議長(下山 登)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
お答えいたします。
観光、今議会でも、四方議員からも御質問ありました。そのときの答えと重なる部分があるかと思いますけれども、今まで長泉の中で観光といいますと、どうしても自然環境、景勝地、例えば鮎壷の滝、それから愛鷹の自然だとか、桃沢だとか、水神さんとどうしてもその自然、景勝というようなことをメーンにしてということで、なかなかそれが実際の観光事業、観光収入には結びつかなかったのが今までの状況でございます。そういうような中で、今お話にもありましたように、駿河平地区にもともとありましたビュフェの美術館とか、あるいは井上靖の文学館、それに加えまして、昨年からヴァンジの彫刻庭園美術館とか、あるいはイタリア料理の店等ができまして、さらに、ここで4月になりますと、木村圭吾さんの桜美術館がオープンするというようなことで、確かに長泉を観光という部門から見ますと、取り巻く環境が大きく変わりつつあるのではないかなというふうに考えます。
そういうような中で、今いろいろな組織づくり等のお話を伺いました。やはり今までとはちょっと違う状況になりつつある、あるいはいいチャンスだなというふうに思います。
先ほども申しましたようなものに加え、246号沿いにホテル等も、宿泊施設も進出してきておりますし、町といたしましては、連絡会、民間の観光関係の企業、あるいは先ほどお話のありました農業関係ですか、農協さん、それ以外の団体等も含めながら、組織をつくる準備をしております。
もともと長泉の中で行っております観光のイベント、あるいは観光でないイベントも幾つかあります。今お話のありました8日の駿河プレイフェスタ、これにつきましても、基本的にはまちづくり団体が主でやっております。会場といたしましては、あそこにあります美術館の敷地も一部使わせていただく、協力していただくというようなことで、連携して行ったわけでございます。
この報道も一昨日、NHKでもやりましたし、さらに12日には、夕方この辺の模様をさらにもう少し細かく放映をしてくれるというようなことになっておりまして、そういう意味でも、町の方からの情報発信の1つとして使わせていただいておりますし、そういうことをすることによって、これから町に、あるいはあの場所にということで見えられる方もかなり大きくなってくると思います。
大川議員がおっしゃられておりますように、おっしゃられている内容すべてが長泉の中でうまくいくのかなというところも現実はございます。ですから、例えば今までの中で、宿泊が近くの温泉地で見る場所が違う、別の場所ということもありますように、長泉の中で分担できるものは分担し、あるいは近隣のところとの中で、それぞれの得意分野を生かすような形での観光ということに、これからあくまでも民間が主という中で、長泉の町としては、サポート、連絡役というような形で、うまくこれから方向づけができるように、連絡会、勉強会をしてまいりたいというふうに思います。
議長(下山 登)
大川須津子議員。
14番(大川須津子)
今、部長がおっしゃっていらっしゃったように、宿泊施設の問題や何かもあると思います。そのお話の中にあったように、長泉を見て伊豆半島に行くというモデルコースがあったっていいわけで、そういうような活動も、もっと積極的にやっていただけたらなと思います。先ほどの文化センターのときのお話にも言いましたように、失敗するかなじゃなくて、ここならやれるなというものを思い切ってやれるような、そういうようなこともあると思うんですね。ぜひとも積極的に果敢にアタックしていただいて、その中から光が見えてくるような気がしますので、知恵を出すことを恐れないでやっていっていただきたいなと思います。
連絡会や何かが活発に開催されて、この話が進んでいくことが、企業側にとっても、それから商店とか農家の方たちにとっても、いいことになるのではないかと私は思います。というのは、先ほどおっしゃっていたように、企業の方がいろいろ宣伝をしていらっしゃいます。テレビでも宣伝していらっしゃるので、駿河平のいろいろな施設については、神奈川や東京の人たちが、「あるんだってね。すごくすてきなんだってね」という話はメールでも来ますし、電話でも来ます。宣伝してくれているわけです。そういうようなときに、ぜひとも行政側も一役かって、パイプ役を、パイプを太くしていってほしい。連絡会も活発に活動できるような方法をとってほしいと思います。
部長がおっしゃっていたように、今まで長泉の自然景勝とかいうものが重要視と言っていらっしゃいましたけれども、まさにそのとおりで、今、自然という言葉は、人々に安心を与えてくれているわけですから、これを使う手はないと思うわけですよね。今までの経済性とか効率性が優先してきたわけですけれども、今スローフードとかスロースペースなど、掛川の方でスローライフ生活の取り組みというのがとても話題になっています。長泉にも、駿河平周辺をいやしのゾーンというようなネーミングがされて考えられたということは、本当に時代にマッチしていることだと思います。
景気が低迷していて、経済的に明るい時期ではないわけですけれども、新聞とかテレビとかそういうところでは、熱海の梅園、それから河津桜、偕楽園の梅を見に行く人たちの人出のニュースというのは、すごく出てくるわけですよね。皆さんが自然というのに、自然とか美しいものとか花とかに見せられている様子が伺えるわけで、これは十分観光の目玉となっていくということを私は確信します。長泉には、自然と、それからおいしい水もあるわけです。田園風景もまだ残っていますし、それから温暖な気候で、新鮮で豊富な農産物とか海産物もすぐ手に入るような、そういうような恵まれた環境があるわけで、これは長泉の財産と思うわけです。
さっきから都会の人たちばっかり言うんですけれども、結局都会の人たちにとっては、私たちのこの場所というのは、とても魅力的な場所になっています。蛍が1匹飛んだだけでも自然を感じて幸せになるような都会の人たちにとっては、町のどこからでも、うちの町では顔とか体をちょっと動かすだけで富士山が見えます。きょうも富士山がとてもきれいに見えます。その四季折々の美しい富士山を眺めることができるそのことは、長泉にとっては物すごい財産だと思うし、それを観光の目玉とし、集客する手だてとすることは、十分分可能だと思うわけです。
私たちが今つくっている議会だよりでも、クイズでは、長泉から富士山が見える景色をクイズに出しています。そして、違う地域からいらして、移転していらした方からは、こんなところにも見えるのというようなおはがきもいただいて、この企画は結構よかったななんて思いながらいます。
それから、東名自動車道がありますし、246号線、新幹線、それから、これからできるであろう第二東名、東駿河湾環状線など、交通網の便利のよさは、これはかけがえのないものです。
企業とか商店などと共同でできると思うんですけれども、もう一度観光に対する当局の考え方と、企業との連携、それから観光に関して、今、行政が何ができると考えているのか、その連絡会をしていく、じゃ、連絡会を何回やっていくとか、何かもう少し具体的なお考えがあったら伺わせてください。
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Last Update 2003. 7. 1