議長(下山 登)
8番。
8番(花房由美子)
そうですね。自分の受けたいところで、近くで受けられるというのは、やはりとても便利かなというふうに思います。私も、裾野の方に行って検診を受けてきましたので、実践できたと思います。
そして次に、胃がんが終わったんですけど、乳がんのことで伺いたいと思います。乳がんは、胃がんよりも受診率が高くて、13年度対象者が3,200人のうち47.4%、1,518人が受診しています。ことしの場合、2,652人ですから、かなりふえてるんですよね。要精密検査がそのうち25人で、がんの方が4人見つかっています。受診しない人はゼロでした。
検診方法は、目で見たり触れてみるという方法での検査となっていますけれども、厚生省においては、より小さながんの発見のために、エコー、あるいはマンモグラフィーを用いた方がよいとの指導が平成11年度に出されて、平成12年4月から全国で実施されております。
どのがんになっても治療は大変ですけれども、特に女性の乳がん、子宮がんは、抗がん剤の副作用がきつく、物が食べられなくなるなど、患者はがんを倒す前に自分の体力がなくならないように闘わなければなりません。
特に、最近の乳がんの患者は非常にふえてきておりまして、死亡率も上がって、欧米化してきているようです。女性のがんの中での死亡率というのを見てみますと、乳がんが、平成6年から1番になっています。
マンモグラフィーを用いた検査は、数ミリのがんをも発見できるので、女性にとって乳房の切除をしなくてもよくなってくるということになりますね。また、エコーというのは、しこりの識別にすぐれているので、マンモグラフィーで撮影しにくい乳房の場合や、放射線を浴びないので、若い女性にとって特に有用だということです。
死亡率の高いがんへは、特に、早期発見で対抗していくしか方法はないと思うんです。小さいうちに見つけて処理できる体制を、ぜひつくっていただきたいと思っています。長泉町にも、エコーやマンモグラフィーでの検診を取り入れていただきたいと思いますけれども、その点に関してはいかがでしょうか。
議長(下山 登)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
乳がんの検診の状況につきましては、先ほど、今年度の現時点での受診者が1,730人ということで回答させていただいたわけですが、検診方法につきましては、医師による既往歴や過去の検診状況等の問診、視診、乳房、乳頭及びリンパ節等の触診を行い、精密検査が必要か診断をします。
マンモグラフィーの検診については、2000年に改定されました厚生労働省の新しい指針には、乳房エックス線検査、これはマンモグラフィーになるわけですが、この導入が明記をされています。それによりますと、1つとして、50歳未満は年1回の問診と視診、触診。それから2つとしまして、50歳以上は、2年に1回の問診、視触診、乳房エックス線検査をするとの基準が示されております。
がんの早期発見には、エックス線検査や超音波診断(エコー)の方が現在の方法よりもよいと考えるわけですが、対応できる医療施設が少ないことにより、現在の触診等の検診のみになっております。
また、2市2町の相互乗り入れの中で実施する場合にも、他市町との検討も十分行う必要が出てくるわけです。しかし、がんの早期発見には、エックス線検査や超音波診断の方が効果があることは承知しておりますので、他市町と検討し、できる限り早く実施できるように努力していきたいと、こんなふうに考えてございます。以上です。
議長(下山 登)
8番。
8番(花房由美子)
確かに、施設がなければ、検査をしたいと言ってもできないとは思うんですね。しかし、沼津医師会の方にも伺ってみましたら、前向きに取り組んでいると。そして、特にマンモグラフィーでやる場合には、その読み方というんでしょうか、撮影の仕方の技術と、それから読み方というのが、非常に大切になってくる。ちょうど端っこに当たったところにがんがあったときに見落とした場合は、非常に大きな損失になるものですから、それを読み取るための訓練も必要だし、撮影する技術も必要だということで、それらをこれから手がけていくということでしたので、もし沼津医師会の協力があれば、早く実施できるのではないかというふうに考えます。
そのときに、やっぱり必要なのは、行政側からも、住民からもこれだけ要求があるんだから、ぜひやってくださいとプッシュするということではないのかなというふうに思います。幾ら実現したい、やりたいと思っても、それを声に出さなければ伝わらないと思いますので、それは、医師会側の方へもしっかり伝えていただきたいと思います。
今、機械的なものに関しての問題点というのは伺ったんですけれども、あと、もしマンモグラフィー、あるいはエコーでやる場合のときの費用、それらは、町と個人がどのぐらい変わるのか、現在200円で検診ができているんですけれども、それがどのぐらいになるのかという、その点を伺わせてください。
議長(下山 登)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
乳がんの検診が、マンモグラフィー、エコー、こういったものになった場合ということですが、前にも述べてございますが、議員も理解をされているようですが、対応できる医療施設が少ないことや、エックス線検査の場合は、写真による判断を行うということで、質問の中にもありましたように、まだまだ医師会の体制がそこのところまで確実に進んでいる状況じゃないという中で、費用負担ということで御質問いただいているわけですが、胃がん検診の施設検診による検診の委託料、消費税別で1万2,000円。それで、個人の費用負担は900円というような形を現在考えてございます。
次に、乳がんの検診の場合ですが、エックス線検査や超音波診断につきましては、現在実施している検診の委託料が、消費税別で3,000円。エックス線検査や超音波診断の委託料につきましては、実施時に医師会と検討する必要が当然あるわけですが、医療点数で見てみますと、エックス線検査の場合、これは消費税別で4,440円。それから、超音波診断の場合3,500円というということになっております。
個人の費用負担につきましては、今の町の利用の負担割合でいきますと、エックス線の場合には600円、超音波の場合には500円程度になるのではないかと、こんなふうに考えてございます。
議長(下山 登)
8番。
8番(花房由美子)
要再検査になった人たちが、未受診の人が1人もいないというぐらい、この乳がん・子宮がんということに関しましては、皆さん熱心に受診されます。ですから、費用が500円、600円と、今までに比べれば高くなったにしても、十分受けられる範囲内なので、早期な実施を本当に待たれることです。
そして、今未受診のことを言ったんですけれども、検診をしない人たちというのは、受診率から見て57.14%もいるわけですね。これらの方たちが、例えば検診対象であっても、入院していたり、あるいは自分がほかで人間ドックを受けてしまったからということで、町の検診を受けない場合があると思うんです。それらが未受診者になっているのではないかなというふうに考えるんですけれども、受診しない人たちの把握、それらもつかまなければ、健康日本一の町にはなりにくいのではないのかなというふうに考えるんですけれども、そのことに対する対策というのはどうしていらっしゃるんでしょうか。
議長(下山 登)
住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
未受診者の把握と対策ということでございますが、今年度から、先ほど回答しましたように、検診の登録を実施いたしまして、コンピューターに入力をしてあります。検診報告書により、未受診者について把握をいたしまして、はがき等で指導を行っております。
また、この基本検診の未受診者、要するにこういった方については、現在、看護師が家庭訪問をして指導等を実施している状況になっております。なお、未登録の方につきましては、引き続き広報等で啓発を行って、検診機会のない町民がいないよう努力をしていきたいと、こんなふうに考えてございます。
議長(下山 登)
8番。
8番(花房由美子)
ぜひとも、よろしくお願いいたします。
最後なんですけれども、今検診の技術というのが大変進んできております。非常に、肺がんの検査の方法にいたしましても、らせんCTというような機械も出てきてますし、技術が進んでいても、住民がその恩恵に浴せないという状況が、早くなくなって改善されて、がんという病気から1日も早く復帰できるようになっていただきたいと思います。
また乳がんに戻るんですけれども、乳がんで乳房を切除した人たちというのは、非常に心的な、心のケアも大変必要になってきております。外的に、もうないということが、人前にさらすことができない、お風呂にも入れない、そして海水浴にも行けない。海水浴の場合には、水着の下にパッドをつくってというような形でできるようですけれども、入浴に関しては、とても集団の中では入れないということがあると思います。
ちょうどけさの新聞だったんですけれども、熱海で温泉に入る会というのが実施されたというので、ちょっと読みたいと思います。「乳がん手術で乳房を失った女性の集まり。「1・2の3で温泉に入る会」という名の全国大会が、30日、熱海市のホテルであり、評論家の俵萌子代表は、みんなで入れば怖くないなどと言って、会員は手をつないだりして次々と大浴場にドボンと飛び込んだといいます。俵さんは、ことし7月、伊豆長岡温泉での露天ぶろであった県支部発足のお祝いの入浴にも駆けつけて、「おっぱいがあったころのように温泉に入っている、何年ぶりかしら」、1人がそういって泣き始めると、涙は24人全員に広がったといいます。何かすごく、私も胸につまされて、これはわかってもらいたいなというふうに思います。ぜひとも、乳がんで乳房を失う人たちがなくなるように、力をかしていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。
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Last Update
2003. 4.10