議長(八木秀英) 
教育長。

教育長(土屋郁夫) 
認可学級のことでございますので、私の方から答弁をさせていただきます。  議員、この幼少期の言語に強い関心を抱かれておりまして、平成13年の第4回の定例会でも御質問をいただきました。教育委員会としては、言葉を初めいろいろ障害を持っておる子供の実態把握については、まず各幼稚園の様子をしっかりととらえる。保育園の様子をしっかりとらえると。このことが、いつも強く私はお願いをしておることでございますが、これは1つの窓口と考えております。  そしてもう一点は、町といたしましては、町の就学指導委員会という会がございます。ここの場所が、この障害を持つ子供の実態をとらえる、そして、どういう方向でこの子供を勉強をさせた方がよろしいかというようなことを表明し合う会でございますが、ここの場を通して行っております。  保護者の方々の相談窓口設置要望もございました。そして、以前からそういう声もお聞きしております。そこで、教育委員会といたしましては、こども育成課の中の育成チーム、この場を窓口と考えて仕事をしていただいております。そういう中で、各園、そして学校と連絡を取りながら、近隣の治療室への通級指導を行っております。  現状では、この言葉の教室の町内設置は、困難でございます。それは、言葉のみの障害ではなく、重複障害を持っておられる場合が非常に多いわけでございまして、したがって、いろいろな角度からの治療、教育が必要でございます。したがって、そういう治療、教育というのは、非常に高い専門性というものを要します。そして、相談室、治療室を設けるにしましても、やはり設備、用具、教具、これまた専門性が高いものが要求されます。  以前「ことばの教室」は、養護学級として認可されておりました。現在では、それが言語治療教室と改定されたわけでございます。したがって、子供は各園に席を置き、あるいは学校の普通学級、養護学級に席を置いて、それからこの言葉の教室へ治療のための通級をするという制度になっております。  東部地区では、富士、富士宮、沼津、裾野、御殿場、三島、熱海、伊東、下田、この9つの市に言語、言葉の教室が設置されております。そして、この市の設置されておる学校を見てみますと、一番便利性の高いところ、例えば三島で言えば広小路の西小学校、沼津でいいますとこの港湾の近くの第二小学校、裾野でいきますと駅のすぐ近くの東中と、そういう便利性の高いところに設置、認可をされておるわけでございます。そして、また、近くにございます県立の養護学校、ここにも言語治療室というものがございます。長泉町からは、今現在裾野の東小の言葉の教室へ、そして沼津聾学校の教室へ今通っております。  町内への設置要望というものは、これは私は理解はできますが、諸般の状況の中で認可される状況にないということを率直に申し上げておきたいというように思います。教育委員会としては、相談も含め、そして、通級ということにつきましては、他の設置の市町村と十分連携を取りながら手厚い指導をしていく所存でございますので、御理解をいただきたいと。

議長(八木秀英) 
堀内 浩議員。

2番(堀内 浩) 
今どちらかというと、学校関係というか、小学校の子供に対しての重点的なお答えかなという理解を私はしますけれども、幼児期の言葉のトレーニング、これによって回復できたことをさらに発展させていくためには、小学校でのトレーニングもさらに重要になると思います。子供の言葉のおくれは、0歳から3歳ぐらいまでに発見できるようですが、判断も難しく、また親もそのうち治るだろうと安易に考える方も少なくなく、治療を受けている子供の中には、もっと早くトレーニングを受けていればというお子さんもいるようです。  私が今回ここで言っている言葉の教室、沼津の第二小学校もそうですけれども、第二小学校では幼児17人、学齢児26人と、小さいころからしっかりと、そして小学校にかけてまでトータルに子供の成長に合わせてしっかりとトレーニングをしていくことによって、子供の言葉の障害をなくしていこうと考えているわけです。そして、この第二小学校、開設が昭和45年、30年以上も前からこういう形で取り組んでいるわけです。  最近では、合併と言うと、長泉町単独で町はできるんだと豪語していますが、それであるならば近隣に頼ることなく、町独自で幼児から、私の知っている中でも、幼児の中に潜在的にこういう障害を持っていても、なかなかそういうところに行けない、そういう方もいらっしゃいます。人数的にはしっかりともう開けるような人数になっているはずです。幼児から小学校までトータルでしっかりと言葉のトレーニングができるような言葉の教室、なぜ長泉町にできないんですか。場所はあるはずです。あとは専門知識を持った人材がいればできるはずです。  3月の定例会で、私が新たな住民サービスへの向上のつながりとして、新しいマンパワーを導入する意味で質問させていただきました。その中で、総務部長、お答えをいただきましたが、現状の職員の能力開発だけではとらえようのないところも出てくるはず。新規の採用ばかりでなく、中途採用による有力な有資格者、民間人等の中途採用者、そういうような有資格者の有効活用も十分に検討したいというお答えいただきましたけれども、まさに今この状況、そういう人材、しっかりした専門知識を持たれた方がいることによって、言葉の教室は開けるはずです。なぜできないのか、そこのところをもうちょっと具体的に説明をしてください。

議長(八木秀英)
 
教育長。

教育長(土屋郁夫) 
沼津の第二小学校の例を提示されましたが、これは沼津市で認可したわけではございません。やはり県の認可でございます。そこのところをひとつ。  そして、もう1点は、これは申し上げましたけれども、スタートは養護学級でスタートしたわけでございます。なぜ言葉の教室も養護学級の認可学級の中でスタートしたかといいますと、言葉だけの障害がある場合ならば、これは今言いますようにできますね。しかし、重複障害、他の障害を持っている場合でありますと、別の教育をしながら言葉を直していくというようなこともあるわけでございます。  そういう意味で、それが今はこの言葉の教室は、治療教室を離されて、養護学級とは別にしたと、こういことで理解をしていただいて、そして場があればできると申されますけれども、これは簡単にできるものではございません。そして、将来計画をずっと見据えて考えたときにどうだろうかということをいたしませんと、今現在生徒がいるからこの教室をつくればいい。そして、将来がどうか、必ず将来そういう言葉の障害を持った子、これが出てくる、これは出てまいります。しかし、くどいようですが、先ほども言いましたように、重複障害を持っている場合には、これは養護学級で教育をしながら言葉も同時に直していった方がよろしいということがあるわけでございます。  そこで、これは何回も御答弁を申し上げてきましたけれども、長泉町では各学校に養護学級がございます。沼津市を見てください。三島市を見てください。各学校には養護学級はございません。1つの例が南小を見てみますと、子供1人に対して教員1人、今、学級を設置しております。県は認可する際に、これを統合してほしいという要請があるわけでございます。  そういうことを含めまして、私は言葉の教室は、ただ単に言語だけの問題ではない、ほかの問題も必ず重複の中であるので、そういうことも含めて考えていかなければならないということを申し上げて、そういう中で、今、私が把握しておる制度は3人ないし、ちょっとこの辺が非常に判別をしにくいわけでございますけれども、そういう実態をとらえております。  なぜできないかということでございますが、言葉の教室という形で各学校へ認可するということはできません。町として、その教室を町費をもってつくるということになれば、これは話は別でございますが、これをそう簡単につくりますなんていう答弁は私はできません。しかし、これは考えてまいります。以上です。

議長(八木秀英) 
堀内 浩議員。

2番(堀内 浩) 
最後の方で考えていくべきものということを大いに強調して、私はここで聞きたいなと思いますが、今、教育長がおっしゃられたように、確かに言葉の障害だけでなく、さまざまなものを持ち合わせてのお子さんもいらっしゃいます。ただ、言葉を話すということは、コミュニケーションをとれるという、まずこれが一番子供にとってスムーズなコミュニケーションのとり方かな。で、それができないということによる情緒不安定、こういうものからいろいろな精神障害を起こされたりということもまたあるような資料も伺えます。多動児の子も、言葉を話せることによって動きが静かになるという例もあるようです。言葉というものは、子供にとってもそうですが、人間にとって本当に必要なコミュニケーションの第一のものだと思います。ぜひとも町としてもここのことに関しては、真剣に考えていただいておりますけれども、ちょっと親御さんの方の気持ちもくんでいただければなと、そういうふうに思います。
議長(八木秀英) 
質問の途中でございますが、ここで暫時休憩をいたします。休憩中に食事をしてください。再開は午後1時からといたします。

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Last Update 2004.2.26