議長(下山 登)
日程第3.諸般の報告をいたします。
今定例会の説明員及び説明委任者は、別紙のとおりであります。
次に、監査委員から、平成14年度定期監査結果、平成14年度財政援助団体監査の結果、及び平成15年2月、3月、4月の例月出納検査結果について報告がありましたので、その写しを配付してあります。
次に、裾野・長泉清掃施設組合議会第1回定例会の概要について、その写しを配付してあります。
次に、桃沢少年自然の家組合議会第1回定例会と桃沢少年自然の家組合議会第1回臨時会の概要について、その写しを配付してあります。
次に、三島市外5ケ市町箱根山組合議会3月臨時会、及び三島市外3ケ市町箱根山林組合議会3月臨時会の概要について、その写しを配付してあります。
次に、駿東地区交通災害共済組合議会2月定例会の概要について、その写しを配付してあります。
議長(下山 登)
次に、町長から閉会中の行政報告を聞くことといたします。町長。
町長(柏木忠夫)
皆さん、おはようございます。
本日、6月定例議会が開会されるに当たりまして、条例案、補正予算案など諸議案の審議をお願いする前に、議会閉会中の諸般の状況を5項目について御報告申し上げます。
最初に、構造改革特区の認定についてでございます。
去る5月23日に、地域限定で規制を緩和・撤廃する構造改革特区の第2弾の認定があり、長泉町と三島市を対象とする県の「先端健康産業集積特区」が認められました。今回認められた特定事業は、国立遺伝学研究所と静岡県立静岡がんセンターにおいて、外国人研究者の長期間の受け入れを可能とする「外国人研究者受け入れ促進事業」と、この受け入れに当たり、当該外国人の入国・在留諸申請の優先的な処理を講ずる「特定事業等に係る外国人の入国・在留諸申請優先処理」の2項目であります。このため、直接的に当町に影響が及ぶものではありませんが、ファルマバレー構想が全国的に認知されるとともに、今回の措置により、研究開発が促進されることで、当町への民間研究機関の集積や、既存の研究機関への波及効果も期待され、これらの動きにより、特区の適用範囲の拡大に向けての申請等も予想される等、その他の構想推進にとってメリットがあると受けとめております。
次に、2番目といたしまして、都市計画道路池田柊線のJR御殿場線立体横断工事についてでございます。
池田柊線につきましては、平成9年度に事業認可を取得して、用地買収事務を開始しており、平成12年度からは、東海旅客鉄道株式会社とJR御殿場線立体横断工事について協議を重ねてまいりました。そして、平成14年度末現在における池田柊線用地取得率がおおむね70%に達し、JR御殿場線立体横断工事着工に向けてめどがついたことから、本年4月に東海旅客鉄道株式会社が請け負う工事の詳細設計について、同社より本年度に設計業務に着手するとの内諾を得ました。これに伴い、本議会に調査設計業務委託料3,150万円の補正予算の審議をお願いしており、予算を御承認いただいた後に、東海旅客鉄道株式会社と協定を締結し、今年度中に業務を完了する予定です。したがいまして、本線が担う地域の交通施策における役割の大きさを考慮し、一日でも早い事業の完了を目指して、今後も強力に推進してまいります。
次に、3番目としまして、重症急性呼吸器症候群への対応についてでございます。
連日マスコミで報道され、世界的な問題となっております重症急性呼吸器症候群、いわゆるSARS(サーズ)につきましては、本年4月に、厚生労働省が新感染症として取り扱うことに決定したことを受け、静岡県においては、救急搬送機関によるSARSの疑いのある患者の搬送については、患者の受け入れを管轄の保健所が一元的に調整することとし、去る4月28日には、東部保健所の連絡体系が確認され、保健所を中心とした体制づくりが進められております。
当町におきましても、5月14日に静岡市消防本部が主催したSARSに関する研修会に救急救命士を参加させ、救急車及び資機材並びに救急隊員が感染媒体とならないような救急車等の消毒方法や、隊員の健康管理のための留意点等の習得を図るとともに、5月19日の県消防長会でのSARSについての知識を得るとともに、関連情報の収集に努める、救急要請受付時及び搬送等に当たっての行動計画を策定する、必要な装備の保持に努めるとともに、器材の使用方法に習熟する、ほか全5項目にわたるSARSに関する申し合わせ事項の遵守を推進しております。
そして、特に直接現場での対応を迫られる救急隊員への指導徹底を図るため、「SARSに関する行動計画」を作成し、これをもとに5月20日には指導文書を作成するとともに、署内での研修会も開催しております。
なお、この行動計画については、最新情報等が得られた場合には随時改定し、署内での伝達研修を実施するなど、今後ともSARSに対するより的確な対応を行うことで、安全な住民生活の確保を図ってまいります。
また、SARSへの正しい認識、そして日常生活における予防方法等を住民に周知するために、静岡県では、5月25日に「県民だより号外」にて広報しておりますが、当町におきましても、去る5月29日にSARS対策会議を発足し、町内からSARSの疑い例や可能性例等が発生した場合の関係部署の対応等を協議し、2次感染を防ぐ万全の体制の確立を図っております。
次に、4番目といたしまして、救急救命士が行う医師の包括的指示による除細動の一次休止についてでございます。
本年4月1日より、長泉町を含む沼津医師会管内の救急救命士は、県の指導に基づき、国の示したプロトコル、いわゆる手順に沿い、医師の包括的指示による除細動、いわゆる指示なし除細動を開始いたしました。しかし、静岡県内においては、救急救命士が行う医師の包括的指示による除細動に関する国の示す要件を満たしている地域が少ないため、医師会の管轄区域を超えた救急搬送については、医師や救急隊の属する地域の取り組みの違いから、救急現場が混乱するおそれがあるため、県下統一した基準策定のための協議会設立が望まれておりました。
そこで、4月22日に静岡県メディカルコントロール協議会が設立され、新たな統一したプロトコルが承認された後に、県下一斉に救急救命士が行う医師の包括的指示による除細動を実施することとなったため、沼津救急業務推進協議会はこの動きを受け、4月28日より、統一したプロトコールが医療機関や消防機関に周知徹底されるまでの間、4月以前に実施していたいわゆる指示あり除細動に変更しており、当町も同様の対応を行っております。
したがいまして、今後とも、県下一斉に統一したプロトコルで取り組むまでは、救急救命士が行う医師の包括的指示による除細動については休止させていただきますので、住民の皆様の御理解をいただきたいと考えております。
最後に、長泉町と三島高等学校との防災協定の締結についてでございます。
以前より、防災体制の充実のために、三島高等学校には、災害時の施設利用について御協力をお願いしてまいりましたが、三島高等学校の諸事情により、協定締結には至っておりませんでした。しかし、昨年10月の三島高等学校からの正式な避難所としての指定の意向を受け、双方で協議検討の上防災会議に諮り、承認されたため、本年3月27日に「災害時における施設使用の協力に関する協定」を締結いたしました。したがいまして、この協定の規定に基づき、三島高等学校を災害時の避難施設として円滑に運営できるよう、資機材の整備を早急に実施してまいります。
なお、静岡県立静岡がんセンターとも、同様な協定締結の内諾を既に得ているため、より一層の防災体制の強化を図るためにも、今年度内の締結を目指して諸準備を進めております。
以上をもちまして、議会閉会中の諸般の状況に関する5項目についての報告を終了させていただきます。以上でございます。
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Last Update 2003.12. 5