6番(四方義男)
 質問事項大きな2番のもう一歩気配りの行政をということで、今回は2つだけ質問いたします。
 このもう一歩という意味合いは、行政の方から一歩踏み出すということを意味しております。これから質問する項目につきましては、現在事業として、もしくは行事として同様あるいは類似のものがあると思います。でも、時代の流れとか風向き、住民からの要望や意見、そして周辺市町の動向などを勘案した結果、やはりこれは当局に追加や再考、善処などをお願いすべきだと考えました。気配りとはホスピタリティーという意味を持たせます。そこを何とかしてくれませんかとか、何とかしましょうよという、かゆいところに手が届く行政をお願いするものであります。現在いろいろな形で取り組んでいる、あるいは行っている事業にもう一工夫とか、もう一味加えることをお願いするものであります。
 町長の施政方針を何回も出して申しわけないんですが、10ページにございます。「これまでにも増して柔軟な発想と対応を図りながら」とか、1ページにございます「これまでの前例にとらわれず、時代の変化を鋭敏に読み取り、柔軟な施行と想像力で未来を設計する勇気と決断が必要である」と述べられております。全く同感であります。やはり私はこういう質問をしてよかったと思っております。
 また、この1月に政務調査で、私は神奈川県三浦郡葉山町の行政サービスにつきまして勉強する機会がございました。ここでは、役場の宅配サービスについての調査研修でしたが、待ちの姿勢から住民の方へ一歩歩み寄る姿勢やアイデアに共感を覚えたこともその複線にございます。
 さて、では、犬の去勢避妊手術にも補助金をについて質問をいたします。動物たち、特に犬や猫は、私たちに大変身近な存在となっております。特に犬は、盲導犬や介助犬、耳のかわりになってくれる聴導犬など、体の不自由な方などの大きな支えとなっております。昨今では、家畜とかペットという扱いから家族の一員のようになってきたように感じます。雑誌にも、例えば心臓病、がんから皮膚病、椎間板ヘルニアなどの病気分野別に信頼できるペットの名医リストができる時代であります。動物たちとの向き合い方において、世の中は変容しております。
 長泉の昭和20年代から30年代ころまでを思い浮かべてください。私たちの身の回りには犬、猫、ウサギ、鳩やチャボ、鶏、蛇、モグラ、牛、馬、豚、ヤギ、議長じゃありませんよ。ネズミも結構いましたが、そんないろいろな動物たちに囲まれて、私たちは生活してきました。でも、長泉町も都市化が進んだことなどの要因もありまして、周りにいる身近な動物と言えば、犬と猫とスズメぐらいでありましょうか。
 動物に関する一般質問では、犬のふん公害についてなどがありました。私は、今回犬の去勢避妊手術にも補助金の助成をということで質問をいたします。現在、飼い猫適正飼養補助事業、飼養とは飼育して養うという意味でしょうか。猫に対しては補助金を出しております。私は犬の去勢避妊手術については健康維持、純血統保護を主眼としたものでどうかと思います。猫の場合と意味合いが異なる点があろうかと思います。手術についてはいろいろなお考えをお持ちの方もいらっしゃいます。しかし、その手術によって、家族同様な犬の健康を維持でき、長生きが可能となるという個体もあるはずです。また、血統証がある犬を飼っているお宅の心配は、予測し得ない状況下に雑種の血が混じってしまうことのようであります。いつも寄り添ってくれる犬たちのおかげで、体の不自由の方は行動範囲が広がったり、これからの高齢化していく社会において働く犬たちは生活の張りやいやしに活躍してくれることでありましょう。では、温かく慈愛があふれた町の前向きな答弁をお願いします。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 犬の去勢手術、それに町からの助成をという御質問で、猫につきましては平成11年度より同様の費用に対しての一部を助成するという制度を設けております。この目的としては、飼い猫が必要以外にというか、必要以上にといいますか、不必要な繁殖により、飼い主が捨てる、そういう猫がそのまま野良猫になって、地域での迷惑行為を行う、さらにまた、その野良猫同士といいますか、さらに繁殖がふえる、そういう傾向がある中で、それを繰り返すことを防ぐために、そういうかわいそうな境遇になった猫をこれからふやさないために、去勢手術の費用を設けたというものでございます。
 今年度で120匹の、金額でいいますと72万円の助成を行っております。過去から見ましても、14年度で100匹、13で86ということで相当な数になってきているわけですけれども、そこで今、質問者から、今度は猫ではなく犬ということでございますけれども、犬に関しましては、飼い犬条例とか、あるいは今まで登録制度だとかいろいろなものがございます。現在犬の登録数というのは、1,840頭ほどおります。それらの犬につきましては、飼い主に、もちろんその義務がある、要するに放さない、いつも係留をしているんだよというようなことを含めまして、猫に比べますと、より飼い主の管理が行き届いているんではないか、行き届くように少なくとも条例、あるいは法の中で決めているわけですよね。
 というようなことからしていきますと、野良猫と同様の頭数、あるいは同様のそういう迷惑行為が野良犬で繰り返しているかというと、ちょっと違うんじゃないかなというふうにそれは思います。それの数字としましては、飼い主が飼えなくなった犬とか猫は保健所ですけれども、保健所に引き取るというそういうサービス、これ引き取らなきゃならないということがあるようですけれども、その頭数はいずれかといいますと、猫は14年度に107匹、15年度に100匹です。この猫の年といいますか、成猫といいますか、成猫じゃないですね。幼い猫です、これは。生まれたばっかりといいますかね。幼い猫ですね。これが持ってくると。これは俗に言う飼い主ばかり飼っていた猫だけじゃなくて、野良猫というかそれもあるようですけれども。
 それに比べますと、犬の場合はどうかといいますと、おおむねその1割です。14年度に犬が13頭、15年度で11頭です。これらはいずれも幼犬じゃなくて、成犬といいますか、むしろ老犬の方のようですけれども。ということで、飼えなくなった犬そのものの、あるいは猫そのものの出てくるその年齢的なもの、あるいは頭数も違うということは先ほど申しましたように、野良猫、野良犬の中身が違うんじゃないかなというようなことでございます。
 ということで、果たして野良犬が非常に迷惑をかけている、もちろん野良犬が全然いないというわけでもないですから、猫に比べるとちょっと違うような状態かなというふうに考えております。そういうようなことを踏まえてみまして、長泉町において猫に引き続き犬にも去勢手術の補助金をについては、現在のところについては考えていないところでございます。

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Last Update 2004. 7.12