6番(四方義男)
そういうことで、気分よく質問2の方へ入っていきます。次は、パーソントリップ調査と住民のための交通政策というふうなことでありますが、これ、先ほど木下議員からも質問一部ありましたので、その答弁内容も絡めまして、ちょっといろいろと質問を展開していきたいと思っております。
まず、パーソントリップ調査とはどういうものかということですが、先ほど木下議員からもお話がございましたが、若干欠けていたところがあったかなと思いますので、もう一回話しします。これは、どのような人が、どんな目的で、どこからどこへどんな時間帯に、どんな交通手段を利用して移動しているのかを調べ、今後の都市交通計画を策定するためのものであると言います。これでよろしいですか。
16年度から18年度へかけての実施計画、この41ページですね。ここに東駿河湾都市圏総合都市交通計画策定事業というのがありますが、パーソントリップ調査はこの事業のことと理解しております。7月の新聞報道にも、沼津市・三島市を中心とした5市7町1村、これ、先ほど木下君からも話しました。もちろん長泉町も含まれますが、本年度から実施する「東駿河湾都市圏パーソントリップ調査」について検討する「東駿河湾都市圏総合都市交通計画協議会」が開かれ、本年度は本体調査と補完調査を行い、17年度に調査結果に基づいて現状分析や将来予測をするとありました。
この数字につきましては、先ほど説明がございました。この地域は、平成3年度も実施しましたが、交通混雑の増大や少子・高齢化、ファルマバレー構想の推進など、状況が変化しているために、再度の調査を決めたとのことです。18年度に新たな都市交通計画のマスタープラン策定を目指すともありました。
私が注目しておりますし、また注目しなければならないというのは、この調査は今回交通混雑の増大や、少子・高齢化、そしてファルマバレー構想の推進など、状況が変化しているためと、こういう理由がついていたんですね。ファルマバレー構想といいますと、地元の我が長泉町も最大限の関心事となるでしょうし、当然のことながら町もこの調査結果に基づく将来予測、この将来予測につきましては、土屋部長から小学校をつくるときの例を出されましたけれども、将来予測やマスタープラン策定という動きについてはもちろん無関心ではないと思います。
そこで、町はこの社会状況変化というものをどのようにとらえて、考えて、パーソントリップ調査を位置づけようとされているのか、そして今後の交通政策、施策にこれをどう生かしていくのかをお伺いします。重複するところがあればカットして結構ですので、よろしくお願いします。
議長(八木秀英)
都市環境部長。
都市環境部長(渡辺秀春)
お答えします。
今、パーソントリップの目的、あるいは役割、なぜここでやらなければならないか、いわゆる環境の変化等について私の方に回答を書いてありますけれども、全くそのとおりでございます。その辺のところは省略させていただきます。今、それらの状況を挙げられました状況の変化に照らし合わせまして、これまでの計画を検証していくことになります。その中に、公共交通施設とか、公共事業管理等の新たな施策を加味しました東駿河湾都市圏の都市総合交通計画を策定したいというものであります。
この活用につきましては、本調査で解析されました交通混雑度や道路の飽和度をもとに、都市計画道路の交通容量は足りているのか、車線数は2車線でよいのか、4車線でなければならないのか、そういったことに対しまして、おのおのの都市計画道路としての機能、役割を明確に位置づけまして、交通の流れを誘導する施策を検討するなど、さまざまな交通に関する計画検討を行いまして、都市計画道路の計画の見直しや整備の優先順位といったことに対して活用していくものとなっております。
さらには、都市計画道路としまして、各市町の生活道路の整合性を図るためのデータとしての活用をしたり、交差点形状や信号制御の基礎データとして使用するなど、交通計画全体に幅広く活用されるものであります。以上です。
議長(八木秀英)
四方義男議員。
6番(四方義男)
若干私も勘違いしているところがあったかなと思っております。パーソントリップ調査というのは骨格道路をつくるんだと、大上段に構えて、町や国や県やね、大きな町の都市の言いなりになって、長泉町は小さな町だから、みんな大都市、大きな町の通過道路になればいいわというふうな考えもあったんです。若干今の説明では違うかなと思います。
ただ、住民とか町民が道路に寄せる思いというのは、物すごく現場の声というのは違うようなところもあるんですね。日々の生活において改善を要望しているところとはどんなところにあるのかとか、住民意識調査でも、道路に関してはいろいろと意見が寄せられているんですよ。私も個人的にもいろいろと話を聞いております。確かに広域で取り組んでいかなきゃならない調査も必要なことは理解できるんですよね。
私はこういうふうに考えているんですよと。パーソントリップ調査は骨格道路をつくるための太い幹を考えるんだと。そして、その後、太い幹になるか枝になるか、都市計画道路があって、その末枝というか小さな枝の方に生活道路というふうなことに、その中で想像しているんですね。太い幹からのものも、情報も、いろいろなもの、お金も流れてくるのかもしれませんけれども、そういうなことだと思っております。骨格道路が独立して、屹立して存在しているわけではないというふうな感じも持っていますね。骨格道路から市町村につながる道路、その交通政策にはお上の意向と言ったら失礼なんですけれども、そういうふうなものでなくて、そこで生活している住民の声が反映された、それぞれ独自の、我が町はこういう町なんだ、キャッチフレーズでこういうふうなテーマで行くんだというふうな、道路政策があると思うですよ。例えば私が考えた町民の良好な生活環境と安心・安全守る生活道路とか、そういうふうな今後の進むべき方向性というんですか。そういう町の長泉町の道路行政のテーマ、あるいは方向性をちょっと伺っておきたいと思うんですが。いかがでしょうか。
議長(八木秀英)
都市環境部長。
都市環境部長(渡辺秀春)
お答えします。
前々から、四方議員の方から生活道路関係にかかわる質問を何回か受けているわけでございますけれども、今申し上げましたように、パーソントリップ調査そのものというのは、都市計画道路、いわゆる東駿河湾等の広域の中での位置づけが果たしていいのか悪いのか、その優先順位等を決めていくわけです。今まであった生活道路の中に、都市計画道路を昭和35年ぐらいから計画決定して、今、整備を逐次進めているわけですけれども、当然生活道路にはしわ寄せが来ている状況にあるかと思います。
そういう中におきまして、生活道路の整備や交通整備の推進に当たっては、そこを生活の拠点として利用する人々の、地域の人々の意見を十分に反映しながら進めていくことは、当然のことだと思っております。道路は、生活の利便性の向上とか、良好な都市環境を確保する上で欠かせない施設ということは御存じなことでありますが、それもネットワークを形成しまして初めて所定の効果が発揮されるものでありますので、まずは都市計画道路を積極的に進め、その上で、車両交通等の変化を十分に考慮しながら生活道路の整備を進めていくことが、費用対効果の面から見ても重要であると考えているところであります。
いずれにしましても、都市計画道路の整備と同様に、生活道路の整備も交通混雑の緩和効果や時間短縮効果などに着目しまして、住宅環境や自然環境等にも配慮しながら整備をしていくことが、これからの道路行政に求められているのではないかと思っております。
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Last Update 2005. 3.25