議長(下山 登)
日程第1.これより一般質問を行います。
質問者に申し上げます。質問の内容により、答弁者及び答弁者の順序が質問者の希望より異なることがありますので、御了承願います。
議長(下山 登)
質問順位1番。
質問内容1.子どもたちに感動を
2.観光事業の展開について
質問者、大川須津子議員。大川須津子議員。
14番(大川須津子)
通告に従いまして、質問をさせていただきます。
子どもたちに感動をということで、お伺いいたします。
町長の施政方針には、次代を担う子どもたちが、何よりも他人への思いやりにあふれ、心豊かな人間として自我が確立されることを願ってやまない。それが一朝一夕にはいくものではない。教育や人づくりに力を入れていかなければならないと考えているということも書かれてありました。
また、教育長の教育方針においても、心豊かで生きがいのある生活を目指した生涯学習社会づくりを目標とした人間づくりを基本方針とし、生命を尊重する心、思いやる心、感動する心の目を育むこと、そういうことが言われてありました。静岡県の総合計画の柱の1つにも、人づくり事業があります。
21世紀は人づくり、物の豊かさよりも心の豊かさが求められていると思います。特に、次代を担っていく子どもたちの教育には、感動する心、心の豊かさを育てることが求められていると思います。それが生きる力に続き、人の痛みがわかる子どもになって、人の痛みのわかる人に成長していくことにつながっていくのだと思うわけです。
わが町でも、いろいろな取り組みが工夫されています。平成14年度3名の図書司書に続いて、15年度2名の司書を増員していただき、各校に1人の司書が配置され、読書の楽しさを子どもたちに伝える予算が提案されています。人づくりの教育に力を注いでいる様子が伺われるわけです。
そこで、いろいろなことを吸収する力のある幼稚園、小中学校のころから、いろいろな芸術に出会うことができれば、子どもたちが自分の判断で、自分の好きな芸術も選ぶ力がつくと思います。子どものときから機会があることが大切であると私は考えています。子どもたちがどんなふうに芸術と出会うか、そのことを考えたとき、親の関心があるかないか、つまり親次第という部分がとても多くあります。子どもが学校の授業で芸術に出会うことができれば、どの子にも同じように出会う機会ができるということになります。私は、中学3年間で室内楽、歌舞伎、狂言の鑑賞を学校で経験させていただきました。私の中学時代は、もうずっとずっと昔の話ですが、今でもこの舞台の鑑賞は覚えています。
先日8日の日は、長泉能が行われました。能と狂言とおはやしが上演され、新聞報道では約200人の方がいらっしゃったということが書かれてありました。能を子どもたちが理解できるとか、できないとかとは別の観点から、生で本物を見せてほしかったなという思いがしております。子どもたちが能を鑑賞したからと言って、町長がおっしゃっているように一朝一夕に結論が出るようなものではないということは、十分承知しているわけですけれども、能は日本の文化の1つであるわけです。自分のすぐ身近で、町の文化センターの催しものです。子どもたちに鑑賞できる機会があったらなということをつくづく思います。入場者が200人くらいということですので、400席ぐらいは空席になったのではないかなと思うと、とても残念に思います。
子どもたちの生活の中に、時を忘れるぐらい夢中で遊ぶこと、あるいは読書、芸術であったり、美しい花や虫、鳥など、川、山、そういうような自然の中で、できるだけたくさんの感動する機会があったらと思います。それは、すべて感性を磨くことにつながっていくと考えるからです。
前にも質問したことがあるんですけれども、感動する心を育てる方法の1つとして、子どもたちが文化センターの自主事業を鑑賞し、本物の芸術に触れる機会を体験できることはできないだろうかということで、これから質問していきます。
文化センターの自主事業は、平成15年度4,600万円の予算の要求が出ています。町民1人1,000円の換算だということを以前伺っています。今まで6年間事業をしていらしたその経験から、事業の内容による入場者数の見込みということができると思うんです。その中から、芸術的で子どもたちにぜひ見せたいというようなものを選んで、2階席を子どもたちに開放し、芸術鑑賞シートとして、格安チケットを販売してみたらどうかと考えますが、それはいかがでしょうか。
もう1点、自主事業の幾つかを、中学生、小学生の親子チケットとして販売したらいかがでしょうか。親は通常料金、子どもは特別に思い切って500円ぐらいにして、そして販売していったら、親子で芸術を鑑賞する機会がふえるのではないかと考えていますが、いかがでしょうか。
議長(下山 登)
教育部長。
教育部長(遠藤敬二)
お答えいたします。
今、御質問ありましたように、これからの世代を担う子どもたちに、芸術性の高い芸術文化に触れ、体験させることは、感性を育てる意味からも、大変重要なことと理解しております。
文化センターは、平成8年11月に開館以来、子どもたちに自主事業で芸術文化に直接触れさせることを目的に、共演させた事業は、創作オペレッタ「ベルフォーレの水」、モスクワ少年少女合唱団&民族舞踊・国立音楽大学ブラスオルケスター等を開催しました。また、ファミリー向け事業では、坂田おさむ・中山圭以子クリスマスファミリーコンサート、速見けんたろうファミリーコンサート、のぼさんファミリーコンサート、藤城清治「影絵の世界」など、出演者と客席が一体となり、ともに参加し、体験が生まれるような事業も開催いたしました。
開館以来、実施事業の内容等によりまして、学生料金や2階席料金を設定し、中高生、親子で鑑賞できるような機会の提供を実施してきております。具体的には、一般料金5,000円に対して、2階席4,500円、高校生以下2,500円といったような料金設定で実施しております。今後も事業内容により、引き続き行っていく考えですが、今、御提案のありました2階席を芸術鑑賞シートとして格安チケットを販売したらどうかという御質問ですが、小中学生、高校生に格安な料金でよい席でというような考えがありますので、その辺をこれから文化センター運営審議会等に諮り、どのような料金設定がよいのか検討してまいりたいというふうに思います。
また、親子チケットにつきましては、現在、町では実施してきておりませんけれども、他市町村での実施状況、また、民間施設での状況等を参考にして、これから検討していきたいと思います。以上です。
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Last Update 2003. 7. 1