4番(小椋紀勝)
次の質問ですが、3番目に新型肺炎(SARS)感染症の対応はということで、お伺いさせてもらいます。重症急性呼吸器症候群(SARS)は、大量の航空輸送時代に入りまして、全く世界があっという間に近くなったような時代になりました。今、これがアジアの方で出てきて、広まってきて、対岸の火事だなといって安んじてはいられないような状態になってきているわけですね。
たまたまきのう、世界保健機構(WHO)は、北京にいるWHOの担当の医師、あるいは事務局から世界全体では流行のピークは消えたと言明されております。しかし、依然として注意は必要であるということには変わりはありません。既に、静岡県の企業のサイドから見ますと、60%の企業が事業活動にかなりの影響が出ているということですし、65%の企業でその自衛策をとっているということが報じられたのが2、3週間前です。静岡県は、県民の不安が高まっているのではと、「県民だより」を5月25日に珍しく号外として県民全戸に配布しました。ちょうど私がこのSARSの質問を通告した2日後の5月29日にも、助役を座長とするSARS対策会議が発足しております。迅速な対応で歓迎すべきことです。
さきの台湾の医師がSARSに感染をしながら関西地方を旅行したことがありまして、その後、大阪府と国との連携が非常にまずいということを問われまして、地方が県や国と一体となって、こういう危機に陥ったときに情報の伝達、あるいは公表をするべき基準、こういったものの一元化と統一的な対応が重要であるということをまざまざと見せつけられたわけです。先ほど申し上げましたように、我が町には幸い、直接今そういう被害もありませんし、何とかこのままないような状態で推移をしていってもらいたいと思うわけですけれども、ことしは国民体育大会の会場でもあります。さらに、こういうことには注意をしていかなければいけないということで、町民の不安をお持ちになっているところを、情報としてはこういうふうに対応するよということを確認したいために質問させてもらいます。
まず、先ほど申し上げました、我々の町の情報の一元化、それから、統一的な対応というものを5月29日に発足したSARS対策会議の内容もあわせまして、初動からの手順、それから24時間の相談窓口、緊急の医療窓口、こういう住民が知り得るべき事柄について御説明をいただきたいと思います。
副議長(古谷健次)
住民福祉部長。
住民福祉部長(遠藤敬二)
お答えいたします。
重症急性呼吸器症候群、名前が長いものですから、私の回答の方もSARSで統一させていただきます。アジアでの流行が中心に続いておりますけれども、いまだに感染がおさまっていないという状況でございます。幸いに、静岡県では感染者も出ておりません。感染者が出た場合を考慮して、先ほど質問がありましたように、関係課等で得ている情報等を共有して、対応について適正に対処するということで、助役を本部長にいたしますSARS対策会議を開催いたしました。対策会議の方ですけれども、関係部長、総務、都市環境、消防、住民福祉の各部長と、関係課、行政課、産業環境、清掃事業、消防、保健センターと、この関係課の職員で組織したわけです。
この会議では、SARSの患者が発生した場合の対応について、保健所で行う事柄や、市町村で対応する事柄について確認をいたしました。具体的には、町の6月15日の広報でのもう一度住民への周知、それから、発生した場合の消毒関係の資機材の確認、そして町の救急車で運んだ場合の消防署員の対応の仕方等の確認をいたしました。情報の一元化につきましては、この対策会議で関係課の情報を共有し、また、住民の対応につきましては保健センターで、住民の搬送については消防署でマニュアルを作成し、関係各課に配布して対応することといたしました。
次に、初動からの手順につきましては、SARSの疑いのある方から保健センター等に連絡が入った場合については、保健所に連絡し、保健所の職員が付き添い、自家用車にて対応病院に入院する。119番を介して消防署に連絡があった場合につきましては、消防署から保健所に連絡し、保健所の指示により対応病院への搬送等をするということを確認してございます。
また、搬送した患者がSARSだったという場合につきましては、救急車等の消毒、家族関係者の隔離、家及び接触場所等の消毒、市町村が保健所の指導のもとに対応するということを確認してございます。
次に、24時間の相談窓口につきましては、平日の午前8時30分から午後5時15分までは保健所が対応いたします。土曜・日曜・祝日と午後5時15分以降につきましては、静岡県救急医療情報センターで対応することで、各東・中・西部等に電話番号がございますので、これで対応する。この辺につきましては、先ほど質問の中で示されました号外の中でも一般住民の方に知らされている部分であります。
次に、医療機関の関係でございますけれども、特定感染症の指定医療機関につきましては、感染症の予防及び感染症の患者に関する医療に関する法律で、感染症病の所見ある者、または一類感染症もしくは二類感染症の患者を担当させる医療機関として、厚生労働大臣が指定した病院で今回の新型肺炎でも指定はされております。ただ、病院の箇所及び病院名につきましては、風評防止のためにこの辺の具体的な公表はされておりませんので、その辺は御理解をいただきたいと思います。以上です。
副議長(古谷健次)
質問中でございますが、ここで暫時休憩をします。休憩中に食事をしてください。なお、再開は13時といたします。
午前11時50分 休憩
午後 1時00分 再開
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Last Update 2003.12. 5