6番(四方義男)
 大きな3番目でございますが、環境改善の諸課題について、3点質問をいたします。
 最初に、ごみ対策も広域で研究と対応をであります。これは、住民からの意見や行政資料などをもとに質問を組み立ててあります。ごみも広域でと「も」と表現したのは、既に3市2町、消防通信指令システムの共同運用の先例があるからであります。
 広域化や交流化はどんどん進んでおります。行政資料の「常住地、就業・通学地別就業・通学者数」によりますと、流入と流失は、沼津市、三島市、清水町で7割から8割を占めております。ですから、長泉町民が沼津、三島、清水町、または逆の例ですね。そういうふうな交流化の動きが7割から8割ですよというふうなことですね。つまり、長泉町民も周辺市町の住民も、常日ごろからごみに関する行政施策のそれぞれの違いを肌で感じていると思うわけであります。例えば分別収集は長泉の方が厳しいんじゃないか。清水町のようにスーパーのレジ袋転用をもう参考にすべきじゃないかと。あるいは沼津市のように、ごみ自体をイベントの主役にして、住民啓発をしていますよと。三島市は、福祉を絡めた取り組みをしていますよ、なのであります。テレビで見たことでありますが、遠く仙台市では、保護者を取り込んだ中で、幼稚園、保育園での啓発活動をして効果を上げております。住民意識調査でも、町民からいろいろな意見出ております。毎日激しく動いている複雑系の経済社会のただ中において、ごみを含む環境問題は、案外人間の問題ではないかと思うのであります。
 「ご近所の底力」という番組で、空き巣がねらう町は、ごみが散乱していたり、放置自転車があったり、掲示板が見苦しいところなどだという話がありました。町中がいつもきれいになっている。長泉はいつ訪れてもきれいな町だと思われたいものであります。コストの低減化や効率、あるいは稼働率の向上などを目指すため、周辺市町が同じ区分け方法や指定ごみ袋の研究をしたり、啓発活動をしたりの意識改革など、近隣市町で共通な取り組みを、長泉町から呼びかけたっていいじゃないかと思うわけですが、町長。ユニバーサルデザインならぬユニバーサルシステムともいうべきものはできないものかと思うのであります。指定ごみ袋を広域で研究するとか、基本的な分別は統一するとか、ごみ対策を広域で研究することについてと、ほかの都市のようにアイデア作戦を展開していくことについてお伺いいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 ごみの関係の広域、これはもう既に研究会ができておりまして、駿豆広域の中で、ごみの処理施設を北と南、北部ブロック、南部ブロック、それぞれ2つにということで、ブロックの区分けも済んでおりまして、そのブロックごとで、平成29年度を目標にいたしまして統一化を図っていこう。29年度には、広域としての施設をつくろうというような目標の中で、いろいろ勉強会、あるいは研究会等を開いております。
 そういうような中で、先ほどの御質問の中に、例えば指定ごみ袋を統一したらいいではないかというような御提言が今ございました。実は、この件につきましても、別の広域の組織、町長、それから議長が入っております東部広域都市づくり研究会、その中でも、数年前ですけれども、幾つか大きいメニューでなくて、小さなというんですか、すぐに取り組めるようなものもということの中に、1つゴミ袋の統一ということもテーマに上がりました。その中で、担当者が集まりまして、すべての物を統一というまではいかなくても、少し同じような同一歩調でいけないかというようなことで、検討をいたしました。結果的には、長泉町がほかのところと統一、ほかのところといいましても、すべてのところが、皆さん、長泉以外には一緒ではないんですけれども、なかなかそれは、結果としては結びつかなかったわけですけれども、その理由というのはもちろんあるわけですけれども、それはごみの袋だけではなくて、現在のごみの収集、あるいは処理の方法が、市、町によってそれぞれ異なっています。
 当町の場合には、平成14年度から廃プラ関係を分別収集し、リサイクルに回すような方法にして、現在住民の皆さんに大きく協力してもらいまして、減量化がかなり図られているわけですけれども、同様な処理方法、収集方法をとっているところが、先ほどの北部ブロックの中でも、数は非常に少ないようです。特に近隣のところでは、現在も焼却施設で、今、当町で分別をしましたものも含めて焼却処理をしているというようなところもございます。
 というそれぞれの違いの中で、先ほどスーパーの袋もいいのではないかというような、ちょっとありましたけれども、長泉の場合には、炭酸カルシウム入りということで、基本的にこれは破れやすいというんですか、焼却場のごみのピットの中に入れて、そこでなるべく水分を飛ばすようにクレーンで攪拌をします。そのときに破れやすい、あるいは燃やした際に、ダイオキシン類が発生しにくいという特性を持っています。これは、廃プラ系を分別収集する前から、もう既にそういうことにしておりました。イコールそれは、焼却場の焼却施設等の延命化にもつながるというような形でしておりまして、ほかの市町村での物とは同一ではないものですから、そういう意味では、例えば近隣の市町村で購入した袋が長泉で使えないという不便さというものはあると思いますけれども、やはりこれからの循環型社会を形成していく中で、リサイクルあるいは環境の問題等、大気汚染等を考える中では、今の方法がいいのではないかなというふうに判断する中で、この導入に踏み切ったのではないかなと思いますし、これからもそういう形で続けていくべきかなというふうに考えます。
 かように、それぞれのところが、処理の方法が現在のところはいろいろ違うものですから、現時点で同じということはなかなかいかないわけですけれども、先ほど申しましたように、平成29年度1つの目標にしておりますから、それまでの間、あるいはそれ以後も含めてですけれども、できるものについては、なるべく同じような取り組みにしていくべきかなと。大きく見ますと、同じような流通ルートが確保されれば、コスト的にも少なくなるというようなメリットもあるかなと思いまして、考え方としましては、おっしゃられますように、取り組めるものについては、できるものからしていきたいたいなということで、今後研究会の中でも検討していきたいと思います。
 それ以外に、意識啓発とお話もされました。例えば小学校4年生を対象にいたしまして、焼却場あるいは埋立場での授業、現場を見る等によりまして、ごみについて、家庭の中でお父さん、お母さんと少しでも共通の話題がつくれれば、より一層大きくなっていく中で、当然ながらいい結果に結びつくと思いますし、そういうようなことにも取り組んでおります。必ずしもごみではないんですけれども、川をきれいにしましょうというような、環境美化関係でのポスター、絵をかいてもらいまして、それらの掲示等も年に一、二回、コミセン等も含めまして掲載しておりますけれども、これからの中でも、教育の分野でも、今後とも力を入れてまいりたいと思います。

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Last Update 2003.12. 5