議長(八木秀英)

 日程第1.これより一般質問を行います。
 質問者に申し上げます。質問の内容により、答弁者及び答弁者の順序が質問者の希望より異なることがありますので、御了承願います。

議長(八木秀英)

 質問順位1番。
 質問内容1.自然を大切にする心を見いだすために、町の方向付けを伺いたい
 質問者、室伏進一議員。室伏進一議員。
5番(室伏進一)
 通告に従いまして、順次質問をしていきます。よろしくお願いいたします。
 きょうは、暦の上ではもう五日、啓蟄でありまして、春を呼ぶ雨と言っていいほどですけれども、一雨ごとに暖かくなる雨、そして桜も、一度冬の冷たい風に当たらないと、幾ら暖かくても早く開かない、桜の開花前線も必ずしも暖かい方から開くというわけではございません。こんな自然のことについて、きょうは一般質問をしてまいります。よろしくお願いいたします。
 1番目の大イチョウの根の保護に対することについて伺っていきたいと思います。3年前、ここで一般質問を行いまして、昭和11年に大イチョウの記念物が指定されまして、あそこに書いてある看板によりますと、根回りは同じく11メートル、樹高が33メートルとなっております。しかし、あのときは大分、枝が枯れておりまして、これが落ちたら大変だなと、こういうことから一般質問をさせていただきました。
 大幅な枝打ち、そして、根の方には根継ぎもしたものも見られる中におきまして、一部は切っていただきまして、その幹の太い部分は、桃沢少年の家で、子供たちが幹の中をくぐって遊べるぐらいの遊具にもなっておりますが、今、上部は切ってしまったために、看板にあるとおり、樹高33メートルはいきません。しかし、そこからは、ヒコバエも芽吹いてまいりまして、大分、回復の兆しがございます。あそこの周りを見てみますと、南側は水路、東側も水路、西側は水路と道路、そして北側には文教線の大きい道路ができまして、あそこの大イチョウを見ると、大きい鉢植え、そんな感じがしてなりません。
 鉢植えといえば、盆栽をよく思い起こしますけれども、盆栽は、根を何年に一度か切ったり、土を入れかえたり、切った分量によりまして枝に適正な処置をしないと生きていけません。何百年とたっている盆栽に至っても、そういうふうにして生きていっていると思います。あの大イチョウも、まさにそれの少し大きい拡張版のように思われます。この大イチョウが3年後、先ほども申しましたように、ひこばえが出てまいりまして、何とか生きてきたかなとそんな感じがするわけでございますけれども、大イチョウが今後生きていくためには、樹木医の方々に毎年お世話になって、検査してもらっておりますけれども、ひこばえが出たから、本当に立ち直っているのかなと、そのようなことは、素人にはよくわかりません。3年間の経過はどんなふうになっているのかお伺いし、さらには、生き延びていく新しい方法を考えていかなければならないと思いますので、3年間の過程がどのようになってあの大イチョウが生きているのか、経過がわかりましたら、よろしくお願いいたしたいと思います。
議長(八木秀英)
 教育部長。
教育部長(山口喜一)
 お答えいたします。
 県指定天然記念物、下土狩の大イチョウの根の保護についてでございますが、平成6年度の下土狩文教線の工事の際に、イチョウ付近の歩道は、透水性と通気性を確保するため、インターロッキング構造とし根域確保を図ってまいりました。また、土壌中の病害菌を除くため、平成6年度から3カ年かけて、土壌の入れかえをしております。
 現在、インターロッキング部分にはバリケードを置き踏圧を防止するとともに、根元のわらの敷きかえを毎年行い、土壌の固化を防ぎ、根域の確保に努めております。
 また、平成13年度からは、毎年、樹木医の樹勢状況の調査を委託しております。調査の内容でございますが、地上部につきましては、病害虫、枯損部分の調査、地下部分につきましては、根部の病害虫の発生、根の発生状況調査、及び病害発生時には薬剤を注入しております。
 平成15年度の調査でございますが、ひこばえの発生がふえていることから、根茎部が充実してきた方向にあるとの調査結果を得ております。また、今年度の調査では、5カ所に穴を掘り、根の発生状況等の調査を行いましたが、以前、根の発生が見られなかった場所にも、良好な根の発生が見られております。今後も、静岡県教育委員会、樹木医と相談しながら、長期的に、保護に努めてまいりたいと考えております。
議長(八木秀英)
 室伏進一議員。
5番(室伏進一)
 ありがとうございます。
 新しい根も出ているということで、大変うれしいことでございます。幹の周りに接ぎ木をいたしまして、新しい養分が吸えるように確保してございますけれども、その中におきましても、養分を吸い上げている木は、接ぎ木した下の小さい木ですけれども、これも少しずつ太ってまいりまして、ここは養分を吸い上げているなと素人目にもよくわかります。しかし、接いだところがだんだん細っていったり、だめになっているのも見受けられます。これは、また新しいところへと接ぎ木していただくために、その周りに、さらに苗を植えてあるのも確認されております。したがって、少しずつ回復させて、何とかあれだけ大きい根回りの木を、大イチョウといったら長泉にあるよと、そんなものに残していってほしいと思います。
 そして、さらに歩道部分ですけれども、今、根を保護するために、バリケードが置いてございます。バリケードも、木製のバリケードで、名前も長泉町の名前が入っております。この間、12月5日の大風のときにも、これが車道の方に飛び散る、したがって非常に危険なことでもありますし、せめて、これが根を保護しているんだということがわかるためには、木製のバリケードではなくて、もっと、本当に大イチョウを保護しているんだと、このような方向に持っていってほしいと思いますが、そのような対策はあるかどうかお伺いしたいと思います。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(渡辺秀春)
 お答えします。
 今のバリケードの設置の意味につきまして、教育委員会、あるいは議員の方から言われましたように、根を保護するためのものであります。保護するに当たりまして、供用開始された当時から、地元の要望もあったかとは思うんですけど、工事用のものを暫定的に使用する形の中で、強風等で倒れた場合につきましては、地元の方々に御迷惑をおかけするような状況でおりまして、現状で、景観上も配慮に欠けていたものとなっていたというふうに思っております。
 したがいまして、現在、景観等を考慮した車どめを検討しておるわけでございますけれども、前の質問でも出ましたように、下土狩文教線の緑化事業等の絡みもありますので、強固なものという形にはいかないと思いますけど、今検討している車どめのタイプのものの結論が出次第、早期に施工してまいりたいと思っております。
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Last Update 2005. 9.26