議長(八木秀英)
 質問順位3番。
 質問内容1.命をつなぐ食育を大切に、工夫を
       2.被災者支援制度を明確に
 質問者、花房由美子議員。花房由美子議員。
8番(花房由美子)
 平成16年度最後の質問が、このように暗くなってしまいまして、私が終わるまで、皆様方におつき合いしていただかなければなりませんけれども、的確に速やかなお答えをいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最初に、通告に従って伺いますけれども、命をつなぐ食育を大切に、工夫をということで伺います。私たちの毎日の生活に、食べるということは大変大切なことで、体もつくるんですけれども、生活もつくると言われております。好き嫌いが多いとか、スナック菓子など、油の多い食生活は、切れやすい子供をつくると言われますが、バランスを崩すと、当然そうなるものかと考えております。
 コンビニやスナック菓子など、手軽にカロリーの多い食物が手に入りやすい現代の子供たちには、特に安全な食べ物とか、害のある食べ物の見分け方が必要ではないでしょうか。さらに、食べ物を大切にし、バランスのよい食べ方、作物の成り立ちや世界の食糧事情などを知ることで、毎日食べられることへの感謝もでき、将来の生活のあり方に影響するものと考えます。
 子供たちの栄養調査をしたところ、夏休みや冬休み、春休みなどの長期休暇に入ると、栄養のバランスが崩れ、学校が始まるとよくなるという調査結果がありました。ということは、子供たちの体は給食によってかなり補われていることになります。休み中であっても、自分で判断できる知識があれば、食べ方も変わってくることでしょう。大学生や社会人として、自立したときにも役立ち、将来、結婚したときの家庭にも影響すると思います。親が、食物の食べ方、とり方を教えて生活する家庭環境と、そうでない場合の違いは、想像にかたくありません。
 そこで、お伺いいたします。給食のときの食物に関する教えは、どういうことをしていらっしゃいますか。
 続けて伺います。そして次に、工夫ということで伺いたいんですけれども、子供たちに、食べることに興味を持たせるということで、やはり工夫をしているところが日本全国の中にはありました。その中の一つとして、青森県の十和田市では、きょうの給食は何キロメートルというような題で、給食食材の移動距離を調べさせたそうです。これは、中学生が総合学習の中で調べたものなんですけれども、毎日食べている給食のメニューというのは、季節を問わずに多彩な食材が使用されていて、温暖な気候の産地からの輸送とか輸入によって食べることができるわけです。そうしますと、そこに当然、輸送にかかる石油、化石燃料の消費とか、それから、どのぐらいかかって自分たちの口に入るんだろうとかということの興味からも知ろうというものでございます。そして、給食へと姿を変えて届けられる一方で、その給食というものは、残飯が大量に出て、給食センターに戻されて焼却処分されているわけです。
 こうした食生活にかかわるエネルギーのむだを実感することと、それから、食べるものの移動距離がどのぐらいというので、フードマイレージというような名前をつけているようですけれども、食材がどれだけ離れたところから運ばれたのかを知ることによって、子供たちが食べるということを、非常に、環境問題、いろんなことにも興味を持てるものとして扱ったというものでございます。
 ですから、そのときの調査の結果なんですけれども、シーフードカレーの献立がありました。それと、地場産品というんでしょうか、特に青森の郷土料理でせんべい汁というのがあるんですね。私たちの方でいう、すいとんのようなものだと思えばいいのかなというふうに考えています。向こうに行って食べたとき、たしかそんな感じでしたので、そういうのだと思います。
 シーフードカレーのときには、中に入っているものが、ホタテは青森県の県産であった、そして、イカはペルーから、エビはベトナムから来ていた、ニンジンは愛知県から来たし、ジャガイモは北海道からということがありまして、それらを給食センターに納めている食材業者から、どこの産地からのものだよというようなことを調べて合計しますと、12万4,352キロという数字で、地球を3周するほどの距離になったそうです。
 郷土料理のせんべい汁というのは、シャケだとか、それからコンニャク、お米、ネギ、長芋、ニンジン、ゴボウ、干しシイタケ、ワカメ、ヒジキのふりかけとかオクラというようなものですから、合計が4,408キロメートルだった。実に、28倍の開きがあったということなんですね。
 食べることへの興味というのは、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、おいしいとかきれい、それから季節感ということではなくて、どこから来たのかを知ることで、地球温暖化問題にまで広げていけるようなこともできるということです。ですから、興味を持たせるということが大変大切になると思います。
 2番目の質問なんですけれども、うちの町では、子供たちに興味を持たせるというので、どういうふうな工夫をされているのか、その2点をまとめて最初に伺いたいと思います。
議長(八木秀英)
 教育部長。
教育部長(山口喜一)
 お答えします。
 最初に、給食のとき、食物に関する教えはということでございますが、給食センターの栄養士が、年1回から2回、給食時に学校訪問し、全学級に回り、給食の材料をもとに食物の栄養面等について指導しております。また、給食センターから、毎日、給食だよりが配布され、給食時に放送で全校に知らせております。学級では、保健指導で、食習慣や食事内容に関する指導を行い、赤色食物、緑色食物、黄色食物等の栄養分の働きについて指導しております。
 次に、当町ではどのような工夫をしていますかということでございますが、当町では、十和田市で行っているような、きょうの給食は何キロメートルというような指導の仕方はしておりませんが、毎日、お昼の放送で、給食委員会の児童が、献立とか、食材や季節感、栄養、調理方法などをお知らせしており、その中で、食材や栄養について、興味、関心を持つようなことを行っております。
 放送の一例でございますが、給食記念週間のときのものですが、「給食記念週間最後の日は、日本料理の献立です。きょうのみそ汁には、長泉町特産の大和芋が入っています。粘りのある芋で、すりおろすととろろになります。今の時期にとれるものは、あくが少なく、粘りも甘みもあっておいしいです。そして、きょうのアジの開きは、静岡県の由比産のものを使っています。地元の食材を味わってみてください」、ことしの1月28日放送分の一例でございます。そういうような放送をしているところでもございます。
 そのほか、今年度、北小では、食生活の改善を親子で考えるということで、教職員と保護者でつくる学級保健委員会で、5年生、6年生と、その保護者を対象に、食生活の改善を親子で考えるという食育講演会を開きました。そこで、子供たちには、規則正しい食生活の大切さとか、朝食はしっかり食べるなどを伝え、また保護者に対しましては、子供の食事は、リズムの乱れの原因は保護者にあることなどの話があり、家庭での食生活の見直しを訴え、食生活と健康のかかわりについて理解を深めていただきました。南小では、給食指導で、年間テーマ「かしこい食べ方」といったことを決めたり、日常でも、家庭科、給食や保健といった授業で、食の大切さを指導しております。
 今後も、児童たちが給食について興味、関心を持つように、食材のデータからの導入もいいかと思いますので、給食センターと連携した指導、工夫をしていきたいというふうに考えております。
議長(八木秀英)
 花房由美子議員。
8番(花房由美子)
 年に1回の栄養士さんのお話ということになりますと、やはりちょっと足りないのかな、もっと身にしみ込むようにやっていただきたいなというふうに思いますが、いろんな工夫をとっていただけるということですので、それはいいと思います。そして、今、食育講演会もあって、それに対して、参加者がどのぐらいいらしたのかなというふうに思うんですけど、家庭での食べ方というのが、やはり一番大切ではないかなというふうに考えます。とりあえず、その人数がどのぐらいいらしたのかも教えてください。
議長(八木秀英)
 教育部長。
教育部長(山口喜一)
 5年生、6年生と、その保護者を対象にということで、438人のうち333人で、76%の出席となっております。
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Last Update 2005. 9.26