議長(八木秀英)
日程第18.陳情第11号 食品安全行政の充実を求める陳情を議題といたします。
事務局長に陳情書を朗読させます。事務局長。
事務局長(土屋勇治)
朗読をさせていただきます。
陳情第11号
食品安全行政の充実を求める陳情書
陳情理由
2001年9月の日本におけるBSEの発生以来、日本の食品安全行政および食品事業者に対する消費者の信頼感は地に落ちました。その後も無認可添加物、無登録農薬など、生産者や食品事業者による不祥事は続き、行政や事業者に対する消費者の不信は改まっていません。
政府は2003年5月に「食品安全基本法」を成立させ、7月には「食品安全委員会」がスタートしました。安全性の評価を行う機関と、安全管理を行う農林水産省、厚生労働省などの機関を分離するということは、これまでの産業振興の省庁が消費者の立場を軽視してきたことからすれば一歩前進といえますが、基本法の目的規程においても「消費者の権利」が盛り込まれていないことや、リスク分析においては科学的な評価ばかりが強調されています。
今後、食品の安全評価をどのように行うのか、消費者に軸足を移したリスク管理は実現するのか、また、利害関係者間での双方向の討議が担保されるのかといった不安や課題が残っています。
食は命の礎です。食べ物を安心・安全・安定的に供給されるよう食品安全行政の充実を求めたいという住民の意思をおくみとり頂き、貴議会におかれまして、地方自治法第99条の規程に基づき意見書を政府関係機関に提出いただくとともに、陳情内容の実現に向けて強力な働きかけをお願い致します。
陳情内容
- 食品安全行政について
(1) 食品安全委員会の審議に、市民の意見を反映させること。そのため、消費者の申し出制度を新設し、措置請求権を保障すること。
(2) 生産段階での安全性確保と環境に負荷を与えない「有機農業」「有機畜産」推進のための法制度の確立や、直接支払などの奨励制度を作ること。
(3) 安全性の評価にあたっては、「予防原則」の立場にたって、予想される結果が重大な場合は、科学的根拠が不十分であっても規制を行うこと。
- 食品安全委員会について
(1) 食品安全委員会の自主独立を確保し、そのために必要な予算を確保すること。
(2) 食品安全委員会委員選任にあたっては、それぞれの関係団体などから推薦リストを基に選出し、選考基準・過程の透明性を確保すること。
- 輸入農産物の安全性確保について
(1) 輸入農産物の安全性を確保するため、輸入検疫や表示制度の充実をはかること。
(2) 違反事例については国や自治体が積極的に広報し、消費者に情報提供すること。
2004年11月12日
長泉町議会議長
八木秀英殿
陳情者所在地 静岡市東草深町
陳情者 食とみどり、水を守る静岡県労農市民会議
代表者 議長 市川邦雄
以上です。
議長(八木秀英)
ただいま議題となっております陳情第11号は、会議規則第92条により、建設環境委員会に審査を付託します。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 議会事務局 E-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 2005. 3.25