議長(八木秀英)
質問順位4番。
質問内容1.戦略ある教育施策
2.もう一歩前進した施策展開
3.客観的規格の取得について
質問者、四方義男議員。四方義男議員。
6番(四方義男)
お待たせしました。個人的なことなんですが、今ちょっと歯を修理中でありまして、マイクを通しての声がお聞き苦しい点がありましたら、どうぞお許しください。話の内容はちゃんと伝わるようにいたしますので、よろしくお願いします。
では、通告に従いまして、質問を続けてまいります。
今回の私の一般質問は、もう少し深めた住民施策につきまして、また、周辺市町との差別化とか、先ほどちょっと同僚議員からも質問が出ましたが、長泉のブランド化というものを意識したものを考えてあります。
それでは、まず最初に質問事項の1ですが、独自性や戦略ある教育行政についてで、3点について質問をしてまいります。
最初に連続性を持つ教育行政をということであります。去る5月28日でございましたが、町制45周年記念式典が開催されました。その記念式典におきまして、「子育てするなら長泉」と多くの来賓からも、町の教育行政が褒められました。町民として大変うれしくかつ光栄なことでありますが、一方、それはこれからの教育施策も、周囲は大いに注目していますよというエールも含んだものと理解しております。町民のみならず世間一般の人は、長泉の教育施策、物語とでも申しましょうか、これからの続きを読みたがっているはずであります。乳幼児期から小学校、中学校と、町内でどのように育て上げていくのか、これからが行政としての手腕、力量が問われてまいりましょう。世間で話題となり注目された事業が、補助金とか助成金で対応できる内容なら、財政力豊かな自治体ならどこだってすぐまねができる施策ではないでしょうか。我が長泉の教育施策は、そんな薄っぺらなものではないはずです。
そこで、確認しておきたいのですが、乳幼児期以後における教育施策展開をどのように考えておられるのか、長泉の教育施策の連続性や一貫性ある取り組みについて、こうしていくんだという物語というかシナリオについてお伺いいたします。
また、このことに関しまして、部門間の協力、協働という取り組みにおきまして、補足的な説明があれば、教育委員会のみならず福祉保険部門からの姿勢もあわせてお伺いします。
議長(八木秀英)
教育長。
教育長(土屋郁夫)
子育ての町、あるいは「子育てするなら長泉」、全国から高い評価を受けておることを本当に私はうれしく思います。そして、この今までの行政を振り返ってみたときにどうかなと考えてみますと、私は他の地がやっておるからとか、あるいは他がどうだからうちは先導的に進めようとか、そういう意識は全くございませんでした。今、長泉の状況を考えた中で、これはどうだろうか、議員の皆さん方の意見、あるいは町民の声、そういうものを聞きながら、よかれと思うものを進めてまいりました。それが、だから、すばらしいことだ、非常に進んだやり方だというような評価を受けたのではないだろうかなと。
幼稚園をつくる、保育園をつくる、そういう際に、ここで建てかえなければならない。建てかえに取り組む際に、真剣に今の時代に合った、先を見越した施設をどうつくろうか、これは真剣に考えました。例えば竹原保育園で建設に取りかかります。つくりについてはテーマを持とうと。そういう中に幾つか挙げて、1つの例を挙げますと、安全な保育園をつくろう。実現したのは、職員室から子供たちの姿が全部見える、どこにいても子供の姿が中から、部屋からわかる。あるいは棚をつくるのにも、角張ったところは避けよう、丸みをもって安全にいこう、こんな試みをしながらつくったということは言えると思います。
そういう点を来園者は多く評価してくれるのかなと、意図的に進めたものではないというように私自身は思っておりますので、だから高い評価を受けますけれども、これは本当にありがたく受けて、そして高い評価を励みとして、これから地味に着実に推進してほしいというのが職員に対する私のいつも願っておることでございます。
そこで、まず御理解を願うことは、福祉行政の目玉である児童福祉を教育行政と一体化を図る中で推進していることは、他には見られません。長泉のこれは特色でございます。保育園、幼稚園も、また放課後児童会も、児童館、子育て支援センター、すべて、保育所、子供を預かる場所、あるいはそういうような考え方はございません。子育てイコール教育施設だと。こういう意識が、私はやっとここで定着してきたと。これまでには、長いこと、スタートからやっとここで職員も、あるいは町民の方たちも、そういう意識で見てくださる。このことは、私は誇れることだというように、まず思います。したがって、連携協力の中での推進が図られる環境というものでは、これは誇れると考えております。このような誇れる環境の中で、心身ともに健康な長泉の子の具現を目指す、教育の推進は当初教育方針で申し上げたとおりでございます。
御存じのように、今や生涯学習社会、その中で生きる基礎づくりを教育行政の原点と定め、幼保、小中の一貫性ある教育の展開に努めていきたい。幼稚園、保育園、これは家庭集団から抜け出して、幼稚園、保育園という子供の集団に入ってきたわけでございます。こういう集団の中で、遊びを通し、心豊かで望ましい生活習慣、この生活習慣を身につけることを教育の中心に据え、進めてまいっております。
その子供たちがやがて成長し、小学校へ入学いたします。いよいよ小学校は義務教育、学習の場でございます。スタートでございます。そこで、生活習慣、さらに今度は学習に入りますから、学習習慣をそこできちっと生活習慣の上に積み重ねていただきたい。これが私どものこの事業で、現在、低学年支援事業を進めております。このことは、そういう意図を持って、義務教育9年間がスタートする、その一番大事なスタートの2年間で、生活習慣の上に学習習慣を積み重ねていただきたい、これが1つの継続性という意味でございます。そして、幼小時にしっかり身につける、そして、成長するとともに判断力を養い、自主性、主体性を尊重する教育を目指したい、これが1つの方向でございますし、心の教育の推進も、長泉の教育の重点でございます。
相談活動としての心の相談員、そして、ひまわり相談、スクールカウンセラー事業等々揺れ動く中学生の心の安定を図る教育活動でございます。また、読書活動推進事業、これは幼保、小中学校、社会教育にわたる一貫性を持って、私どもは推進していきたい、このように思います。
保健課の方で、7カ月の検診がございます。そこで、『食べても大丈夫』というあの本を渡してくれて、スタートするブックスタートでございます。そこで、スタートしたものを幼稚園、保育園でさらに高めていただいて、小中学校、義務の中でいただく。したがって、この読書活動においては、町民の皆さんの理解が非常に得られて、多くの団体の方々、そして支援ボランティアの人たち、こういう人たちから、本の充実等も含めて、強い協力をいただいております。これは、私は実に高まってきた長泉の教育である、ほかでもやっておると思いますけれども、私どものところは、私どもなりに非常に着実に進めてくださっておるというように思います。
3月議会で青島議員から質問を受けましたあの本年からスタートした2学期制のことでございますけれども、2学期制のねらいは、日課にゆとりを生み出すことにございます。わずかな日課と思うけれども、今、学校の1日の日課を見ますと、今まで位置づけてある漢字書き取りが、あるいは計算ドリルなどの時間が、読書の時間が5分だったものが、ことしは10分になりました、15分になりました。2倍、3倍になった学校もございますし、今まで週2回のものが毎日繰り返される。そういう繰り返しをかさねることによって、基礎、基本を身につけていくという、これは大事なことであろうと、私は成果を期待しております。
以上、長泉の施策についてのほんの一例でございますけれども、その連続性、一貫性の取り組みについて申し上げました。
また、幼保小中学校のこの一貫教育の重視では、体験活動の重視であります。特に小中学校の総合的学習を通し、みずから考え、学び、広く知識を吸収し、さらにその知識を生かし、巧みに処理する能力、知識だけでなくて、この生かす能力、すなわち生きる力、四方議員よく指摘されます知識だけでなくて知恵のある子供を育成しろと、そういうことを進めておるということを申し上げて、御理解をいただきたいと思います。
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Last Update 2005. 9.26