17番(八木秀英)
 そういう中で、時間もありませんので、次の質問に入ります。5点目の、先端健康産業集積特区認定を問うということで、質問いたします。
 地域限定で規則を緩和、撤廃する構造改革特区の先端健康産業集積特区に、三島市と当長泉町が認定をされました。三島市と長泉町の1市1町が対象ということでありますが、特区のねらいである医療などの健康関連産業の発展と研究促進のための第一歩であり、伊豆地域の温泉施設をも含んだ東部地域全体における医療面での規制緩和への、まずは突破口であると私はとらえております。がんセンターの山口建総長も、これでファルマバレー構想は全国に認知されたと、構想推進の強力な追い風になるとコメントをされております。
 具体的な内容といたしましては、三島市の国立遺伝学研究所、長泉町の県立静岡がんセンターなどへの外国人研究者滞在の規制緩和が行われ、滞在期間が現行3年から5年に延長されるほか、入国、在留申請も優先的に処理をされ、外国人研究者が長期研究に取り組むことが可能になるということで、政府は各特区をチェックするため、有識者による評価委員会を設置をいたしまして、全国に拡大、特区で存続、認定取り消しの判断を下すということであります。
 今後は、自治体が特区の具体化を進めるわけでありますが、独自色を打ち出して成果を得るためには、特区の中身や企業誘致で一段の工夫が必要と言われております。政府の評価委員会から認定取り消しの判断を受けないためには、県や三島市との連携や町の独自性も要求され、難しい対応となることは必至でありますが、具体的に町は何をするのか。また、特区に認定された当長泉町に対しては、特区のねらいである東部地域全体における医療などの健康関連産業の発展と研究、促進に向けた突破口としての期待度は大変大きいものがあると考えております。
 今回の特区認定をこれだけかと消極的にとらえるのか、よしこれからだと積極的にとらえるのか、担当者の受けとめ方、判断次第で、今後の展開が大きく変わってまいります。担当者の気持ち一つで町の将来が決定づけられると言っても決して過言ではありません。今回は、外国人研究者滞在の規制緩和でありますが、住みにくければ定着しませんので、だれもが暮らしやすい町づくりが必要となりますし、これからは一番の課題となってまいります。三島市と連携を図るだけではなく、これをきっかけに他市町村や多分野への広がりが図られるよう、ほかの東部地区の市町村からのさまざまな働きかけに対しましても、関係ないとか、できないとか、消極的な対応ではなく、柔軟かつ迅速に積極的な対応をされますよう担当者の方々には期待をし、またお願いをいたしたいと思います。特区認定で具体的に当町は何をするのか、また町の取り組む姿勢をお伺いいたしたいと思います。
議長(下山 登)
 総務部長。
総務部長(瀬戸利満)
 お答えします。
 県では、県民ニーズにこたえる世界レベルの高度医療・技術開発を目指した「研究開発の促進と健康関連産業の振興集積」を特区計画の目標に掲げ、これにつなげるためには、まず、大学・企業・医療機関等の産学官連携による共同研究、外国人技術者との研究交流、ベンチャー企業の支援及び臨床試験の円滑な実施を図るための法規制の特例が不可欠として、今、八木議員が御指摘のように、国立大学教員等の勤務時間内研究成果活用兼業事業、それと外国人研究者受け入れの促進事業、それと特定事業等に係る外国人の入国・在留諸申請優先処理の事業、国の試験研究施設の使用手続の迅速化事業、それと国の試験研究施設の使用の容易化事業という今言いました5項目について申請を上げたところ、八木議員が御指摘の御案内のとおり2項目だけ、緩和の認定を受けたものであります。
 したがいまして、長泉町と三島市を区域とする特区では、国立遺伝学研究所と県立がんセンターにおいての外国人研究者を受け入れての共同研究が行われることがまず特区の存続の条件、そういうふうになるわけですけれども、今回の特区としての規制緩和の項目のいかんにかかわらず、町としてはファルマバレー構想の実現に向けた取り組みをしなければならないわけです。町としては、県を初めがんセンターやファルマバレーセンターの連携をさらに密にした情報収集をして、早期に関連研究機関等の受け皿となるべき準備を進めてまいりたいと考えております。
 特区につきましては、規制緩和の対象となる個別の施設までも指定をする形の認定になっており、想像以上に今回のされたものは限定的なものであります。したがいまして、がんセンターの研究所で行われる研究内容、あるいはどのような研究機関かある程度はっきりしないと、長泉としてどのような支援となるよう、あるいはそのような機関が長泉に進出したいと促進するような、今のところそういうような状況ですので、新しい何かの申請ができる状況では今のところはありません。
 制度そのものにつきましては、長泉の場合、企画担当をファルマバレーの窓口としております。しかし、広い分野での担当職員に対しても、このファルマバレー構想が町の振興策につなげる大きないわゆる要素だとは、前から認識しているわけです。そんなわけで、もう一昨年から町としては、独自にその周辺の土地医療構想等、いろいろと近隣にはない調査等を先駆けてやっておりますので、いずれにしましても、この直接には今遺伝学とかがんセンターそのものの特区ですけれども、それらが広く認識されることは喜ばしいことで、さらに町が本来ねらっています土地利用等、いろいろな形で関係者、町はもちろんのこと、それと御指摘のように近隣の担当者とか市長も巻き込んで、そんなことを町は新たな認識を持っているというようなことでございます。
 なお、来週には、これらの特区の勉強をしようということで、沼津市で近隣の担当者は会議が開かれる予定でございますので、いずれにしましても、ファルマバレーに関しては、町はおひざ元でございますので、今まで以上にも力をいれて町の活性化につないでいきたいと思っております。以上です。
議長(下山 登)
 八木秀英議員。
17番(八木秀英)
 この今回のファルマバレー構想立ち上がってきておりますけれども、もともとこのがんセンターを誘致、それから設置が決まってからの激しいいろいろな形の中で、どんどん県や何かへの要求、要望をして今日まで持ってきた、そういう部分に比べますと、ここのところちょっと何かブレーキがかかっているのかなと言わざるを得ませんけれども、この前がんセンターの山口総長が、かなり自治体の中ではかりにかけるような形の中のお話があったように伺っておりますけれども、その内容はどのようなものだったかお伺いをいたしたいと思います。
議長(下山 登)
 暫時休憩いたします。

午後 1時18分 休憩
午後 1時19分 再開


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Last Update 2003.12. 5