1番(青島康夫)
 次の大きな項目の2番目に入ります。アスベスト問題についてであります。アスベストによる健康被害が大きな社会問題となってきていることは、既に皆さんよく御存じのことと思います。今議会の閉会中の諸般の状況の報告にもありましたが、アスベストが飛散し、それを吸入することが一番怖いことであり、アスベストに暴露されますと、肺がんや悪性中皮腫を発病しやすいとされております。潜伏期間が20年から50年と言われております。環境省の推計では、今後、アスベストが原因で肺がんや中皮腫を発病する人は、最大で8万5,000人になると発表しております。
 学校関係では、文部科学省が9月29日に学校など公共教育関連施設の吹きつけアスベストの実態調査を発表したました。それによりましてと、184の国公立、私立学校を含む404施設で石綿が露出し、吸い込む危険のある教室があるとの中間報告を発表したました。分析のおくれた施設も多く、11月末の最終報告では、さらにふえると見られるという見解を出しております。また、同29日には、県教委と県も、県内のアスベスト使用実態調査の中間報告を公表しております。それによりますと、78施設でアスベストの使用が確認され、教室や天井、調理室、体育館、倉庫などが目立ったとの報告でありました。
 長泉町内でも、先ほど申し上げました閉会中の諸般の状況の報告の中で、アスベストを使用していた公共施設は、役場庁舎本館と南小学校、長泉小学校、長泉中学校との報告がありましたので、通告にしてあります1問目については省かせていただきます。
 2番目の質問をさせていただきます。先ほど申しましたように、アスベストはその繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であると言われております。建物へのアスベスト使用状況は、吹きつけアスベストとか、屋根材、壁材、天井材等として、アスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等が使用されております。特に、露出して吹きつけたアスベストの場合は、劣化等によりその繊維が飛散するおそれがあるということです。また、固めたスレートボードのようなものは、通常の使用状況であれば、室内に繊維が飛散する可能性は低いとのことであります。
 今回の調査で判明しました役場庁舎本館、南小学校、長泉小学校、長泉中学校の各施設のアスベストの使用状況はどうであったのかをお伺いいたします。
議長(上杉成司)
 総務部長。
総務部長(土屋秀明)
 それでは私の方から、役場庁舎そのものについての状況を御説明いたします。
 今、御質問の中にもありましたけれども、いわゆる吹きつけアスベスト、現在もそのままの状態になっておりますのは、この庁舎内ですと、地下にあります男女それぞれの職員の更衣室、それから、この議場の天井、これらが、調査あるいは検査の結果出たものでございます。
 13日の町長の諸般の状況報告の中でも触れさせていただいておりますけれども、この役場、それから、これから教育部長の方から報告します教育施設、これらを含めた中で一番大きな面積として使用されている場所が、この本会議場の天井でございます。そういう意味で、一番大きな面積のところを実際に二次的な調査、検査をいたしました。その結果、現在、規定されている基準値がございますけれども、それをはるかに下回るという結果が出ました。これは、空気中の飛散状況を調査したものですけれども、基準値と申しますのは、1リットルの中に10本あるのはということです。これは、報告の中で既に申し上げておりますけれども、製造工場等の境界にあります隣接地の民間の場所、例えば住居等というようなところでは、先ほど言いました数値より下回らなければならないということでございます。その1リットル10本というものに対しまして、この基準は2,717リットルのうちに1本という結果が出たものでございます。
 それ以外には、この庁舎の中には、昭和45年に本庁舎をつくったわけですけれども、その際には、この天井と同様の施行がされておりました。しかし、平成8年に耐震補強の工事にあわせまして内装等をリニューアルした際に、新た化粧板で完全に覆いまして、現在は囲い込みというような状態になっております。そういうことで、飛散の心配はないということになります。
 また、1階のロビーの天井にも同様のものがございますけれども、これについては、囲い込みでなくて、樹脂を吹きつけて封じ込めというような措置がされて現在に至っているところでございます。
 町の施設の中で、教育関係以外のものとしましては、この庁舎ということでございます。以下は、教育部局の方からお答えします。
議長(上杉成司)
 教育部長。
教育部長(山口喜一)
 それでは、学校関係につきましてお答えいたします。
 諸般の状況の中で、施設面を申し上げましたが、学校内の吹きつけアスベストを確認した場所を申し上げさせていただきます。長泉小学校では北校舎西側の階段の天井、南小学校では普通教室20室、特別教室16室の天井のはり、校舎の中央の昇降口と東側の昇降口の天井、校舎の中央階段と東側階段の天井、長泉中学校でございますが、南校舎西棟の普通教室の9室の天井のはり及び前後の壁、特別教室9室の天井のはり及び前後の壁、階段の天井、それと北校舎と南校舎の渡り廊下の2階の天井、北校舎の階段の天井部分でございます。
 その吹きつけアスベストの使用状況でありますが、長泉小学校の階段の天井につきましては、既に国が示しております処理方法の1つである封じ込めによる方法で処理されております。これは、アスベストの表面に固化剤を吹きつけることにより、塗膜を形成する方法で処理してあるため、飛散するなどの問題はないと考えております。南小学校、長泉中学校ですが、両校とも自然状態では飛散するなどの問題はない状態でありますが、教室の天井や廊下の天井は手が届きませんが、階段の天井には手が届いてしまう場所がございます。それらの場所には、ボールのようなものをぶつけた跡や、棒のようなもので突いた跡が見られました。以上が状況でございます。

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Last Update 2006. 3.20