議長(下山 登)
 日程第1.これより一般質問を行います。
 質問者に申し上げます。質問の内容により、答弁者及び答弁者の順序が質問者の希望より異なることがありますので、御了承願います。
議長(下山 登)
 質問順位1番。
 質問内容1.書店での学生の万引きの現状と対策について
     2.「緑」の維持管理に助成を
 質問者、太白浩之議員。太白浩之議員
3番(太白浩之)
 皆さん、おはようございます。通告に従いまして、ただいまより質問をさせていただきます。
 まず最初に、書店での学生の万引きの現状と対策についてお伺いをいたします。私は、これを選んだのは、後で言いますけれども、長いこと書店にいたということでこれを取り上げさせていただきました。長引く経済不況など厳しい社会状況の中、いろいろな犯罪やさまざまな問題などが日本全国至るところで起きています。御存じの方も多いと思いますが、このところテレビや新聞などでたびたび取り上げられ、社会的にも非常に深刻化している万引きもその1つであります。スーパーやデパートなどの日用品、食料品、ゲームソフト、CD、本などあらゆる分野でいろいろな商品が被害にあっています。先ほども申しましたけれども、私は3年前まで約11年間、書店業に携わってきました関係上、書店を含めた出版業界全体のいろいろな面での厳しい状況について非常に心配をしております。パソコンやインターネット、また携帯電話などの普及により活字離れがさらに進み、売り上げが減少したり、後継者の対策、再販制度の維持など多くの問題を抱えています。
 そして、1年間の被害額が全国で約300億円ともいわれる万引きも大きな問題の一つであります。全国で書店が約1万軒といたしますと、1軒平均では年間300万円、月で25万円、1日にしますと8,000円ずつ万引きされているという計算が成り立ちます。万引きは、書店と出版業界全体の懸念すべき永遠のテーマと言ってもいいと思います。万引きによって閉店させられた書店や、万引きをした少年を追いかけ、その少年が電車にはねられて死亡し、非難、中傷で閉店させられそうになった書店など、どっちが被害者でどっちが加害者だかわからないようなことが現実に起きています。長く書店業に携わっていたということもあり、質問の中で、書店サイドに立った内容の部分もあろうかと思いますけれども、よろしく御答弁のほどお願い申し上げます。
 そこで、まず万引きに対して、教育現場ではどのような認識をお持ちになって教育や指導を行っていらっしゃるのかお伺いをいたします。
議長(下山 登)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 お答えします。
 議員のお話のとおり、万引き事件はテレビ、新聞でもたびたび取り上げられるし、ましてや書店での万引きというのが多いということも私も承知しております。実際に書店で、今やっておる姿を、警察官に、一緒に行って、今生徒がやるからという、その姿も拝見したことがございます。一つの大きな社会現象となっているのは御存じのとおりでございます。現在では、万引きというものは学生だけではなく、性別を問わず非常に広い範囲の中で行われている、これが現状であろうかと思いますが、その中で、子供たちを教育する学校では、万引きというものは立派な窃盗事件であると、犯罪であると、こういう押さえは持っております。機会あるごとに子供たちに注意、教育をしているところでございます。子供たちが何ゆえ万引きをするに至ったのか、その状況や、その原因についても十分配慮しながら対策を練っていくと。子供たちの心情を酌み取った支援を大切にいくという基本的押さえを持って指導に当たっておりますので御理解をいただきたいと思います。
議長(下山 登)
 太白浩之議員
3番(太白浩之)
 万引きは、割と軽く見られがちなところがあるわけですけれども、お答えにもありましたように、万引きは窃盗なんだ、悪いことなんだということを、もう一度皆さんで再認識をしてほしいと私は思っております。
 次に被害状況でありますが、長泉町内で、ここ3年間発見された件数と、本の種類や金額、また、発見されていなかった部分について、どの程度把握されているのかお伺いをいたします。
議長(下山 登)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 お答えします。
 書店だけに限った万引きの情報、資料の収集はございませんが、万引き全体、及び学校に万引きの情報が入ってきた中での件数について御報告させていただきます。
 沼津警察署管内2市2町でございますけれども、年齢は19歳以下の未成年による万引きの件数でございます。12年は管内で93件ございました。うち長泉町に居住しておる者は8件でございます。これが12年でございますが、13年は94件、長泉町では1件ということでございます。14年になりますと92件、長泉町に居住する者は4件と。また、学校が把握している3年間の万引きについては4件というように私どもの方へは報告を受けております。このうち書店での万引きが2件、その他で2件という内訳でございますけれども、これで見る限り非常に少ないわけでございますけれども、これは沼津署へ行って教育委員会がとらえておる実数でございます。しかし、この裏に隠れておる件数というものは、私は相当たくさんになっているのではなかろうかと推測としてはございます。しかし、月々の生徒指導研修会という会がございますが、その会での状況なども聞いておりますが、今申し上げたような状況であることを御理解いただきたいと思います。
議長(下山 登)
 太白浩之議員
3番(太白浩之)
 今、御答弁にありましたように過去3年間で書店の万引きが2件という、本当にこれだけ見ると、これが本当でしたら喜ばしいのですけれども、今、教育長がおっしゃったようにその裏にはあるのだということで、先ほど言ったように、1件の書店で毎日8,000円ずつ万引きされているという現実があるということの中で、もう少し突っ込んだ把握なりをしていただいて、それについての対応をしていただければと思います。
 自分たちが学生だったころと比べてみますと、今は社会や家庭などの生活環境が大きく変わり、ものの見方や考え方にも当然変化があるわけでして、万引きに対する目的や原因もおのずと違ってきているように思われますが、この点につきまして、どのようなお考えなのかお伺いをいたします。
議長(下山 登)
 教育長。
教育長(土屋郁夫)
 お答えします。
 万引きをする目的や原因については子供たちの置かれている状況、環境などによっていろいろと考えられますけれども、主な原因としては、1つは店内に品物があふれて簡単に手に入りやすい状況にあるということ。次に、欲しい物に対して我慢するという忍耐心といいますか、こういう心に欠けている子供が多いということ、そしてお金はあるのにゲーム的な感覚で万引きをしている。次にまとめますと、社会的ストレス、例えば片親だ、あるいは友達が少ないという心の寂しさというようなことから万引きに走ってしまうというようなこと、品物が欲しいというだけではなくて、物をとって今度は友達に売るとか、換金目的というようなこともございます。大きく、目的、原因はとお尋ねになりましたので、このような答えになるのではないかと思います。

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Last Update 2003.12. 5