2番(堀内 浩)
続きまして、次の質問に移らせていただきます。効果的・効率的なスポーツ施設をということでございますが、町の中での就業者数、働いている方、平成12年度で1万9,200人、人口の約半分の方、2人に1人の方がほぼ働いていらっしゃるのかなと思います。そして25歳から40歳代の年齢の方が、先ほども四方議員さんの質問の中にもありましたけれども、その方が人口の割合としては多いということで、働き盛り、そしてスポーツ、運動に関しても興味のある方が多いのかなと判断できます。そして労働時間の短縮、週休2日制の確立、長期有給休暇制度の普及、さらに平均寿命の延長などにより、私たちのふだんの、あるいは生涯に占める自由時間の割合が大幅に増加しています。
人生を80年としてタイムスパンで考えますと、その生涯時間は70万時間です。そのうち睡眠、食事など生理的必要時間が約35万時間、労働時間は年間250日として1日8時間、20歳から60歳まで働いたとして40年間の生涯労働時間は約8万時間となります。したがって生涯自由時間はこれらを生涯時間から引いた27万時間となり、人生全体で考えれば自由時間は生涯時間の約4割を占め、労働時間の3倍以上となります。このように、働くことと同様に自由時間の過ごし方が個人レベルや社会レベルでも一層重要な問題となっています。この自由時間を娯楽、趣味、ボランティア、スポーツ、運動などに積極的な利用がなされるよう、行政は住民の生活時間帯構造の変化に対応した施策を打ち出していかなければならないと思います。
だれもが生涯のそれぞれの時期において、生きがいのある豊かな人生を送るためライフステージや体力、目的に応じて自分の生活の中にスポーツを取り入れ、生涯にわたってスポーツに親しんでいこうという生涯スポーツが提唱され、かなり年月が流れました。体力づくり、健康づくり、コミュニケーションづくり、子供の育成など、スポーツが果たす意義、役割を考えたとき、町民のニーズや期待に適切にこたえ、町民がスポーツを生活の一部として取り組んでいけるようにスポーツ環境の整備をすることは行政の重要な責務ではないでしょうか。
一方、町の中に目を向けますと、町内の体育施設の利用状況は平成12年、13年、14年、14年は12月までの資料でございましたが、において、施設ごとの増減はありますが、トータルでは大きな変化もなく、有効に利用されているように思われます。
3月の定例会において施設の休館日にかかわる条例が改正されました。私もこのことについて利用者に意見を伺ったところ、休みがふえることは困るが、それ以上に平日の夜間や休日が有効に利用できるように施設の充実を望んでおりました。具体的には御嶽堂テニスコートの照明設備や、雨の日でも屋外スポーツができるドーム型の運動施設のことであります。町内にある同じテニスコートでありながら、中土狩テニスコートと御獄堂テニスコートの利用状況を比べると、利用日数にはそれほど差はありませんが、利用件数、利用人員は約2倍ほどの差があります。この差は照明施設の有無から来るものと思われますがどうなんでしょうか。自由時間を効果的・効率的に、そしてより多くの方に利用できるような施設整備はこれからも必要だと思います。
しかし、御獄堂テニスコートは、隣地の農作物に対する光害を考えると難しい問題であります。この光害に関しては環境省のガイドラインも出ておりまして、動植物などの自然環境への影響、農作物や人の生活による生活環境への影響、または天文分野への影響など、いろいろな形でこの光害というのも最近クローズアップされております。ドーム型の施設にすることでこの光害も解消し、雨の日でも使用できる多目的広場として利用できるのではないでしょうか。また御獄堂テニスコートのように立地条件のよい場所は貴重であり、南部スポーツ広場、御獄堂公園、ゲートボール場など、常に人の歓声が聞こえるにぎわいのある場所となっております。現在ある施設を効果的・効率的に利用できるような工夫をすることで、スポーツに触れ合う機会を増加させ、既存の施設を改良することで財政負担を減少させることなどができるのではないでしょうか。ドーム型多目的運動広場について当局のお考えをお伺いいたします。
議長(下山 登)
教育部長。
教育部長(山口喜一)
お答えいたします。
質問者の言われるとおり、私たちの生活をしていく中で、スポーツを通じての果たす役割というのはいろいろな分野で大きな成果があるということで期待されているところでございます。平成14年3月に策定いたしました長泉町のスポーツ振興基本計画に「きらめき やさしさ スポーツプラン」でございますが、だれもが日常生活の中で自由にスポーツ、運動を楽しむ。スポーツの町、長泉の競技力を高める。子供たちのスポーツ、運動に親しむ力を育む。スポーツを通じた交流とコミュニティーづくり、体を動かすことによる健康づくり等が目標とされており、またスポーツに親しみやすい施設の充実も目標となっており、これらに基づきスポーツの振興を図っているところでございます。
町では本年度、健康づくり拠点施設の建設に向けた基本構想、基本計画の策定を進めております。この施設は健康づくりに必要な機能や専門の指導者を配置し、町民の皆様が親しみながら心身の健康づくりに取り組める施設としたいと考えております。
御質問の、現在ある施設の効果的・効率的に利用できる工夫のことでございますが、先ほど議員も言われましたが、3月議会において町民体育館や学校体育館の貸し出し時間について、利用者の実情に合わせ、あいた時間をなくすための改正も行いました。また本年4月よりインターネットによります町のホームページから駿豆広域18市町村の施設の予約状況を閲覧することができるサービスの導入なども、施設の効果的・効率的な利用の方策だと考えております。
またドーム型の多目的運動広場についての御提案ですが、先ほど申し上げました健康づくり拠点施設に必要な機能や、どのような使い方をしていくかについては各種団体の代表者や、公募による住民の代表者30名によるワークショップを開催し、町民の皆様の御意見をお伺いした中で、構想や計画を策定していきたいと考えておりますので、その中で平日の夜間や休日に有効に利用できる施設についても議論していきたいというふうに考えております。したがいまして、これら長泉町の現状から、ドーム型多目的運動広場については現在考えておりません。よろしくお願いいたします。
議長(下山 登)
堀内 浩議員。
2番(堀内 浩)
昨年のリハーサル国体がありまして、3日間ほぼ雨にたたられたという形がありまして、雨が降ってウオーミングアップもほとんどできないような状況、あれを見ているとやはり屋根のある施設というものが必要ではないのかなということを私感じたわけですが、今、部長の答弁ですと考えていないということでありますが、雨の日に何もできない状況を考えると、御獄堂テニスコートに限らず、今後、町として住民の希望を与えるような施策の青写真みたいなものも何もないのか、ちょっとその辺についてお伺いしたいんですけれども。
議長(下山 登)
教育部長。
教育部長(山口喜一)
今、答弁させてもらったように、これから健康づくり拠点施設という中で、スポーツに関する体育的な施設も中に入っていくというようなことも考えられます。そんな中で雨天だとか夜間の利用についても、町民の皆さんが気楽にできるような施設というふうにこれらの施設を考えていくことも一つの方法かなというふうに思います。
議長(下山 登)
堀内 浩議員。
2番(堀内 浩)
うまくはぐらかされたかなと思いますけれども、これ以上の答えは返ってこないかなと思いますけれども、利用する側が本当に貴重な自由時間、いつでも利用できるような福祉向上というものを町としても考えていただきたいなと思いますので、また今後ともよろしくお願いいたします。
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Last Update 2003.12. 5