議長(八木秀英)
 質問順位2番。
 質問内容1.風疹症候群の拡大防止を
       2.有害図書自販機設置禁止の条例制定を
       3.シルバーハウジングで安心な生活環境を
 質問者、堀内 浩議員。堀内 浩議員。
2番(堀内 浩)
 それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まず最初に、風疹症候群の拡大防止をということでございます。妊娠初期に妊婦が風疹に感染、生まれた赤ちゃんに障害が出る先天性風疹症候群、CRSと呼ばれておりますが、の発症が例年より多く、風疹の局地的流行が見られると、9月9日、厚生労働省の研究班が予防接種強化の提言をしていることが明らかになりました。厚生労働省は、同じ日に、予防接種の推進を求める通知を都道府県に発したようです。
 CRSは、妊娠中の感染時期により、症状、重症度が異なると言われています。妊娠2カ月以内の女性が風疹にかかると、白内障、先天性の心臓病、難聴の2つの症状を持った子供が生まれてくることが多く、妊娠3カ月から5カ月に感染した場合には難聴が多く、ほかに網膜の病気、緑内障、小頭症、精神運動発達のおくれ、血小板減少性紫斑病などの症状が見られるそうです。
 日本では、過去、1965年に沖縄で400人以上のCRSの子供が生まれ、1977年から79年に全国で風疹が大流行したときには、CRSの子供の出生を恐れて、多くの人が人工妊娠中絶に走ったとされています。
 最近の風疹の流行は、昨年から局地的に始まり、群馬県、大分県、鹿児島県で多く、福島県、埼玉県、宮城県、福岡県、沖縄県などでも発症し、ことしの患者は8月時点で3,812人に及んでいます。また、昨年まで年間1例あるかないかだったCRSも、ことしは既に8例が確認されています。2000年から2003年まで、これは本当に年間1例しかございませんでした。ところが、2004年になりまして、岡山で2件、東京で3件、あと鹿児島、神奈川、熊本で1件ずつ、このようにCRSの子供が生まれているということがわかっております。
 過去の風疹の流行パターンから今回の流行は小規模なものでありますが、ことしで終息することはなく、数年は同様の流行が続くと警戒を呼びかけております。
 さらに、今回特に注意が必要な背景として、風疹の局地的な流行だけでなく、風疹に対する免疫がない女性が妊娠可能な年齢に達しているということも重なっているからです。
 1977年から女子中学生を対象に始まった風疹ワクチンの接種は、1994年の予防接種法の改正を機に、目的が風疹そのものの流行阻止に変わったのに伴い、対象が1歳から7歳に切りかえられ、この時点で空白期間にいた幼児から中学生までの未接種に対し、厚生労働省は昨年9月までに公費負担で接種を続けていました。
 しかし、実際に接種を受けた人は少人数にとどまり、予防接種を受けず免疫がない20代から30代の子育て世代人口は、推計で全国に約530万人、そのうち女性は78万人にのぼるとされています。
 母親が継承感染をした場合の妊娠月別発生頻度は、妊娠1カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%とされています。このような実態をこのまま放置すれば、国全体においてCRS発症に関して危機的状況に至り、もはや一刻の猶予もないと警告されております。
 先天性風疹症候群の対策として、妊婦の夫や同居家族に対する予防接種の推進や、妊婦全員の抗体検査と、必要に応じたカウンセリングの実施、さらに小児科以外への患者調査の拡大などが挙げられております。
 国がしなければならない対策、地方の自治体がしなければならない対策、それぞれあると思います。しかし、国と自治体が一体となってCRSの発症を封じこめなければならない時期に来ております。
 そこで、まず最初に、当町の風疹予防接種をしなかったと言われる空白世代の対象者、1979年4月2日から1987年10月1日までの、現在の年齢で言いますと、15歳から24歳の男女の数、ことしの4月1日で4,535人おりますが、現在までの予防接種の現状はどのようになっているのか、また風疹の発生件数はどの程度かお伺いをいたします。
議長(八木秀英)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(遠藤敬二)
 お答えいたします。
 以前の風疹の予防接種につきましては、混合ワクチン、風疹、麻疹、おたふく風邪、この混合ワクチンをしておりましたが、平成元年12月から平成2年の2月までの混合ワクチンに副作用があったということで中止になり、その後、平成6年の予防接種法が改正されるまで、混合ワクチンか風疹単独のみか、予防接種を選択する方法をとってまいりました。
 そのために、今、御質問にありましたように、昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの未接種の男女に経過措置といたしまして、平成7年から平成13年度にかけまして、学校関係者と連絡をとりながら、小学校1年生と中学校2年生に学校で予防接種を実施しております。
 平成17年度から平成13年度までに実施した学校での数は2,651人、そして、それ以降、平成13年から平成15年までの成人に対して実施した数が53人、平成13年度が32人、平成14年度が3名、平成15年度が18名、合計53名というふうになっております。また、昭和56年から平成6年度まで、風疹のみの予防接種をされた方が1,581人という数字が報告されております。
 そして、風疹の発生件数ですけれども、ここ2年間、平成15年、平成16年の統計的な数ですけれども、静岡県下平成15年が38件、平成16年が9件、東部でいきますと、平成15年が2件、平成16年がまだゼロという形で、なお長泉町の数字については、ちょっと把握はできておりません。
 ですから、空白世代の接種につきましては、当町におきましては、学校関係等の協議の中で、ある程度の予防接種がされているというふうに考えております。以上です。

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Last Update 2005. 3.25