9番(木下章夫)
さて、次の質問でございます。同じく教育環境の充実ということの中で、幼稚園の預かり保育、そして保育園の延長保育、並びに放課後児童会の延長について伺います。これらについて、今後どのように、具体的に、時間も含めましてお伺いしてまいります。
議長(上杉成司)
教育部長。
教育部長(山口喜一)
お答えします。
従来、子供を育てるには、親や祖父母等、家族が行うものとして位置づけられ、近所の人々や地域に暗黙のうちに支援され成り立っており、うまく子育てができていたと思います。しかし、経済社会の変化や家族の多様化に伴い、家族や地域の子育て機能は低下してきており、社会全体で子供を支えていくことが重要となってきております。
こうした中、保育所、幼稚園、放課後児童会などは、すべての子育て家庭を支援するために重要な役割を担うものと考えております。そこで、放課後児童会についてですが、運営委員会の会議の中で、以前より時間延長等について御審議をいただいているところでございますが、現状を把握するようにとの御意見があり、ことしの7月に放課後児童会利用の保護者の皆様にアンケート調査を実施いたしました。このアンケート調査等を踏まえ、放課後児童会運営委員会で慎重に御審議をいただいたところでございます。
保護者の就労形態の多様化や通勤時間の伸長等により、開設時間の延長に対する要望も強く出ていることから、町長が所信表明の中で述べられていましたとおり、ことしの11月1日より、現在、午後6時の終了時間を午後6時30分までに延長していきます。
次に、保育園の延長保育についてでございますが、就学前児童数に対する保育園入園数は増加の傾向にあり、保育園のニーズが高まってきております。放課後児童会と同様な考えのもと、子育てと仕事の両立の支援を充実していきたいと考えており、保育園の保育時間の延長について検討を始めたところでございます。
次に、幼稚園の預かり保育についてでございますが、ことしの初め、各幼稚園を通じてアンケート調査を実施いたしました。その中では、学校行事に関係した預かりの要望がありましたので、今年度から年長児の小学校入学に伴う就学時健康診断で、祖父母や知人により在園児を見ることができない場合、幼稚園の終了時間から健康診断終了時まで、幼稚園で預かり保育を実施したところでございます。また、新たに保護者が対象の小学校入学説明会、用品説明会においても、同様に在園児の預かり保育を実施してまいります。年間を通じての預かり保育につきましては、保育園とのかかわりや、幼稚園の職員体制など、幾つかの問題点もありますので、今後、十分に検討していきたいと考えております。
議長(上杉成司)
木下章夫議員。
9番(木下章夫)
ただいまの答弁は、遠藤町長の公約の中のものをまさに進めてあるというもので、おそらくいろいろと審議検討する中で、その思いを現実のものにしてきたということのお答えであろうかと思います。当然、子供さんを預ける保護者にとりましても、喜びの持てる答弁ではなかったかというふうに思います。きっと喜んでいただけるのではないかと考えております。
ただ、幼稚園でのお答えが、まだちょっと課題というふうな感じもしております。幼稚園での預かり保育、こういった部分には、単に時間を延ばすということではなく、ならし保育というものも現実にはあります。当然のことながら、こういった時間を現行よりも長く、そして期間をもっと短くしていくということについてどうなのかという視点で伺っていくわけですけれども、現行の園児の受け入れ、幼稚園の方ですけれども、この辺の現状についてお伺いいたします。
議長(上杉成司)
教育部長。
教育部長(山口喜一)
お答えします。
長泉町の公立幼稚園における3歳児保育は、平成5年度から桃沢幼稚園で実施いたしました3歳児保育の試行が始まりとなります。平成6年度からは北幼稚園と東幼稚園、さらに平成8年度からは長泉幼稚園と南幼稚園でそれぞれ試行が始まり、平成13年度からは、現在のとおり5園で完全実施をしているところでございます。
幼稚園の教育時間は1日4時間を標準としております。また、その時間は午前7時から午後3時までの間となっております。3歳児の保育時間ですが、4歳児、5歳児とは体力的にも異なります。また、初めての集団生活の中で受ける緊張感や疲れ、不安を考慮して、3歳児独自の保育時間を設定しております。
3歳児保育の試行を始めました時から、3歳児部会を設けまして、その年の保育の状況や子供の様子について話し合いを行い、その結果を次年度へとつなげてきました方法が、現在の3歳児保育の状況であります。入園式後は、クラスを2つに分け時差登園を行います。Aグループは朝8時30分から10時まで、Bグループは10時15分から11時45分までとしています。この時差登園は、3日間ずつ交代しながら1週間行います。時差登園では、少ない人数になりますので、子供の名前や特徴を覚えるなど、教師側の受けとめを確実なものとすることができます。また、教師とのかかわりや遊び道具などに触れる機械も多く持つことができます。さらには、少人数の方がより家庭的な雰囲気のため、教師との信頼関係を早く築くことができますので、幼稚園生活に早くなれるためにも必要と考えております。
時差登園が終了してから、クラス全員がそろう受け入れとなります。全員がそろったときの帰り時間は10時30分となりますが、それは4日間ほど続けられます。その後、徐々に保育の時間を延ばし、5月の連休明け1週間ぐらいまでは11時の降園となります。6月からは、週2回、お弁当が始まります。お弁当のある日は12時30分、ない日は11時30分の降園となります。3歳児の入園後の状況を申し上げさせていただきました。
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Last Update 2006. 3.20