副議長(青島康夫)
 質問順位5番。
 質問内容1.自動体外式除細動器導入後の状況について
       2.障害者自立支援法の町の取り組みについて
 質問者、山田 勝議員。山田 勝議員。
6番(山田 勝)
 通告に従いまして、本日最後の一般質問をさせていただきます。毎年のことですが、花粉症になりまして、ちょっとお聞き苦しい点があると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 今回は、2点について質問をさせていただきます。先ほどもご紹介ありましたように、自動体外式除細動器導入の状況についてと、ことし4月より施行されます自立支援法の町の取り組みについてであります。
 1点目の通称AEDと言われるものですけれども、現在心臓突然死は年間4万人と言われております。この突然死の中で最も多いのが心室細動であり、この心室細動が起きた心臓を元に戻すには、電気ショックを与えるしかありません。それを可能にするのが自動体外式除細動器と、いわゆるAEDであります。
 御存じかとは思いますが、以前AEDの使用は医療行為とされ、医師にしか認められませんでした。しかし、処置が1分おくれるごとに10%ずつ下がる心室細動では、一刻も早く電気ショックが必要になります。平成16年7月より救命の場に偶然居合わせた一般の使用も認められることになりました。
 長泉町におきましてもいち早く公共施設に導入され、現在役場、保健センター、ベルフォーレ、コミュニティ、温水プール等に置かれ、さらに今年度は町長の施政方針にもありますように、福祉会館、「いずみの郷」、南部地区センター、竹原グラウンド、消防署に増設されると伺いました。
 AEDは、皆さんが御存じのとおり、音声ガイドに従って使う仕組みになっており、だれにでも使用可能であると言われております。一昨年以降、既に全国的に急速に公共施設や集会施設に設置が進められております。昨年行われました愛知万博におきましても、およそ100台のAEDが設置されまして、実際に救命率ですか、80%の効果があったと伺っております。
 そこで、先日消防署におきまして、2月19日、私も1時間程度の講習会を地域の方と一緒に受ける機会がございました。その中で、応急手当普及員を町職員が積極的に受けているというふうに伺いました。こういうカードを皆さん持っていると思います。そういうことを伺いまして、そこで今後の講習会の展開、あるいはさらに進めるべく機器の導入について、町の取り組みをお伺いしたいと思います。
副議長(青島康夫)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(遠藤敬二)
 お答えいたします。
 自動体外式除細動器の機器の導入につきましては、今、御質問の中にありましたように、町内の施設5カ所に設置して、本年度の予算であと5カ所、計10カ所の設置で、ほぼ公共施設への設置は完了という形になります。
 なお、教育委員会サイドにおきまして、各小中学校に本年度、18年度の予算で設置する予定でおります。
 講習の関係につきましては、消防長の方から、後ほど説明申し上げますけれども、町の職員全員を対象にいたしまして、約4時間をかけて普通救急救命コースの中にこのAEDの取り扱いを含めた講習会を実施いたしました。
 それでは、消防長の方から講習の関係、今後の計画についてお答え申し上げます。
副議長(青島康夫)
 消防長。
消防長(近藤紀美)
 お答えをいたします。
 AEDの講習会実施の状況につきましては、平成17年7月から現在まで約8カ月間で延べ41回、1,173人を対象に行っております。内訳は、終了証を発行する3時間ないし4時間の講習は21回、338名、3時間に満たない講習においても、AEDを含めた救急講習は20回、835名の方を対象に実施をいたしました。この中には、消防職員を除く町関連施設に勤務する357名が含まれております。
 御質問の、これからの講習会の展開でございますが、公共施設におきましては、今年度中3月までに町関連施設の職員に対する講習を2回計画しているほか、民間の事業所や各種団体等から講習会開催の希望が数多く寄せられている状況であります。
 さらに、18年度におきましては、新たに設置を計画している町立学校等の職員を先行的に行うほか、民間施設においても不特定多数の人が出入りする施設や大手事業所などは、AED設置に向けた積極的な動きがあり、これらの事業所に対する講習会の開催が見込まれております。
 日本では1日約100人が心臓発作、突然死していると言われる状況におきまして、AED普及が公共施設やスポーツ施設を初め、多くの人が集まる場所への設置が見込まれる全国的な流れの中で、今後ますます住民の方々が目にする機会もふえることから、万が一の際は、備えた機械を有効に活用することができるよう、普及啓発に努め、消防本部の目標値といたしましては、人口の25%、約9,500人を目標に講習会を推進し、救命率の向上に努めていくとともに、応急手当の普及啓発を推進していきたいと考えております。
副議長(青島康夫)
 山田 勝議員。
6番(山田 勝)
 今の御回答にありましたように、教育施設にも追加されるということで、大変いいことだなと思います。
 その中で、先日講習会を受けたんですけれども、9歳の子供も受けまして、実際に人口呼吸しっかりとできました。このカタログに書いてあるように、AEDを使用することのできる傷病者は、8歳以上かつ体重が25キロの場合であるということで、小さい子供さんでも可能だということがわかります。
 119番の通報から救急車の到着まで平均6分かかると言われています。これを考えると、AEDの設置場所が生死を分けるということになります。救命効果の高いところ、3分から5分以内に除細動を行えるようにするには、これは極端ですけれども、おおむね半径100メートルごとにAEDが置かれるのが理想だと思っております。それで、多くの人がAEDに接することが非常に大切だと思いますが、この件につきまして、最後に町長に御感想と今後に向けての御所見を伺いたいと思います。
副議長(青島康夫)
 町長。
町長(遠藤日出夫)
 お答えいたします。
 私も、1月24日に救急救命士の指導のもと、町の職員と一緒にAEDを使用して、4時間の救命講習を受講いたしました。AEDは極めて有効性が認められており、心臓の不整脈による心臓突然死に対しては認められていると。長泉町では昨年、全国の自治体に先駆けて、役場とかスポーツ振興センターなど、町の施設5カ所に設置いたしましたが、さらに18年度においては教育施設等に設置する計画を持っているわけです。
 その中で、今や心臓突然死が年間4万人とも言われる。AEDの全国的な普及が見込まれる中で、私も住民の一人として万一の際にお役に立てればという考えでおります。今回の講習は極めて有効であったと思っておりますが、やはり私もまだやって1カ月ぐらいですけれども、なかなか4時間程度の講習では、それが継続して、さあ次に何をやるかと言われたときに、とっさにはまだ体で覚えませんので、救命のための知識、技能を維持していくためには、今後も年に1回程度反復受講をしていくことが必要だろうなというふうに考えております。よろしくお願いします。
副議長(青島康夫)
 山田 勝議員。
6番(山田 勝)
 私も受けまして、今、町長がおっしゃったとおり、なかなか思うように初めてだといかないところがあります。ただ、住民の皆さん、まだまだこのAEDについては、知らない方も多数おられると思いますので、積極的に私自身が議員として講習会をやって、推進していこうと、今考えております。

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Last Update 2006. 7. 3