助役(杉山僖沃)
2つ目は、「ささえあい、笑顔があふれるまちづくり」であります。
昨年9月に、静岡県立静岡がんセンターが開院いたしました。東部県民の期待の大きさを裏づけるべく、県の当初の予想を大幅に上回る来院者があり、また患者への対応も大変好評であり、順調な滑り出しと伺っております。ここに至るまでの町民や、議会の御理解、御協力に改めて感謝するとともに、地元町長として一安心しているところでありますが、これで終わることなく、これを町民の皆様の継続的な健康づくりの推進に向けた絶好の機会として具体的な活動を推進してまいりたいと考えております。
去る2月16日は、健康ながいずみ推進大会を開催し、県や関係機関、または町内の各種組織・団体の皆様方とともに策定してまいりました健康づくりのためのアクションプランについて、その考え方や具体的な指標、設定した目標値等をお示しいたしました。また、同大会におきまして、健康なまちづくり、人づくりを進め、ともに手をつないでさわやかな笑顔があふれる健康都市を創造していこうという趣旨の健康都市宣言を決議いただきました。今後は個人、家庭、地域、職場、各種関係団体、そして行政が連携して、目標の達成に向けて取り組んでいただくとともに、さらに行政におきましては、引き続き関係各課が連携して、これらの活動を支援してまいりたいと考えております。
まず、生活習慣病検診におきましては、新年度から沼津医師会のモデル事業として、本町では前立腺がんの検診を実施いたします。また、これまで集団検診のみの対応であった胃がん検診についても、医療機関における個別受診も可能といたします。また、小学校就学前の乳幼児に対する保険適用分の医療費の全額補助や、65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種への補助などを引き続いて実施するとともに、保健センターの訪問指導の車を1台追加し、訪問指導の強化・充実を図ってまいります。
さらに、このような健康づくりに向けたさまざまな活動の拠点となるような施設の整備につきまして、有識者や地域住民の皆様方とともに、検討してまいりながら、基本構想の策定をしてまいりたいと考えております。
次に、障害者福祉施設の整備についてでありますが、現在の心身障害者小規模授産所を、定員20名の知的障害者通所授産所として、国、県の補助をいただきながら、南一色近くに建設をいたします。また、これと併設いたしまして、同じく定員20名の精神障害者通所授産所を、裾野市、清水町との共同で、国、県の補助を受けながら建設してまいります。また、竹原保育園につきましては、今定例会におきまして補正予算を上程させていただいておりますが、平成15年度内に子育て支援センターを併設した形で整備を進めてまいります。
3つ目は、「ともに生きる、心豊かなまちづくり」であります。
私は次代を担う子供たちが、確かな学力と情報処理能力にたけ、そして何よりも他人への思いやりにあふれた心豊かな人間として自我が確立されることを願ってやみません。そして、これが一朝一夕にいくものではなく、さまざまな主体の連携と、不断の取り組みの積み重ねが必要であると考えております。価値観の多様化、高度化、また、世の中のすべての分野における国際化や情報化など変化が著しい社会の中にあっては、これまでにも増して、「教育」や「人づくり」に力を入れていかねばならないと考えております。本町の教育委員会では心の教育を重点目標の一つに掲げて取り組んでおり、昨年度は子供たちの活字離れが指摘される中、学校図書室の充実の一環として、3名の補助司書を学校に配置し、小学校3校、中学校2校を循環する形で、図書室の充実や、子供たちへの図書指導を実施してまいりました。新年度からはさらに2名を加え、各校に必ず一人の司書が在駐できるような体制とし、子供たちによい本をたくさん読んでもらえるような環境整備と指導の強化を目指してまいります。
各学校におきましても、朝読書の時間を設けたり、一部ではPTAや民間ボランティア等の御協力により、教室などでの本の読み聞かせ活動も行われており、これらの相乗効果による子供の読書習慣の向上に期待をしているところであります。さらに、小学校低学年児童の生活・学習習慣づくりの強化を目的に、新年度からは各小学校の一、二年生の全教室に、クラス担任を補佐する補助教員を1名ずつ配置いたします。現在、36人以上の小学1年生の学級に対し、県教育委員会から4名の補助教員が派遣されておりますが、これを補完し、新年度からは本町独自の事業として、2年生の教室まで範囲を広げて、非常勤補助教員を配置するものであります。この経費につきましては、緊急地域雇用創出特別交付金が一部充当される見込みとなっており、特に指導が困難な児童への対応や、集団適応、指導など、複数教員の指導体制によるきめ細やかな指導の充実を図ってまいります。
ふるさと長泉の歴史・文化を正しく知り、次代に引き継ぐことを目的に、コミュニティながいずみの駐車場の上部にあります芝生広場の一角に、文化財資料展示施設(仮称)の整備に向け、実施設計を行います。文化財を地域住民に知らしめる効率的な展示を検討してまいりたいと考えております。
今年10月にはいよいよ静岡国体が開催され、本町におきましては、既に御案内のとおり、少年男女のホッケー競技が開催されます。これまでの準備をもとに、実行委員会組織のさらなる強化と、町民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、諸準備を進め、選手の皆様の光る汗に恥ずかしくないサポートをしてまいりたいと考えております。地域住民の皆様におかれましても、競技への応援をよろしくお願いいたします。
生涯学習では、昨年度から住民みずからが講師となって講座を開設、運営してまいります、わくわく塾を開設しております。地域に埋もれる人材の発掘や、多様化する学習ニーズへの対応策として、私が理想とします協働によるまちづくりのわかりやすいモデル的な事業の一つであります。このようなことを機会にして、住民みずからによる生き生きとした地域づくりが、より活発な活動となって広がっていくことを期待してやみません。国のe−japan計画に沿って、これからの時代、あらゆる情報と行政サービスの提供がインターネット等の通信網と、いわゆるIT機器を通じて可能となります。そのときにパソコンやインターネット等の情報技術を利用する能力、あるいはアクセスする機会を持つ者と持たざる者との間に格差が生じてまいりますことは、既に御案内のとおりです。このような時代を皆様に御理解いただくとともに、この格差を少しでも解消すべく、IT講習会の開催を継続してまいります。
また、安全で効率的な教育環境等を維持していくため、幼稚園、小・中学校等の施設、整備の計画的な改修、整備を継続して実施してまいります。
国際交流事業との連携の中、ワンガヌイ市から新たに1名の男性の英語指導助手を招き、これまでのお一人に残っていただいての2名体制で小・中学校における英語教育の充実とともに、町民の国際理解の一助となるべく、諸活動の活発化を促進します。
Copyright(C) 1997 長泉町役場 企画広報課 E-mail:kikaku@nagaizumi.org
Last Update 2003. 7. 1