3番(溝口伊佐雄)
 引き続きまして、第2の質問について申し上げたいと思います。第2の質問は校内暴力対策と携帯電話・インターネット対策の現状と対策について伺います。
 きょうはちょうど啓蟄ということのようですが、いよいよ春。ことしも3月を迎えまして、小中学校では間もなく卒業式が行われるころとなりました。子供たちは多くの友達と出会い、先生から数知れぬ学問、知識を学び、また、人としての道しるべを学び、今、長年通った学舎を後にしようとしている時期でございます。多くの子供たちがこの6年間、あるいは3年間、悔いのない良好な環境の中で学校生活を送ってきたものと思います。しかし、昨今の社会環境や家庭環境の中で、すべての子供たちが健康で安心して、勉強やスポーツに打ち込める環境にあったかは大変難しい実情であったかと思います。私は子供たちの教育の原点は、あくまでも家庭にあると思います。ただ、子供たちが1日の大半を過ごす学校は、そこで出会う、先生や友達、彼らが人生を培う上で最も身近で、最も多くの影響を受ける場であるだけに、その存在は極めて大きく、教育指導に当たる学校や先生の立場は大変重要であると考えます。
 さて、最近校内暴力、いじめなどの言葉がややトーンダウンしていますが、痛ましい事件や暴力行為は、繰り返しマスメディアが取り上げています。この件について少々お伺いいたします。
 昨年9月、文部科学省が発表しました16年度の問題行動調査によりますと、校内暴力、高校で5,022件、中学で2万3,110件、小学校で1,890件、合計約3万件の校内暴力が発生しています。前年対比やや4%減っているようですが、3万件起きています。
 静岡県を見ますと、中学校で501件、前年対比40件減、7.4%減っています。小学校で69件、前年対比11%ふえています。特に小学校の校内暴力が増加している傾向がうかがえます。
 このうち小学校の校内暴力の内容を見ますと、児童間暴力992件、前年対比16%増、器物破損による校内暴力544件14%増、対教師の暴力336件、32%増ということで、小学校の校内暴力は、いずれも各項目ともふえていると。
 ひるがえって静岡県の中を見ますと、昨年の静岡県で起きる校内暴力、特に児童間暴力が52件、前年は24件、何と倍以上、116%の増でございます。
 あと、いじめ関係なんですが、いじめについて見ますと、全国的には中学で1万3,915件、小学校で5,551件、いずれも前年対比では若干減っています。静岡県はどうかと、中学校が非常にふえていまして、680件、前年が535件ですから、150件程度ふえていると、こういう実情でございます。
 そこで、校内暴力、いじめの発生要因には忍耐力とか対人関係能力、あるいは自己表現力の不足、学習面でのストレスの増大など、さまざまな要因が考えられます。
 そこで、当町の校内暴力、いじめの発生件数はどうなっているか、あわせてその要因分析はどのようにとらえているか、さらに17年度より学校2学期制がスタートいたしましたが、これが起因とするようなケースはなかったか、あわせてお伺いをいたします。
副議長(青島康夫)
 教育部長。
教育部長(吉田泰次)
 お答えいたします。
 校内暴力といじめの発生件数につきましては、小学校では校内暴力、いじめにつきましては、報告及び調査の結果とともにありません。友達とのトラブルや、いざこざによります一時的なものはあるように聞いておりますけれども、長期化、深刻化しているものはないとの報告を受けております。
 中学校におきましては、ことしの1月末までに、2校合計で校内暴力が1件、いじめが50件ありましたが、その半数以上につきましては、冷やかし、からかいといった言葉によるものとなっております。これらの件数につきましては、担任の観察や、養護教諭とのかかわりから判明したもののほか、本人や保護者からの訴え、また校内アンケートによるものとなっております。
 続きまして、この校内暴力やいじめの要因分析ということでございますけれども、各校とも学級担任等の観察や、全児童・生徒に対するアンケート調査を行うなど、その実態の把握や発生の要因などを分析し、注意深く対応をしているところでございます。
 特に中学校におきましては、保健室での養護教諭とのかかわりからわかったものが最も多く、養護教諭の存在が非常に重要なものとなっております。
 校内暴力やいじめの要因といたしましては、冷やかし、からかいから発生しているものが多く、その冷やかしやからかいの度を越したもの、また集団によるもの、それからいわゆるじゃれ合いがエスカレートしたものなど、友人との人間関係がうまく築けない未熟さが大きく関係しているものと思われます。
 さらに、クラスや部活動での存在感の乏しさ、また、家庭内の問題や学習不振の悩みから来るいらだち等、精神的なものも要因の1つとして上げられておりますけれども、今年度からスタートいたしました2学期性が起因していると思われるケースはございませんでした。以上です。

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Last Update 2006. 7. 3