議長(上杉成司)
総務部長。
総務部長(山口喜一)
お答えします。
植松議員の質問に答弁いたしましたように、三島駅北口と下土狩駅間につきましては、バス事業者に対し、新たなバス路線の運行を要望し、公共交通機関としてのアクセスを確保したいと考えております。
トラムのお話がありましたが、下土狩駅と三島駅北口のアクセスにつきましては、御殿場、小山、裾野、三島、長泉の3市2町で御殿場線新線建設研究会という勉強会をつくり、新交通システム導入の可能性について研究をしてきた経緯があります。これは、御殿場市内にテーマパーク構想があり、全国からのお客さんを新幹線と御殿場線で対応する手法として現実味を帯びた構想でありましたが、その後バブルの崩壊とともにテーマパーク構想が頓挫し、これまでどおりの御殿場線利用者では、とてもランニングコストを出せないという結論に終わっております。
したがいまして、御指摘のトラムにつきましても、採算面から大変難しいことだと思いますし、また、文教線につきましては、これらを走らせるには幅員が足りないと思います。議員はまだ半分手つかずというお話でしたが、75%の進捗率である路線をさらに買収し、拡幅するということは、現時点では困難だと考えております。
まだ先の話でありますが、今後要望してまいるバス路線につきましては、運行経路は違いますが、かつて要望し、運行されてきましたが、利用者が少なく一度廃止された経緯がありますので、地域の方々の積極的な利用をバス事業者からは期待されるお話でありますので、こちらの御協力もお願いしたいと思っております。
議長(上杉成司)
宮口嘉隆議員。
4番(宮口嘉隆)
今、採算がとれないから考えているという話みたいですけれども、せっかく駅と駅とが文教線で1本でつながるんですから、やってもみないで最初からあきらめないで、熱意を出して、何とかそういう知恵を出して工夫してください。交通の便が悪いと人の足は遠のきます。交通の便がよければ人は集まるんです。もっと人が集まれば町も潤ってきます。東京通勤圏を考えたまちづくりを目指してほしいと思っています。
交通手段として一番手っとり早くて何の策も要らないのがバスですよね。ここ文教線の駅と駅とをつなぐということで、時間に正確でなければならないと思います。時間を当てにできるものでなければならないから、バスを考えるとき、独立した専用レーンもなく、これでは余り時間が当てになりませんよね。複数で乗れば、短いからタクシーの方が安いんですよ。
そういうことで、赤字は仕方ないと思うんですけれども、町としてバス停の前の商店と契約するとか、100円バスの空き時間を利用するとか、企業の送迎バスのあいている時間をそこを走らせてもらうとか、これは例ですけれども、いろいろ知恵を絞ってお願いしたいと思います。便利がよければ利用者も見込めますから、町の玄関なんですから、よく考えていただきたいと思います。
次の質問でお願いします。下土狩の駅にエレベーターをということでお伺いします。先ほどのお話のことで、文教線とつながることになりますから、下土狩駅も見直されると思います。
現在の下土狩駅既存の階段は急で、高齢者、障害者、子供連れにとって不便であります。沼津駅、なめり駅、ほかの駅にエレベーターがついているのが現状です。下土狩駅にエレベーターがついていないのは、なぜでしょう。住民からの要望の声も多く、高齢者から普通に出てきます。JRの問題だと思いますが、町としてエレベーターの設置をJRに着実に要望を打ち出していただきたいと思います。また、町も住民のための設備として対策を考えていただきたいと思います。
下土狩駅は、明治31年に旧東海道線の三島駅として開業しました。当時は、伊豆の玄関口として栄え、昭和9年に丹那トンネル開通で御殿場線下土狩駅と改名し、天皇陛下も三島大社参拝に降りられた駅だそうです。なめり駅よりははるかに乗降客が多く、沼津駅でエレベーターを使って電車に乗った人は、下土狩駅でどうやって階段をおりるのでしょうか。
今、ちまたでは新幹線の駅を裾野へという声が上がっているのを御存じですか。新幹線の北口は長泉なんですよ。文教線が開通した暁には、下土狩駅から真っ直ぐなんです。1本の道でつながるんです。エレベーターをつけると、もっと人の流れも盛んになるでしょう。そして、隣接するコミセンにも、以前にも増して人の流れが集まるでしょう。これからは高齢社会に入っていきます。ますます弱者がふえます。ぜひ町としてもJRに協力して、下土狩駅にエレベーターをつけていただきたいということでお伺いいたします。
議長(上杉成司)
総務部長。
総務部長(山口喜一)
お答えします。
駅へのエレベーター設置につきましては、平成12年に交付された、いわゆる交通バリアフリー法に基づき、全国の主要な駅において設置されてきております。設置基準として1日の乗降客数が5,000人以上の駅から整備しており、1日の乗降客数が1,200人前後の下土狩駅は整備計画の対象となっていないというのが現状であります。
長泉なめり駅につきましては、がんセンターの最寄り駅として新駅設置の必要性を要望してきた経緯もあり、階段を上り下りするのに不自由な方々への配慮が特に求められたこと、また、エレベーターがある部分は、JR管理となる駅施設ではなく、なめり駅自由通路という線路をまたぐ、言わば町道として設置しているものであります。地元要望駅として経費のほとんどが町負担でありましたので、JRでも町の考えを尊重していただく中で駅の構造を協議できたものであります。
一方、下土狩駅は、プラットフォームをはさんで上り下りの電車が停車する構造であり、駅校内にエレベーターを設置することとなりますので、高額なメンテナンスなどのランニングコストを考えますと、現在の乗降客数の状況では設置に踏み切れないという状況ではないかと思っております。
御殿場線に関しましては、沿線の13市町による御殿場線輸送力増強促進連盟という組織を結成し、毎年国やJRに対し、電車の運行本数の増加や、駅施設などの利便性向上に向けた各種要望活動を行っておりますので、今後もこのような要望活動を通して、国やJRに働きかけをしてまいりたいと考えております。
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Last Update 2006. 3.28