議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 助役から、かなり突っ込んだ形で答弁ございました。ありがとうございました。高齢者がこの町で住んでよかったということどおりですけれども、この町に骨を埋めたいなというふうな町にしていきたいと思っておりますので、ひとついろいろとみんなで知恵を合わせていきたいと思っております。
 私は、今、長泉町でしかやっていないとか、長泉町が初めてだというような先進的かつ時代先取りの施策を、全国の話題にもなりますし、視察者がふえるんじゃないかと思っています。町が有名になりますと、町に金が落ちるかなと、そんなことも考えております。
 私は、町の将来の状況がどんなようになろうとも、長泉町ここにありというアイデンティティー、自己認識だけは絶対なくしたくないなと思っております。これからの町政の運営についてということで、町長への質問を組み立ててまいりましたが、町長の女房役としても、助役がしっかりと支えてやってください。また、何か質問を考えておきます。
 それで、大きな表題2つ目の質問に移ります。大きな表題2つ目の質問は、安心安全の対応策を早急にということで、これも3つの質問をしてまいります。
 かつて我が国は、水と安全はただという安全神話が生まれ、先進国の中でも類を見ない良好な治安を誇ってまいりました。しかし、近年状況は大きく変わり、強盗や窃盗などの犯罪が急増し、日常生活における不安も増大しております。その中身においても、畑や田んぼから梨や梅、ブドウ、米が盗まれ、何と米においては自宅の倉庫から盗まれたというようなそんな情けない状況があると思えば、小学生女子を主な対象とした連れ去り事件、携帯電話などの通信機器に付帯する機能による犯罪、孫を装って高齢者から多額の現金をだまし取るおれおれ詐欺、そして多発する不良外国人による強盗殺人窃盗事件など、一昔前には考えられなかった事件や犯罪は、社会の荒廃が日に日に加速し、凶悪化していっているように思われます。
 外国人による犯罪について言いますと、警察白書の数字では、昨年1年間に摘発されたのは、件数で3万5,000件、人数は約1万6,000人、前年より件数で4,000件、人数にして1,600人増え、いずれも過去最高とのことであります。
 ことしの8月でありますけれども、東京女子医大救命救急センターの所長をされておられる私の高校の先輩の話を聞く機会がありました。特に印象に残っているのは、外国人救急の増加が著しいとのことで、推定でありますが、年間5,500人ぐらいの外国人が、主に事件や事故によって日本でなくなっているんじゃないかということでありました。
 静岡県内での昨年の外国人犯罪は643人を摘発し、これも過去最高とのことであります。ちなみに、平成14年静岡県の刑法犯認知件数は6万3,008件で、史上最悪となり、一方検挙率は24.8%と下降に歯どめがかからないと新聞は報じております。これは急激な社会環境の変化もあり、犯罪の広域化、凶悪化、複雑化、国際化で、これまでのような警察活動では未然防止が難しくなっているとも言われております。県警も相談業務の充実や少年犯罪対策、交番体制の強化など、第一線の強化のためもあり、警察官の緊急増員採用したとマスコミ報道にありました。静岡県議会の定例会、一般質問においても地域の自主的防犯活動の促進とか、犯罪からの県民の安全確保にどう取り組むのか、来日外国人犯罪や犯罪組織の対応など、生活安全と防犯に関するものがよく出ております。
 さて、9月28日発行の静岡県広報紙県民だよりによりますと、静岡県は全国に先駆けて防犯まちづくり行動計画を策定したとあります。これは大変うれしい動きであります。その中で人づくり、まちづくり、ネットワークづくりの3つを基本方針に定め、防犯意識の高揚や地域防犯を担う人材の育成、安全な都市環境の整備など、12項目の具体的な施策を進めていくとあります。
 それでは、ここで我が長泉町の安心安全面の対応や対策において、町の現状と今後をどのように認識されておられるのか、そして、この県の動きをどのようにとらえ、かつ対応されようとするのかお伺いいたします。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。  今、議員から質問の中にありましたように、静岡県が「防犯まちづくりのための行動計画」、これを策定いたしました。その目的は、先ほど来の質問の中にもありましたし、目標といたしましては、2003年に80.3%の犯罪被害遭遇への不安感、これを2010年に50%未満にしたいということが1つの大きな目標でございます。
 そのために、具体的にどうなのかというのが、先ほど御質問の中にもありましたけれども、12の具体的な施策か盛り込まれております。その12をそれぞれ束ねるものとしまして、3つの柱がございます。1つが「人づくり」、2つ目として「まちづくり」、3つ目として「ネットワークづくり」、この3つのつくるという柱を中に、それぞれ分類をされているものでございます。この中には、当然ながら市町村、市町村ということは具体的には住民の担うべき役割ということで期待されているものもございます。ということの中で、長泉町が、あるいは長泉町以外の市町村もそうですけれども、具体的なものとしては、市町村の安全協議会、あるいは安全会議等の組織づくり、ネットワークづくりというものもございます。
 それでは、具体的にその12項目の中身が幾つかあるわけですけれども、それらとの関連で見ますと、現在長泉町が進めております明るいまちづくりの町民会議、これございます。毎年大会を開き、啓蒙啓発に住民の皆さんがその場で宣言をする等の中で、アピールをし、町民の皆さんに協力ということで進めておりますけれども、この町民会議には60以上の団体が含まれております。この団体をもとにしてですけれども、部会といたしまして、1つが犯罪追放、2つ目として青少年の健全育成、3つ目として社会を明るくする運動、4つ目が交通安全、そして今年度新たに環境関係も含めさせていただきまして、環境美化というこの5つの部会の中にそれぞれ分かれております。
 今なぜこの町民会議の中身を申し上げたかということになりますと、先ほど申し上げました県でつくりました行動計画の中の内容につきましても、基本的には人をつくる、人をつくることがまちづくりにつながり、まちづくりが安全安心な防犯につながるというような考え方を県の方でも持っているものでございます。
 これからでございますけれども、先ほど言いました現在の町の組織と県が求めているものにつきましては、基本的には内容は決して変わらないというものだと思います。そういうような中で、いろいろな面で、県とのあるいは近隣の市町村との情報交換をしながら、ネットワークづくりをさらに強めまして、効果の強い防犯、予防対策を、行政としても住民の皆さんの協力を得ながら進めていきたいと考えております。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 ちょっと参考までにお聞きしたいことなんですけれども、沼津署管内とか長泉町内の実数とか犯罪の特徴などをわかったらちょっと教えていただきんですけれども。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 これは14年の犯罪の件数ですけれども、静岡県下、先ほどお話がありましたけれども、約6万3,000件、沼津署管内ですけれども6,971件、そのうち当長泉町は740件です。その内容といたしましては、窃盗犯、これがおおむね75%ぐらいになりますけれども、633件、その内容につきましては、一番多いもの、自転車泥棒、それからオートバイ、あるいは車上ねらい等が先ほど申しましたように、約4分の3を占めている状況です。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 長泉町の犯罪発生率が熱海と同じぐらいだと聞いたことがありますけれども。私は明るいまちづくり町民大会の開催はいいと思っています。反対はしませんけれども、これからは、確かにちょっと答弁の中にもあったかな。みんなでやっていこうとか、みんなの町はみんなで守っていこうじゃないかと、そういうような住民の連帯意識を喚起したり、仲間意識を醸成していくことも、そんな知恵とか力を合わせていくことも、また大事なことだと思うんです。もちろん協働、コラボレーションの精神であります。
 防犯は警察にお任せのところもありますが、自分たちで犯罪を未然に防止したり、抑止することにおきまして、ある程度の効果を上げるヒントや方策はあるんです。先ほど答弁にもありましたけれども、町をいつもきれいにしておくこともその1つだと思います。あいさつを交わし合うこととか、小さな事件、犯罪も徹底的に取り締まることとか、防犯ボランティア、これ一部有料になるかもしれませんけれども、そのようなパトロールとかいろいろなやり方があると思うんですね。
 町の取り組みとか考え方も述べていただきましたけれども、静岡県も来年2月県議会の定例会で県民の安心安全にかかわる条例案を提出すると聞いております。これらの動きも十分注視していっていただきたいと思っております。
 答弁の中で、既存の組織との調整を図りながら云々というのがありましたけれども、そんなようなネットワークづくりを進めていきたいというふうなことでしたが、ことは町民の安全にかかることでありますので、その具体的な、今、現状でお話できる範囲で結構でございますが、日程とか予定とか計画などを、わかったら教えていただきんですけれども、いかがでしょう。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 先ほど窃盗犯、これ異常に多いよということの中で、それらから含めまして住民の皆さんによるという議員さんの質問にありましたように、まさに住民の皆さんが主になるということで、これからはなっていくでしょうし、今までも明るいまちづくり町民会議、これも基本的には住民の皆さんが参画していただいている各種の団体、これを中心にしているものでございます。
 そういう中で、長泉町の件数、窃盗犯が多いということを申し上げましたけれども、例えば1つが駐輪場に置きっ放しにしてある放置自転車が多いようです。これは駐輪場に限らずですけれども、そういう自転車、あるいはオートバイ、オートバイのナンバー等でその所有者を調べて連絡をして、逆に言うと、本当でしたら警察に被害届を出して、そうすると警察の方から当然ながら何かのことはわかるんですけれども、ちょっと私、申し上げたいのは、自転車を盗まれても警察の方に届けない、その盗まれた自転車がさらにほかにということで、ぐるぐるぐるぐる放置、放置でいくようなことですから、基本的には盗む者がこれ悪い話なんですけれども、逆に被害に遭う、取られた方も自転車だからというようなことで、余り何となく大きな被害じゃないというふうに考えるかどうかというようなところも、そういうもとの部分も、先ほどの人づくりだとか申し上げましたけれども、例えば学校の教育の中で、そういうものにも基本的なところは取り組むということも、これは必要なことだと思います。
 具体的に、じゃ、これからの町が取り組もうとしている具体策ということでございますけれども、基本的には、もう既に、例えば地域安全推進員の方々が、これは警察からの任命ですけど、されて動いてもらっております。
 また、例えば納米里の新駅で、一時夏場に、子供といいますか高校生ぐらいですかね、あれは何とかボード、やっているということで、スケボーですか。ちょっと俗に気持ちが悪いというようなことの中で、例えばそのときには注意をするに非常になかなか難しいですよね。注意をするとか何かすると、逆にした方が被害にあるということが時々報じられていますけれども、その時注意をしやすくするように、その場にこういう行為は禁止ですよというものを先に看板なりをしておいて注意する。で、それをもとにしてこうなんだからだめなんですよというのが、これは非常に注意をしやすいというようなことも、具体的にいたしました。
 というようなこと、具体的に幾つかもう当然ながら各課でやっている部分があります。新たなものとしてどうかということだと思いますけれども、これからの中で、先ほどいいました組織づくりだとか、ネットワークづくり、今のものに加えてということで、具体的なものとして検討させてもらっていくつもりでございます。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 はい、どうも。先ほど私もちょっと言いましたけれども、県の方の動きも見比べながら、また注視しながら、ひとつ進めていただきたいと思っております。
 2つ目の質問に移ります。我が長泉町には防犯をうたった条例や要綱など、じゃ、具体的にどんなものがあるのか、例規集をちょっと調べてみました。そうしますと、長泉町例規集第3編第1章第10節、交通安全防犯というのがありました。その中身は、長泉町防犯灯維持管理費補助金交付要綱だけのようです。ほかに私が気がつかなかった箇所に記載があったり、要綱等が制定されているのかもしれません。あるいは消防や地震関係の部門に防犯に関する記載があるのかもしれません。でも、これだけでいいのだろうかというのが正直な感想であります。
 防犯、防災、交通安全、環境美化など、さまざまな安心安全にかかわる事業を生活安全条例のもとにまとめ、不安や危険を未然に防止、あるいは抑止しようと、その制定に向けては過去の一般質問で既に出されております。私の記憶が正しければ、堀内議員が平成14年3月定例会一般質問に初めて提案しております。彼は、その後何回か質問しているはずであります。9月定例会でも質問しましたが、当局の余りにも後退した答弁に憤慨し、たしか「仏の顔も3度までだぞ」とか言いました。あのおとなしい、かつまじめな好青年からそんな言葉が出るなんて、相当やっぱり考えられない答えです。多分その夜は、悔しくて眠れなかったんじゃないかと思います。金曜日の一般質問では、文化財展示資料館のことで心配で眠れない議員もいましたけれども、このように、議員はだれでも町のこととか町民のことをいつも思って、夜も眠れない思いをしております。
 さて、当局にお伺いします。この質問が初めて提案されて以来、以後、具体的にどんな対応をされたのか、施策のあり方や住民の自主的な参画方法などを中心にお尋ねします。お願いします。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 堀内議員から、生活安全条例、これについての御質問を最初に私はいただきました。それ以降も私がいただいております。その中で、最初の質問にどういうふうな対応をしているか、あるいは調査をしているのかということだと理解しますけれども、基本的に最初に御質問いただいたときには、静岡県下の市町村全体の中で、1つ、たしか1市町村だけがこの条例の制定だということで、全体としてはまだまだのことですから、これからも十分に検討していきたい。しかし、内容につきましては、先ほど前の質問でお答えさせていただきましたけれども、基本的には長泉町として既に取り組んでいる実情がありますよというようなことも踏まえながらお答えさせていただきました。それ以降の中で、先ほど議員がおっしゃられましたような御質問も確かにありました。
 という中で、現在、静岡県下でこの生活安全条例を制定している市町村は、10の市町村です。決して数が少ないから長泉町はということじゃないんですけれども、そういうような中で、そういう先進的に取り組むところ、あるいは取り組んでいるところも参考にしながら、かつてお答えをさせていただきましたけれども、条例を制定する、あるいは文言を並べるということよりも、当然その目的としては、いかにして実行性がある内容にするか、取り組みにするかということ、という考え方を当時お答えさせていただきました。ということのような中で、現在もう既に条例化をしております市、あるいは町から、どういうような状況なのかというようなことを、あるいは担当者として例えばアドバイスといいますかね、これしてくれるのはどうなんだよというようなことで、担当の方から問い合わせを、これは前からいろいろ情報を仕入れているところであります。
 その内容といたしましては、条例に掲げた目的を達成するためには、地域安全活動の推進を図るためのその受け皿となる住民意識の向上、組織の充実、それから連絡・協調体制の整備をまず先行することが重要であるというような担当者からのお話、これはごもっともだと考えます。  そういうような中で、例えば具体的に言いますと、何々市さんの場合には、条例はつくったんですけれども、具体的には何か年に1回ぐらいそういう安全会議というんですか、そういうものを開いているだけであって、なかなか目的どおりに動いていないといいますか、なかなか効果があらわれていない。あるいはほかのところにつきましては、学校区で組織化をしたところのようですけれども、ここの学校区は、そういう組織もできた。しかし、別の校区の方では、なかなかうまく組織化までいっていないんだというような、今実態もあるようです。  そういうような中で、当然長泉町といたしましても、現在進めております「明るいまちづくり町民会議」、これに先ほどの質問の中でありましたけれども、県の防犯のまちづくりの行動計画等の、そういうものをリンクさせながらということで、町にとってよりよい方法を探っていかなければならないと考えています。
 いずれにいたしましても、かつてのように警察が検挙することが一番の防犯だよということから、今回のように事前に予防というんですか、するような防犯対策というふうに動いてきております。
 そういう中で、やはり住民の皆さんが一番生活上不安な部分を感じ、直接日常生活の中で、そういう部分を払拭しなければならないということは当然な話ですけれども、現在の長泉町の先ほど言いました犯罪の件数、じゃ、自転車泥棒等以外はどうなんだよという、例えば空き巣だとかいろいろなものも、実態のものをもうちょっとつかまなければなりませんけれども、あくまでもこれからの中でも住民が主役ということで、住民の皆さんによるそういう具体的な方策を検討してまいっているところでございます。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 先ほどの都市環境部長の答弁ですね、県における「しずおか防犯まちづくり県民会議」の活動の中で、推進組織について校区のことも言ってまいりましたけれども、特に中学校校区を基本とした、これ県の方の考えだと思うんですけれども、地区安全会議設置などのがありました。
 また、青少年を守る家の取り組みについても、「青少年を守る家」ですか、そのような取り組みにつきましても、教育委員会としてある程度並行的に動いていただかなきゃまずいんじゃないかと思うんですが、このような防犯関係につきまして、都市環境部門だけじゃなくて、教育委員会として、これらの動きに対しましてどのようなお考えであるのか、ちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。
議長(八木秀英)
 教育部長。
教育部長(山口喜一)
 お答えいたします。  子供たちの安全の確保につきましては、学校だけで守ることのできるものじゃないと思っております。家庭、地域、学校、行政が一体となって、子供たちにとっての安全対策を進めていくことが大切であると考えております。  今、子供たちの安全対策の状況でございますが、まず、子供たちがみずからの身を守る方法として、不審者などに遭遇したときは、警報笛を鳴らしたり、大声を出したり、近くの家に逃げ込むなど指導をしており、あわせて今やっております地域の「青少年を守る家」、「青少年を守る店」についての周知及び指導を行っているところでございます。
 ところで、本年度、「青少年を守る家」につきましては、新規登録のお願い、それからシールの更新を行う予定で学校、PTA、子供会に協力をお願いし、子供たちの通学路に当たる青少年を守る家、1件1件に子供たちと保護者の方が回っていただくようになると思いますが、そこでシールなどを配付していただきます。この守る家等の趣旨の意識の高揚も図っていきたいというものでございます。  また、子供たちの事件を未然に防いでいくには、情報の交換も大切であります。町教育委員会では、関係機関等での構成する小中学校生徒指導員連絡協議会の開催や、民生指導員協議会と学校側とのミニ集会などを通して、子供たちの情報を交換し合い、事件の未然防止の手だてを図っているところでございます。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 わかりました。条例のことにつきましては、重複的な内容も確かにあると思います。実行性はどうかということでございましたけれども、確かに条例を先につくった方がいいのか、住民意識の向上を先の課題にしていいのか、または同時に取り組んだらいいのか、これについてもいろいろと御意見があろうかと思います。運動の積み上げも大事ですし、今の答弁にございましたように顔見知りをふやすことも簡単にできる安心策なのかもしれません。県の動きも間もなくのようでありますので、今後どのように呼応しながら安心安全なまちづくりをされていくのか、私は今後しばらく見守りたいと思っておりますが、この当局の答弁で不満があるようでしたら、堀内議員が再び3月の議会で質問すると思います。
 さて、今日の定例会一般質問におきましては、過去に例を見ないほど多くの議員が安心と安全をテーマに質問を組み立ております。これは、すなわちそれだけ町民こぞっての切実かつ重要な課題であるということを認識していただきたいと思っております。日本が世界に誇る良質の治安を維持確保できた最大の基盤は、「向こう三軒両隣」の地域コミュニティの存在であったとも言われております。まず、お互いに協力し、支え合う互助意識が地域環境を形成しなければならないのは当然でありますが、そういう環境整備を支援する意味からも、具体的かつ即時対応可能で、町の要綱にもある防犯灯関係について質問をいたしてまいります。
 3つ目の質問に移ります。犯罪の発生しにくい環境整備という観点から、街灯や防犯灯の増設、あるいは街灯や防犯灯自体を明るくしたり、またスーパー防犯灯設置など、ハード面の検討はいかがでしょうか。スーパー防犯灯とは、通常は普通の街灯でありますが、ボタンを押すとカメラとマイクのスイッチが入り、警察署とつながるハイテク防犯機器であります。ひったくりや街頭犯罪防止に効果的だと言われております。
 そして、これ再び提案するものでありますが、南部地区に公安施設を、清水町も視野に入れた中で設置することはいかがでございますか、お伺いいたします。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 防犯灯関係につきましては、議員から過去何回も御質問いただいております。具体的に防犯灯そのものの設置、あるいはそのものの管理につきましては、これは自治会の協力を得ながら、設置あるいはその先の電気料等の町からの助成をできる限りというような仕組みもある中で、それぞれ必要な部分についての要望を受けさせていただきながら、受け皿まで設置の事業を進めてきております。  現在、トータルで約2,400の防犯灯を設置しております。先ほども申しましたように、各自治会からの要望を前提として行っておる中で、例えば電力供給、電気が行っていない場所だとか、あるいはそれ以外に具体的なものとして、これは難しいよということのない限りは、ほぼ予算の関係もありますから、多少年度ずれることもありますけれども、要望のものについては、ほぼ100%とお答えをして現在まで来ております。
 また、これも前にも御質問が出ておりますけれども、明るさをもう少し強くというようなことの中から、現在は水銀灯への切りかえをする中で、数はなかなか各年度多くはないんですけれども、徐々に水銀灯への切りかえというようなことで予算化も図ってきております。
 その中で、スーパー防犯灯という考え方を問われましたけれども、先ほど御紹介されましたように、防犯カメラとのセットというようなことで記録が残せる、あるいはダイレクトにそういう例えば警察、あるいは警備をする部門のところにそういう映像が行くというような仕組みのようでございますけれども、現在、長泉町の中には、行政が直接しているものとしてはこういうものはございませんし、現状の中で、果たしてそういうような具体的な取り組みをしなければならないような非常に危ないといいますかね、というようなところがあるならば、何がしか検討しなければならないと思いますけれども、現在につきましては、そこまで設置等するというような考え方は、まだ持っていないものでございます。
 それから、南部地区への公安施設設置、これは、やはり前にもほかの議員さんからも御質問が出ましたけれども、清水町の北部側に設置をすることで、長泉町の竹原と南側の方も1つのエリアとしてということで、これもかつてから現在まで警察の方に要望しておりますし、会議のときには具体的にそういうような発言をしたこともあります。また、そのもととなります清水町側からも、警察の方に設置を要望する強い意見も会議の席上出ているということでございます。しかし、現在のところ、まだ具体的なところまでは至っておりません。来年度、先ほどの県の防犯行動計画にもありましたように、全国的な犯罪件数が多くなっているということの中で、全国の警察官を増員するというような計画もかつて出されました。
 というようなことからしまして、町といたしましても警察官の増員、あるいは今回の南部地区、清水町含めましたこういう警察の公安の拠点となるような施設の設置の要望、あわせましてパトロールの強化等につきまして、これからも強く要望していきたいと考えております。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 防犯灯をつくれといいながら、またちょっと変わったことも言いますけれども、防犯灯や街灯の設置などには、農作物や樹木の影響も十分考慮しなければならないと聞いておりますし、そういう生態系への影響の少ない機器類の研究とか勉強ですね、スーパー防犯灯のことも勉強を含めましてお願いしたいなと思います。都市化が進む町内では、やっぱり将来的にはそういうふうな高機能の防犯灯も必要になるのかなと、個人的には思っております。
 また、防犯灯につきましては、各区からの要請についても先ほどちょっとお話ししましたけれども、注意看板の設置なども含めまして、今後も積極的な支援をお願いしたいと思っております。
 今、防犯灯では答弁ございましたけれども、街灯のこともお話、ちょっと質問しているんですよ。街灯とか街路灯について、どのようなお考えを持っていらっしゃるか。明るくするとか、そういうふうなことなんですけれども、いかがでしょう。
議長(八木秀英)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。  街灯、基本的には都市計画道路を中心にしてやっています。特に交差点部等を明るくするということで、基本的には防犯灯と違いまして、道路照明という考え方で行っておりまして、先ほどの御質問の冒頭お答えいたしましたけれども、1つは住民参加によるまちづくりというような考え方の中で、自分たちの地区についてはここが暗いんだよ、ここのところもう少しということは、地域全体、その地区の中をとらえて、各皆、地域の皆さん、役員さんがそういう考え方で出されるということは、これは防犯灯に限らず区内のいろいろな面でのまちづくりを考えられる中でということで、基本的なすみ分けは、防犯灯につきましては自治会、あるいは道路照明の街灯等については行政という仕組みでやっております。
 ですから、明るくするだけの話じゃなくて、地域コミュニティのお話も出ました。地域力、地域の力が低くなっているというような、今いろいろなものがある中で、現在の基本的な考え方は、今までと同様に続けていきたいと思います。
議長(八木秀英)
 四方義男議員。
6番(四方義男)
 わかりました。  さて、長泉町は、古くから交通面ではキーストーン、いわゆる押さえ石、要石と言うんですか、そんなような位置にあると思います。道路、鉄道のみならず、このごろは上空も旅客機がよく通過します。上空使用権を取りたいぐらいですけれども。通過車両や通過する人数がふえることは、そのことに比例しまして善良でない人もふえる可能性があります。つまり犯罪を誘発する環境になることを心配しておるわけです。
 国におきましても、先ほどもちょっとありましたけれども、警察官をかなりの数増員させる計画があると聞いております。交番等の設置につきましても、粘り強く交渉していかれるとのことでありますが、これは、前は小椋議員が質問されたんですね。その後、質問からかなり時がたっております。粘り強くでなく、これからは、国や県にしつこく交渉していただくようにお願いしたいと思います。
 警らパトロールの話もありましたけれども、全国的に展開した警察官によるパトロール強化によりまして、ひったくりなどの街頭犯罪がかなり減ったというような報告もありますんで、やはり警察官も回っていただくことが、1つのある面では抑止力になるのかなと思っております。みんなで知恵を出し合い、力も合わせまして、いろいろな形の中で安心安全な長泉町をつくっていきたいものだと思っております。  当局の熱心なる答弁に感謝いたしますと同時に、施策の前進を期待しております。以上で私の質問は終わります。


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Last Update 2004. 3. 18