議長(八木秀英)
質問順位3番。 質問内容1.生活環境整備行政を問う 2.人作り行政を問う 質問者、古屋健次議員。古屋健次議員。
18番(古谷健次)
通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。 今回は、生活環境行政を問うという問題と、人作り行政を問うと、2点について質問をさせていただきます。
まず、1項目ですけれども、これも再三といいますか、これに関しての私の出番のときには必ず、町はどうしているんだということで、住民の方から問い合わせを受けながら、町はそのたびに「ぼちぼち」と、そういう答弁から出てきた問題で、また質問をさせていただくようになりました。これについては、以前にも一般質問の中で町の姿勢を聞いてまいりましたが、斎場移転と墓地公園建設への考えはという内容でございます。
町の将来指針といいますか、将来像として、総合計画の策定に当たって総合計画審議会から答申されている内容は、もう既に町当局の方も十分御承知のことと思います。第1次においても、各論の部分では、人と自然が調和し安全で清潔な町、その中で斎場について触れていらっしゃいます。
斎場については、将来に向けて周辺住民が不快感を持たない近代的な施設の建設や、公園化など配慮し、検討し、適所へ移転の計画を進めることが望ましいと提言をしてあります。また、第2次総合計画の策定時においても、さわやかな環境衛生を目指すとの中で、施策の体系の中で環境美化の項目がございます。その中に、斎場の施設整備、墓地の整備とあります。その施策の方向として、斎場の老朽化、周辺環境の変化に伴い、施設の移転を検討することと、このようにございます。
また、共同墓地の新設や、宗教法人等による墓地の整備を検討するなどの方向が示されているところは、町当局も御存じのことと思います。さらに、それらをもとにして、町当局の現在までの対応策、また、やってきたこと、現状、また今後どのように考えていくのかということでの質問でございますが、よろしくお願いいたします。
議長(八木秀英)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
総合計画は、現在の計画が13年度からスタートいたしております。今、その前の2回の総合計画の中の、斎場あるいは共同墓地のところについての御質問でございます。
現状、それから今後のということでございますが、次の質問の中にもあわせてということになってしまうかなと思うんですけれども、総合計画そのものが、先ほど申しましたように、平成13年度から現在のこの計画の中に実際に入ってきているものでございます。この計画につきましては、12年度に議会の中に特別委員会を設けていただきまして、その中で審議をし、最終的には11月議会で基本構想等の議決をいただき、実際に13年度から、この中の具体的な方策として基本計画、あるいは具体的なローリング等の実施計画の中に入ってきております。
その以前等の話でございますけれども、確かに前の総合計画に、今、議員さんがおっしゃいました部分については明記してございます。まず、火葬場、斎場についてでございますけれども、近隣、あるいはそれ以外の方からもよく言われることもあるんですけれども、長泉町の火葬場が町の中心部にあるということで、現実、旧246沿い、役場のすぐ西側にございます。
そういうような中で、施設が老朽化し、もとは昭和21年にあそこに建設されたということです。その後、平成元年に大規模改修を行い、現在も部分的に維持補修を加えながら業務を行っているわけですけれども、そういうような中で、確かに珍しいといいますか、中心部にありまして、景観的なものはいろいろな御意見があります。もっと違うところへという一般論もございます。
そういう中で、町の中心にあることによって、利用される側は利便性がかなり高いといいますか、近隣の市町村のように市街化区域から大きく離れた調整区域の中で、そういうことをしているところに比べますと、利用しやすいというようなこと。あるいは、平成12年ですけれども、その隣接のところに民間の葬祭会館ができたことによって、なおその利便性が高まったのかなという気はします。
葬祭会館につきましては、町長の住民懇談会等の中でも、設置を求める意見というのはもともと出されていたということでございますけれども、そういうような意見が、民間の事業によって今の場所にできたということ。それから、以前に比べると環境的な苦情が決して多くない、むしろほとんど少ないというような状況でございます。
というようなことで、今の場所というのが決して、すぐに他の場所に移転をする必要があるのか、あるいは、きょうの午前中にいろいろございましたけれども、合併問題、広域行政等の問題が取りざたされて、これからのことはある程度の年数で先が見えてきます。こういうようなこともある中で、今回の新しい総合計画の中には、具体的なものとしては明記をしていないということでございます。
それからもう一つ、共同墓地の方の話もされました。先ほど引用されましたように、前回の総合計画の中の墓地整備については、共同墓地の新設や、宗教法人等による墓地の整備を検討するという表現になっております。
現在、墓地の関係でございますけれども、町の共同墓地、長泉中学校の南側にございますけれども、ここについては、基本的に全部がもう既に利用されているというような状況でございますが、それ以外に、町内には寺院、宗教法人の16団体のお墓が2,300余りあるということで、これはもちろん使っているところがほとんどですけれども、非常にまだすいている場所もありますし、何がしかでそういうようなお話があったときには、産業環境課の方ではそういう情報も伝えてはおります。これは、いろいろ宗教の檀家等の問題がありますから、必ずしもということではないと思いますけれども、そういうようなこと。
それから、この件につきましては、長泉町そのものが、こういう共同墓地といいますか、墓地関係のものを仕事として果たしてやっているのかという、もとの部分があるかもしれませんけれども、問い合わせが比較的少ない。それから、今度は現実に事業化することの難しさ。計画地をどこにするか、そこの事業の理解を求める、あるいは周辺等、いろいろなことが考えられる中で、事業化するのがなかなか難しいというようなこともある中で、今回の10カ年の総合計画の中には明記はしていないものでございます。
議長(八木秀英)
古屋健次議員。
18番(古谷健次)
今、部長の方からの答弁をいただきました。今まで何回かの中での御答弁と同じ内容かなと、そのように今、聞き受けておるわけでございます。
実は、確かに墓地ですから、ぼちぼちやればいいと、それはそのとおりかもしれませんけれども、今、実際に墓地を求められる方、また、今後予想されるべく人口増に伴う、末代まで長泉町で住んでいたいという方々が、もう既に長泉の中に来ておいでになるのも、やはり事実であります。
今までは、利便性を考えて、皆さんはそんなに、墓地のことですからぼちぼちでいいだろうと。だけど根っこには、それだけの施設の移動、また審議会の答申にもございましたように、公園的な墓地も含めて将来的には欲しいと、小さな期待を含めておいでになる方も大勢いらっしゃることも事実でございます。
ただ、今、当局の方の答弁を聞きまして、何も取り組みをしていないなと、私はそのように感じられてなりません。かといって、何も取り組んでいないというのではなくて、現在のある施設をどのように皆さんの要望に、使いやすいようにこたえていこうか、この努力は、私も平成元年から議員にさせていただいて、大変使いやすく、また利用しやすく、先ほどの答弁のように、利便性を十分発揮して改良されていることは、町民こぞって事実だと思っております。その努力については、感謝をしています。
しかし、先ほどちょっと触れましたけれども、第3次の計画には全く触れていない。今の部長の答弁の、ちょっとのすき間に出てきましたけど、今後期待されるべき広域や、その他もろもろの中で考える、そんなことはこの第3次の中に入っていませんよ。
そういうことからすると、どのような解釈をしていいのか、そこら辺を御答弁願います。
議長(八木秀英)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
先ほどの、広域等を絡めてのお話をさせていただきましたけれども、総合計画の中に、斎場を広域の中でというような表現はもちろん入っておりません。
合併のメリット・デメリットの中によく出てくる言葉に、公共施設の建設費、あるいは維持管理等、複数の団体が1つになることによって、そちらの方の経費を抑えられるというメリット等もございます。ですから、ここで言う今回の火葬場に限らず、これから合併論を論じていくには、少なくとも他の施設等にも、当然そういう議論のまな板の上に入ってくるんだというふうに考えます。
火葬場につきましては、先ほどのような利便性等の、長泉町の現在の位置でいいということはもちろん、そういう部分でのものはあることによって、最近は火葬の件数もむしろ増えております。そういうような状況であります。
議員さんは、これからということを御質問でございます。先ほど申しましたように、平成13年度からの総合計画、もうことし15年でございまして、残りも1けた台でございますけれども、これからやっていくいろいろの行政の中で、例えばこの火葬場についても、現在の位置が半永久的にずっと同じ場所でいいのか、あるいは、当然ながら同じ場所にしても、今の施設を例えば建てかえ、それから移転等、具体的にどうしても議論をしなければならない時期というのは必ずや、そう遠からずに来ると思います。そのときに、今の位置なのか、あるいはほかの場所なのか、ほかの場所も、現在の長泉町の町内のエリアでいいのか、その時点に広域というようなことが具体的になってきていれば、そういうことも含めて検討しなければならないということで、町といたしましては、当ながらそれは課題としては持っております。総合計画にのせてはございませんけれども、先ほどの共同墓地も同様に、課題という考え方の中で、担当としては十分につかんで把握している状況でございます。
議長(八木秀英)
古屋健次議員。
18番(古谷健次)
課題としてと、その課題はどこにあるんですか。 それと、確かに今、部長がおっしゃったように、使用される回数は年々多くなっています。町で使い切れなくて、外へ行って用を足すと言うと失礼ですけど、利用していらっしゃる方もふえております。また、先ほどもちょっと申しましたけれども、年々、その人口も、町外からの増も、皆さんも御承知のとおりふえておるところです。そういう中での現状を踏まえて、どうあるべきか、そのように今後の推察をするわけでございます。
利用度においても、特に利便性を考えれば、同じ町内ですっと来られるということで、駐車場等においても、手狭とはいっても何だかんだ使っている現状の中で、先ほど言いましたけど、改装され、改善され、それは十分わかるところでございますけれども、そのたびごとの使用でございますので、関係者にしてみれば、そのときだけが目につくのかもしれませんけれども、町全体としては、やはりこれは目を背けているわけにはいかない問題であろうと思うわけであります。
また、セットで話をして申しわけないんですけれども、墓地においても現在のところ、当然、共同墓地や、また共有地の墓地や民間で各寺院の持っておいでになる墓地にしても、あきがあるということは私も十分に承知をしています。さりとて、あきがあるから共有墓地に一角をといって、だれでも入れるわけではございません。ましてや、共同墓地においても同じでありますし、寺院等においてもそのような状況でございます。町有墓地はほんのちょっとですけれども、ございます。これは十分承知しております。二、三年ほど前に改修といいますか、きれいにして、整備されたことも承知しております。それも、空き地というか余地というんですか、あるわけではない現状であります。
そういう中でございますので、いきなりどうだこうだと言ってつく話ではございませんけれども、やはり町民こぞって、これから第3次総合計画にのっとって、町の住民として町を守り立てていこうという、そういう町民の声を行政がどう受けとめているのかということを、こういう観点から見るとなかなか、真剣に取り組んでくださっているのかというと、疑問なところもたくさんあるわけでございます。
そういう観点から、どうとらえていくか、先ほどの部長の答弁では、なかなかよくわかりませんので、もう一度お願いします。
議長(八木秀英)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
火葬場につきましては、先ほどの御答弁のとおり、現在の位置、それから利用の状況からしまして、住民の皆さんも、利便性等のある中で利用されているというふうに考えております。
しかしこの場所は、まずこの施設が今のまま永久にもつわけではございません。当然、永久、何十年先の話ではないですけれども、今、修理を加えておりますから、これからの中で今の場所が建てかえをする際にも適地なのか、あるいは建てかえをする際に、町内の市街地から離れたところがいいのか、あるいはその時点で広域的な問題が出ているならば、そちらの方も踏まえた中で研究していかなければならないということで、少なくとも13年度からスタートするときの10カ年の中で、どこに、どういう考え方で火葬場ということを明確に出すような時期ではなかったということで、総合計画には記載しておりません。ですから、今後の中でも、よりよい方法を考えていかなければならないということで、課題というような表現をさせていただきました。
それから共同墓地でございますけれども、古谷議員がおっしゃいますように、長泉の中で墓地そのものが十分かと言われますと、先ほど申しましたように、一部のお寺さんの墓地の中に空き地がある、空き墓地がある、しかし檀家等のことがあってなかなかというようなことも伺っております。
タイトルに出されました墓地公園というような表現で言いますと、非常に広いイメージで、例えば小山町にあるような富士霊園のようなイメージも抱きますけれども、大きさがああいうようなものでないにしても、仮に民間の業者さんがそういうようなものを町内にということでしたら、町としましても、そういう全体の方策の中で、それをできるなら実現させるようにはしたいと思いますけれども、先ほど言いましたように、これはとある自治体の話でございますけれども、墓園をつくる際に、非常に理解を得るのに大変だったという。それは、そこの地権者に限らず、その周辺の方、あるいはそこへの道路等、いろいろなことでなかなか苦労が多かったというような話も聞きました。
そのようなこともありまして、だから町は取り組まないのかということではございませんけれども、いろいろ事業をする際に、いろいろな課題をクリアしないと実現できないかなということで、民間あるいは行政、両方とも手法としては考えられますけれども、その辺のこれからの中で課題として研究していきたいというふうに考えます。
議長(八木秀英)
古屋健次議員。
18番(古谷健次)
当然、取り組む姿勢があれば、今までも話題になったもの、話題になっていないもの、さりとて水面下では、そういう個々の話が出たりしたものも何点かあります。現在、三島あたりでも、三島霊園さん、函南と一緒に事業を進めていらっしゃいますが、そのときの話もあったやに聞いていますし、途中から入るかどうかという話もあったように聞いています。あそこはあそこで、今、事業を進めていらっしゃることで、私どもが干渉する問題ではないと思いますが、また今、聞き及ぶところ、裾野市でも建てかえを進めた事業に入っていらっしゃるようにも聞いております。
当然、長期の展望を含めた今の部長の話を、奥底にもしあるするならば、それなりの話も出てよかったのかなと思いますし、そんなつもりもあるかないかわかりませんけれども、さりとて私の意見としましては、やっぱり長泉町の住民である以上は長泉町の中にいたいな、そういう感情の中でおいでになる方は、町民には大勢いらっしゃると私は推測をするわけです。
当然、遠くへ行って用を足せばいい、また東部に、広域で合併だなんていう話がだんだんエスカレートすると、私も余りそういうことは考えたくもないし、言葉にも出したくありませんけれども、少なくとも今の長泉町の現状の中で、こういった表現はいいかはよくわかりませんけれども、見方によっては歓迎される施設ではないということはわかりますし、そのためには、歓迎される施設とセットかなと、以前にも私も申し上げました。けれども、そうやっていくと、なかなか選定、また計画を立てること自体も慎重にいかなければいけないと、そういうことは十分わかるわけでございますけど、先ほど言いましたように、総合計画の中にもないということになりますと、ではこれから何を考えていくのか、町の姿勢はどうだと、そういうふうに言わざるを得ないという心境でございますし、そういう観点からの町民の声がこんな形で出てきているというふうに受けとめていただきたい。そういう観点から、考え方としてはいかがでしょうか。もう少し力の入れた御答弁をいただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
議長(八木秀英)
助役。
助役(杉山僖沃)
お答えいたします。 いろいろな計画、決して総合計画にないから全然やらないということではありません。これは、そのときに応じて新しい課題ができれば対応していくというのが行政でありますから、そういう姿勢で一貫してやっているところであります。
今、部長の方からいろいろ御答弁させていただきましたが、まさに古谷議員もおっしゃるとおり、火葬場に関しては、過去にも三島市に新しい火葬場ができたときに、今度は東駿河湾環状道路が間もなく完成するだろうと。すると、非常に時間も短くて、長泉と三島の火葬場のある地域が結ばれるということで、また函南と三島の人口から見てまだまだ余裕があるということで、どうだろうかと、つくるときに一度お話がありました。また、高橋町長から柏木町長にかわった以降も、正式ではありませんが、どうだろうかとお話もいただきました。
ただ、先ほど来申し上げておりますように、今の火葬場はきれいになりましたし、煙も出なくなりましたし、特段、今、周りからいろいろな苦情が出るような状況にありません。かえって、非常に利便性が高いというようなことで、使いやすいねというようなこともいただいていまして、たまたま、先ほど部長が申し上げましたように、13年からの総合計画を10カ年で立てましたけれども、その時点では、10年間ぐらいはもう手をつけないでいこうよと、これが実際の考え方でありますから、総合計画には取り入れなかったという状況であります。火葬場に関しては、そういうことなんです。
墓地公園、あるいは墓地については、柏木町長が就任して、私も当時、企画課長あるいは総務課長として、町政懇談会についていろいろ出て歩きました。そういう中で、確かにお寺の特定の宗派に入るのではなくて墓地が欲しいと、こういう方の要望が結構ありまして、私も過去に、現実にはいろいろな働きかけもしてみたことがあります。民間といいますか、宗教法人を使いながら、長泉町の山間部の方でどうだろうかというようなお話もあったりして、いろいろやったことはあります。
ただ、そういう方たちは、富士霊園のように、幾ら宗教法人とはいえ、果たしてその需要があるのか、投資したものがちゃんと、いわゆる事業ベースに乗れるのか、いろいろなことを考えるわけです。私も一緒になって検討をさせていただいた経緯がありますが、やはりいろいろな調査をした結果、それだけの需要が望めないというようなことで、また、なかなか周辺の地権者等々からも御理解いただけるのは難しいと、そんなことから、一時断ち切れておるのが現状であります。
ただ、部長が申し上げましたとおり、課題としては十分認識しておりますので、いろいろな住民の皆さんの意識も、この時代、変わってきていますので、そういうふうなことの需要に対応できれば、行政としても考えていかないということではありませんので、今後の課題として引き続き認識していきたいというふうに考えています。御理解いただきたいと思います。終わります。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 議会事務局 E-mail:gikai@nagaizumi.org
Last Update 2004.2.26