イベントが幾つかやっていますが、こういうこともさらにうまく生かす工夫をしたい。あるいは企業誘致に積極的に取り組んでいますが、それらによっても人口増を図りながら、商業の活性化に結びつけばいいかなというような、町としても本当に難しい状況の中でありますが、地道な商業対策は、当然役割として振興していかなければならない、対応していかなきゃならないというふうに考えております。
 いずれにいたしましても、その町の施策と商工会は一緒にそれらの事業を、あるいは対応していかなければならない組織でありますから、何とかここでNPカードの問題を解決していただいて、本来の商工会としての地元の商工業の発展、あるいは振興、商業者のあるいは工業者の皆さんの意識改革等、こういった本来の商工会の姿に戻っていただいて、そして長泉町の商工業の発展に尽くしていただけるように期待をしているところであります。

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Last Update 2006. 7. 3