議長(上杉成司)
勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
しばらく様子を見ましょうと言うところで、当事者は何も解決にならないですよね。余計に保護者は、どうなるのかという心配が、むしろ、しばらく様子を見ましょうということで言われちゃうと心配が増幅するというふうに思いますので、そこら辺はよく事例を検証して、その体制をつくっていただきたい。
もう一つは、ことばの教室の充実ということで、今、週に2回やっているという話をこの間聞きました。しかし、当事者に回ってくるのは月に1回だということです。月に1回、そういうことをやっても何の効果もない。せめて、週1回ぐらい回ってくるような体制をつくっていただきたいというふうな要望があります。それは強いです。今まで裾野市のことばの教室などを利用していたんですが、長泉でもそういうふうにやるようになったということで、拒否じゃないんですけれども、裾野市には行けなくなったということがあります。
そういう意味で、ことばの教室、具体的な例ですけれども、これを充実させるために、もうちょっと体制を強化していただきたい。せめて、今言いましたように、当事者には週1回ぐらいのローテーションで見てもらえる、訓練ができるというような体制をつくっていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。
議長(上杉成司)
教育部長。
教育部長(吉田泰次)
お答えいたします。
最初に、現在の言葉の教室の状況を御説明させていただきます。言葉の教室につきましては、平成16年6月から、週1回、16名でスタートしております。今年度からは週2回の開催としたところでございますが、いずみの郷の遊戯室を使用いたしまして、1日3名から4名、1名について50分間の個別指導を行っているところでございます。今年度は25名が指導を受けまして、そのうち、既に5名の方が修了しております。現在、20名の方が指導を受けているわけですが、この状況につきましては、それぞれいろいろな問題を抱えているわけでございますが、吃音や構音に問題がある場合には、言葉の教室の指導により、うまく会話できるようになっているようです。
しかし、他の障害との重複などによりまして、言葉のおくれがあったり、言葉が出ないといったような場合もありますので、この場合には、時間をかければある程度改善することもあります。しかし、言葉の教室では改善することが難しいときには、医療機関など専門的な施設で対応した方がよいのではないかと思われる場合もあります。
御質問の言葉の教室の拡充をとのことでございますが、以上のように、言葉の教室の指導には相当の専門性が要求されるため、他市町村でも指導者不足が課題となっております。幸いにも、現在は、言葉の教室の経験のある方に指導を願っており、5名の修了者も出ているわけでございますが、この指導者の要請が今後大きな課題となってまいります。また、現在、いずみの郷の遊戯室を使用させていただいているわけですが、これ以上開設日をふやすことは困難であり、場所の確保についても検討が必要となってまいります。
このように、幾つかの問題を抱えておりますので、当面は現行のとおり進めてまいりますが、重複障害の問題も含めまして、言葉の教室での対応がよいのか、また、医療的な対応などが必要となるのか、関係部門と連携をとりながら、その子供にとって最もよい方法を検討していきたいと考えているところでございます。以上です。
議長(上杉成司)
勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
考えていくというようなことじゃなくて、具体的に進めてほしいと。例えば指導者がいない。今、指導者というのはどういう人なんですか。
議長(上杉成司)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
今、指導者が非常に不足しておるというような答弁を申し上げました。指導者は、今の方はという御質問でございますが、過去において小学校の言葉の教室、これは認可学級、例えば近隣で言いますと、三島の西小、そして沼津の第二小、裾野の東小に、言葉の教室という学級がございます。ここのところに各学校から通級をして、そして、そこで治療を受けるわけでございます。その言葉の教室を担当した職員を今配置しておる、こういうことでございます。
議長(上杉成司)
勝呂正和議員。
15番(勝呂正和)
国が発達障害者支援法をつくったり、それから、後で言います自立支援法をつくって、障害者の子供から成人者まで、いろんな形で、問題がありながらも、確かに私たちの目から見れば、欠陥だらけの法律だと思いますよ。しかし、それでもなお、そういう支援をしていくんだということで、そういう体制をつくってきているわけですから、町としても、自治体としても、それは要望が少なければいいんですよ、言葉の教室を拡充してほしいという要望がなければいいんです。現実にあるわけですから、それをふやすためにどうするのか。単純に言って、指導者をふやす、あるいは教室が手狭だったらば、どこかを探す。今後考えていきますじゃなくて、今度はここでやりますというような具体的な支援策を示していただきたい。
確かに、指導者は不足しているでしょう。でも、これは聞いた話で、こういうところで言ってはまずいかもしれませんけれども、過去にそういうことのある先生、そういう専門家が長泉町在住者でいると。だから、いろいろと知恵を尽くし、アンテナを高くして、そういう指導者が今少ないから、月に1回しか当事者のところへ回らないんだということであるならば、指導者をふやせばいいんですから、ふやしてくださいよ。それから、教室が狭ければ、広いところを使ってくださいよ、探してくださいよ。どうですか。
議長(上杉成司)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
お答えします。
まさに、今、議員おっしゃるとおり、場所の点については、お金と場所があれば解決できます。しかし、指導者につきましては、そう簡単に指導者が養成できるものではございません。アンテナも高くするよう努めておりますが、まだまだ低いと今おっしゃられますので、私もこれから、職員にアンテナを高くして指導者を求めるように努力をしてまいります。
そして、その充実につきましては、指導者がここで確保できれば、回数も増やしてまいります。場所がきちんとできていけば、そういうことが可能ならば、よりもっと充実させていきます。スタートしたからには、後退ということは許されるものではございません。したがって、前向きに取り組んでいくということだけは御理解をいただきたいと思います。確かに、支援法がここで通りました。私も、中身はまだ見ておりませんけれども、今ここにございますけれども、発達障害ということをどのように概念で押さえるか、このことをやはり十分勉強して取りかかっていかなければならない。
そういう中で、これは全体にかかわることでございますので申し上げますけれども、教育はここで大きく変えました。また、変わってまいります。と申しますのは、特別支援教育というのが、今大きく取り上げられていることでございます。このことは、今まで気づかなかった障害者に目をつけなさい、それで、LD、ADHD、高機能障害、こういうことも含めまして、これから、それをいかに発見して、適切な教育を展開していくかということで、昨年、県から話がありましたので、本年それをスタートいたしました。そして、それに取り組んでの委員会もここで確立して、今入ったばかりでございます。したがって、まだまだ皆さんから見れば、非常に不満の多い、要求の多いことでございますが、スタートしたということだけは御理解をいただければというように思います。
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Last Update 2006. 3.28