議長(八木秀英) 質問順位2番。
質問内容1.道路(車道と歩道)との段差の解消に物づくりの模造を
2.ディベートによる学習で危険防止を
質問者、室伏進一議員。室伏進一議員。
5番(室伏進一) 通告に従いまして、順次2点ばかり質問をしていきたいと思います。
まず1点目です。道路(車道と歩道)との段差の解消に物づくりの模造をということで質問していきます。車道と歩道との段差の解消は多くの議員が一般質問をしておりますが、他の地域では段差の解消の方向へと実現しつつ進んでいますが、我が町の今後の取り組みの方針について伺います。
段差の解消について問題にすることにしましたのは、前にも一般質問しました。しかし、今月の新聞に沼津のアーケード、本通り線300メートルをスムーズ歩道に改良する2度目の新聞記事が載っておりました。その中に、段差をなくした方法に改良する記事の中身につきましてよく読んでみますと、私が以前一般質問した内容に非常に近かったわけです。そんな関係で、再度また質問する気になりました。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
我が町でも、何度か取り上げられているこの段差の解消法ですけれども、道路設計上の基準に適合しているから、段差に対する安全は確保している。などの改良の方向へは、なかなか話が進んでまいりません。個人的に、これは勝手にと言ったら失礼かもしれませんけれども、黙認している形で、コンクリートを流してしまっている、そんなところも見受けられますが、それは行政が指導して、その方向はいけないと、設計上あるからということで指導しているかどうかはわかりません。そういうところもあるということは事実です。設計の基準があり、その設計の基準は崩せないなどと言っては、新しい物づくりへの挑戦する姿勢が第一になければ、新しい物は本当に生まれてきません。生まれてくるはずがありません。昨今多くなった交差点でのシルバーカーの通行や、身障者が乗った車いすを押して、車道から歩道に上がる不便さの光景を目にする人も多々あると思いますが、それを見かけるのは私だけでしょうか。皆さんも多く見かけているはずと思います。
我が町の総合計画にも、潤いのある環境整備の中に生活道路の整備を行い、ユニバーサルデザインに配慮した安全、安心な歩道空間の確保や整備、さらに高齢化社会を迎える中、歩行者の安全への重視等々が挙げれば切りがありませんが、総合計画が絵にかいたもちにならないように、お願いするとともに、生活道路のことをもっと住民側の立場に立って考えるならば、技術者たちが基準があるから、基準におぼれず道路設計上の基準をよりクリアし、さらに向上させるには、自分たちの理解を超えたものを許容する度量がないと、技術の発展はありません。進歩もありません。許容を超える物をつくる。
近隣の沼津市では、スムーズ歩道なる物を考え出し、実現に向かって実行しつつあります。まだ、これは工事中でありまして、完成したわけではございません。その提案が新聞に載っただけでございます。これからつくられた物を見てきて、長泉の表題に言ったように模造する、まねをする、まず最初は、それでもいいと思うんですよね。私が以前提言したと同じように、段差を解消する方法としては大差がないように見受けられました。これも先ほど述べました。道路設計上の基準をよりクリアし、許容する度量を超えた地域もありました。
これは今年の5月、所管調査で新潟の方に行きましたけれども、その帰り道、富山県城端町では、道路の拡幅中ではまだございまして、一部供用はしておりましたけれども、車道と歩道が全く段差のないフラットな道路が整備されておりました。これは写真も撮ってまいりましたので、課長にも見せてございますので、御存じだと思います。道路の基準があるからと言うならば、何かそれは特例化を用いたかもしれません。しかし、そういうものを考え出す、その城端町はすばらしいと思います。わが町だって考え出せばできるはずなんです。城端町を視察し、見習いながらありとあらゆる物を利用し、住民に安全で安心な生活空間をつくろうとする努力ができればいいはずです。なぜできないか、その辺をお伺いしたいと思います。
議長(八木秀英) 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明) お答えいたします。
車道と歩道との段差という御質問、室伏議員からもかねてからいただいておりますし、ほかの議員さんからもいただいております。その中で、今、沼津とは違うものですけれども、1つは、例えば竹原本宿線、あるいは中土狩竹原線のように、歩道と民地に乗り入れるために歩道部を切り下げることによって、歩道そのものが多少凹凸ができております。その凹凸をなくすそれそのものについて、非常になかなか具体的なものはないというようなことを今までの中ではお答えさせていただいてきています。
それからもう一つは、これは室伏議員、今回の質問と同様のことを前にも御質問されましたけれども、同じ歩道と車道との段差でございましても、基本的には町として方法というあれじゃないんですけれども、車いすの利用を考えますと、当然ながら段差がなくフラットで、ゼロ段差のが当然いいわけでございますけれども、これもかつてお答えいたしましたけれども、例えば視覚障害者、目の不自由な方からしますと、何がしかそこに自分で察知できるものがなければということなので、それが1つは2センチという高さの段差、これが例えばつえ等で感知しやすい、あるいはそれ以上になりますとかえってつまずきやすいというようなことで、2センチという、これは国・県の法令等の中でございまして、それを使用し、今までも段差をその2センチで設けるという考え方で道路整備、特に新設等の道路整備は行ってきております。
その中で、上端町という話がございました。担当の課長から写真も見せていただきましたけれども、これにつきましては、十分にちょっと情報もまだ入ってはいないんですけれども、隣接の沼津市の今お話がございました。
沼津市の事例、新聞にも載りましたし、それから直接担当のところからちょっと内容についてはお聞きしましたけれども、歩道つきの道路がございます。例えば本線、これが何カ所かの交差点で支線に入っていますけれども、歩道を歩行していた歩行者が、そこの交差する車道の部分、そこに横断歩道が引かれていて、それを歩いて次の向こう側の歩道に入る際に、今、申し上げました長泉町の場合には2センチということにしておりました。沼津市も、同様に段差のある車道と歩道の差をつけていたということですけれども、今回のものにつきましては、高さそのものは今までと変わらないようですが、奥行きを長く持つような、今度はブロックをここで敷くことによりまして、本来の3センチ、あるいは2センチ先の歩道までの車道との傾斜スロープの長さを今までよりも長くとって初めはゼロ。それから、傾斜のついているところから、今度は歩道のところ、歩道と車道の高さを断面で見ますと、やはり差がついているんですけれども、そこについてゼロからというような、そういうような考え方で歩道を、ブロックを、これからやっていこうということのようでございます。で、今年度事業で一部取り組むということでございますけれども、年度末には現場ができあがるというような話を聞いております。
先ほど、長泉町は、なぜそういうような方法をというようなことで、次のものに取り組んでいかないかなということでございます。決してそういうものではございません。そういうような新しい事例、そういう試験的なものも含めまして、あるものについては積極的に取り入れたいという考え方ございます。沼津の現場のできあがった状況等を視察させていただき、あるいは担当者から、その辺のできた後の利用者側の講評といいますか、そういうような状況もお伺いする中で、町としましては、それが町に取り入れられるというようなものでしたら、積極的にこれからの中で取り入れるように検討してまいります。
議長(八木秀英) 室伏進一議員。
5番(室伏進一) 積極的に取り入れていただけるようでありがたいと思いますけれども、段差というものは、先ほど言いましたように、車道から歩道に上がるときに段差が2センチと申しましたけれども、縁石のところを見てみますと、段差、スロープですね。完全に段がついているわけですね。
沼津方式は、今、部長が申しましたけれども、そのスロープ部分を長くする。結局障害者が高いところに上っていくには、どうしてもスロープで上っていくわけで、そこは段差というよりも人が上がれるスペースというよりは、上がれる状態で少しずつ上がっていく。やっぱり全くフラットでは上に上がっていきませんので、どうしてもそういう方法を考えるしかございません。その中において、車道から歩道に上がる、それから歩道から車道に出る場合、身障者、それから車いす、それから今のシルバーカーですね。こういう方が車道に出るんだよという危険を知らせるこの方法も、やはり沼津方式は、そこに危険がありますよということを知らせる方法をちゃんと考えているんですね。車道でも危険があるということは、車にガタガタと振動を与えて、今、危険を知らせております。
それと同じように、やっぱり、何らかの危険防止は行わなきゃいけません。ただ、そこに全くのフラットということはあり得ないんですけれどもね。振動を与えて危険を知らせる、それが、それ以上のものが段差でがくんと来たり、上がりに不便だったり、そういうことがありますと、生活空間におきましては、幾ら今バリアフリーで騒がれておりましても、なかなか本当にバリアフリーといいつつも、そのようになっていないと。そのように本当にバリアフリーということを考えるならば、道路、そのものに対しても、家の中だけでなくて、本当の物づくりというものから、観点から考えるならば、住民にやさしい、人にやさしい、そんな物づくりをしていってほしいと思います。
我が町のスタッフもすばらしいスタッフがおりまして、以前バリアフリーじゃないんですけれども、川の河川工事ですけれども、3面張りの工事しておきましたんですが、その側面、今、自然界のバイオフィルムというのは、要するに微生物の共同体が張りついたものをバイオフィルムといいまして、そういうものが早く側面につくような、商品名は差し控えますけれども、特殊フィルムを張りつけたものを側面に張りつけて、自然界の生態系再生の方も、環境の浄化を促す役割を持ったようなものを進めてくれております。我が町の技術者も、そういうふうに新しいものに取り組んでくれているのは事実です。こういうものを道路づくりにもつくっていただけるならば、またここで感謝を捧げたいと、そんなような今度は一般質問ができるんじゃないかと、そんなふうに思っております。
ぜひバリアフリー化につながるような発展方法をしてほしいと思いますので、城端町とか沼津市、先ほど沼津市は参考にしたいといいましたけれども、城端町なんかは視察に行く予定は含んでおりますのか、お伺いします。
議長(八木秀英) 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
城端町、議員は直接視察で現場を見られてきたようですけれども、私どもは、まだ現場を見ておりません。これからの中で、何か機会がありましたらうまくとらえて、城端町に限らず先進的に取り組んでいるところについては、視察をしたいと思います。
車道と歩道との段差解消、先ほど言いましたように、全くフラットなことはというそういう考え方がいて、まさにそうだと私も思います。基本的には、歩行者を守るために、車道との分離で、例えば縁石、あるいはマウンドアップの段差等は車道と歩道とのラインとしては、そこで区分けをしています。それを沼津市の今回の場合には、基本的にはその車道と歩道のラインのところには手を着けずに、歩道から交差点、次の歩道に行くそこの部分について、まず取り組んでみようということのようでございます。
ですから、先ほども言いましたように、長泉町として、例えば竹原本宿線だとか、中土狩竹原線のように、マウンドアップの歩道については、これでなかなか解消は無理だと思いますけれども、まずはそういう中で、歩道から歩道へという流れの中で取り組めるようなところにつきましては、この事例を検証させていただきまして、取り入れられるものについては積極的にという先ほどの答弁させてもらいました考え方で進めてまいります。
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Last Update 2004. 3. 18