副議長(土屋 誠)
 遠藤昭三議員。
11番(遠藤昭三)
 やはり、人間それぞれ夢を持っていなきゃならない。長泉町が大きく1つの段階的な歴史を変えるような大事業を考える夢は持っていなければ進歩しない。そういうことの中で、消極的な考えでは、こんな問題はとてもとても乗り越えられるものではない。そういうことを考える中で、やはり私も1つの夢でもいい、夢はやがては実現するもの、努力すれば実現する。私も、あの土地に行って目を閉じる、そうすると、使えなかった藤生の洞が、いろんなあれができる、また西細尾、東細尾の土地の谷間を埋めた場合、長泉の交通の便、そういうものに対する立地条件が整ってくる。そこで私は、これをどうしても実現して、長泉の町の将来の発展のために一大決意をしていただきたい、そう思うわけでございますけれども、その点についていかにお考えか御所見を承ります。
副議長(土屋 誠)
 助役。
助役(杉山僖沃)
 町域が狭い中で、いろんな土地の利用を図っていかなきゃならない、過去にも工業団地を幾つかやっていますが、すべてではないんですが、かなりそういう谷を活用してきた経緯もあります。また、今の藤生の話、あるいは細尾の谷の話、いろいろ具体的に検討した時期もありました。
 そういう中で、今、総務部長が申し上げましたとおり、特に藤生については、ファルマバレーの中心地域だということで構想も錬って、構想には活用していこうということになっているんですね。ただし、部長が申し上げましたように、いろんな事情があります。まず1つは、地価がかなり下落したということも大きな要因なんです。谷を、素地を買って、埋めて、いろいろな防災工事をやって活用するというのは、かなり現実には高くなってしまいますよね。今の土地の下落の中で、企業が求めるような単価にはとてもおさまらないというのがあります。また、企業の求める時期が、例えば今のオリンパスもそうですが、平成19年4月には操業を開始したいという、しっかりした短い期間の中で用地を求めてくるわけですね。それに対応しなければ、長泉町には展開しません、よそへ行きますよという話になるわけですから、そういう中で、底地を買って、工事をやって云々してからでは、とてもじゃないけど間に合わないと。ですから、今回はその隣接地へ持っていったということになりますが、そういうこと。
 あるいは、第二東名の残土を無料でいただけるという話もありました。これは、今、残土はかなりの量を御殿場の大野原へ持っていっているんです。いわゆるその運び賃がかかるわけですから、それだったら、長泉へ無料へ運んでくれるという話があったんですが、なぜか、それは結局私どもでできなかった原因は、目的によって埋め方が違うんですよ。簡単に考えますと、堰堤をつくって、そこへ泥を入れればいいんじゃないか、こういう発想をしがちでありますが、建物を建てる使い方をするには、それなりに工法が違うんですね。ただ土を運んで入れるというわけにはいかない。そうすると、相当な金がかかるわけです。
 そんなことから、今、ああいう谷間を有効に使わなきゃならないのはわかっているんですが、それを具体的に企業誘致に結びつけるというのは、今の状況では非常に難しい。ただ、谷の使い方というのはいろいろありますよね。ですから、藤生の南側については、ミニゴルフ場をつくってあります。ああいうような、使い方はいろいろとあると思うんです。私が申し上げましたような今のいろいろな状況の中で、ああいう谷を埋めて、そこへ企業誘致は非常に難しいなというふうに現状は考えていますが、貴重な土地でありますし、ほかにもいろいろ何らかの使い勝手というのも、これから考えられるのではないかなというふうに思っています。
副議長(土屋 誠)
 遠藤昭三議員。
11番(遠藤昭三)
 助役の御答弁はごもっともだと思うわけでございますけれども、やはり、まず準備、これから長泉町の道路のアクセスのすばらしい区域内に、もしそのような広大な土地ができたならば、企業、国、県の眼はそれに集中する。あそこへ行こうと、優良企業も目をつける。私も、前にある企業から、長泉、どうだなと言われたけれども、それはゼロ・エミッション、いわゆる何も残らない、そういう企業の進出がどうだと言われたけれども、そんな企業はないだろうというようなことで余り乗ってこなかったわけでございます。もしそのような土地ができておったならば、準備万端整っておれば、埋めたところに建築物を建てなくてもいい、それを外しても、いろいろな用途により利用できる、そう感じますので、その点についてもう一度御答弁をお願いいたします。
副議長(土屋 誠)
 助役。
助役(杉山僖沃)
 がんセンターの周辺、ファルマバレー構想に乗って今回のオリンパスの誘致をやったんですが、来年度は、がんセンターの中の研究所もオープンします。そこへいろんな方たちが出入りすることになりますね。また、すぐ隣接してオリンパスが大きく立地してくる。当然、いろんな方たちが出入りしますから、周りに目が向くと思うんですよ。それがねらいでオリンパスはここへ持っていったんですが、もう既に幾つかの企業あるいは研究所から打診があったりしているんです。目がさらにここに向くということは、私たちも大いに期待して動かしているわけですから、そんなふうに考えていますが、今回の企業誘致でオーダーメード方式ということでやったんですが、これは先ほど総務部長が申し上げましたように、県の企業局が今までいろんな事業を抱えて、不良物件を抱えてしまったという背景がありまして、具体的に企業がこれぐらい欲しいというオーダーメードでやらなきゃ、もうやらないんだというのが県のスタンスで来たので、たまたま今回はうまく合ったんですね。ところが、私が町長と知事にお礼に伺ったときに申し上げたんですが、オーダーメード方式というのは、地元の市町村に非常に負担がかかるんです。失敗したら責任をとらなきゃならないんです。ですから、企業が話をどんどん進めていって、時期も限られていますから、話が進んでいくと、途中で企業がやめたということになりますと、地元の市町村が全部責任をとらなきゃならないんです。本当に、一大決心が要る。県の企業局は非常に、オーダーメードだからということで責任は逃れますよね。そういうことを、1つ知事に申し上げました。
 もう一つは、普通は時期が間に合わないんです。今回は、用地買収も非常にスムーズにいきましたし、いろんな手続もスムーズにいきましたから時期が間に合ったんですが、通常はとてもじゃないけど間に合いません。そうすると、今までのような工業団地をつくって、先に持っていて、さあいらっしゃいとやらなければ間に合わないんですね、実態は。そういう話を知事に申し上げたんですが、知事はよくわかっていました。今はオーダーメードでやっているんですが、これから、ファルマバレーは特に、そういうことで企業誘致を市町村がやっていく上で、検討してみますという話を町長と行った時に伺ったことがあります。多分、現実そういう話だと思うんです。
 私も、過去にほかの地域でも、長泉、藤生のあの周辺だけではなくて、南一色側の地権者の若いたくさん持っている方たちも集まっていただいて、いろいろ意見なんかも聞いてあります。谷を埋めることだけに固執しないで、いずれにしても、そういうことでいろんな研究所なり企業の目があの地域に向いてきますから、それはわかっているわけですから、町としても将来にはさらにファルマバレーを生かして、町の活性化に結びつけたいという考え方でいますから。いろんな構想は持っているわけですから、今度は具体的な手法、それらについて今後、実現に向けての手法を検討しながら進めてまいりたいというふうに考えています。
副議長(土屋 誠)
 遠藤昭三議員。
11番(遠藤昭三)
 やはり、こういうような一大飛躍する長泉の1つのページを、歴史をつくるような大事業は、物すごいエネルギーと、物すごい努力と、そして命がけの行動で初めて果たされると思うわけでございますので、その点、十分腹を据えて努力していただきたい、これをお願い申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。
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Last Update 2005. 9.26