8番(花房由美子)
 次の質問に移ります。次は、受診率の向上に検診内容の向上をということで伺いたいと思います。健康づくり日本一の町を目指す我が町は、各種の検診を行っております。特に、死亡率1位のがんに関しては、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんの検診が行われております。
 受診率は、対象者に対して、平成12年度は37.4%、平成13年度は42.86%です。受診するつもりでいながら、約半数以上の人が受診しないという状態です。この原因は何なんでしょうか。1つの原因として、検診方法の効率が悪くなっている、制度が悪いなども考えられるのではないでしょうか。
 前回、四方議員が前立腺がんの検診をと提案されましたが、前立腺がんの検診は、血液検査の腫瘍マーカーでわかるようになっていますので、大変取り入れやすいものだと思います。胃がん検診の場合、近隣では長泉町だけが集団検診を行っているために、画像が小さくて読み取りにくく、要精密検査の人の数がふえる結果となっているようです。
 12年度の場合、対象者4,750人のうち、3,270人が申し込み、1,798人が受診しました。受診率は37.9%です。その中で、異状なしの方が1,579人、経過観察という方が23名、要精密検査となった人は196人でした。受診者の11%に当たる方たちが再検査ということになったわけですね。
 さらに、その要精密検査を156人の方が受け、異状なしとなったのは28人です。がんとかがんの疑いのあると言われた方は3人でした。それ以外のほかの病気があったよという方が125人です。11年度にがんと診断されたのは、同じく3人でした。13年度の場合、対象者は4,800人のうち、1,850人が受診したので、受診率は38.5%と少しだけアップしました。異状なしが1,502名、要精密検査は332名です。そのうち異状なしが97名、がんは3人が見つかっています。そのほかの病気の方が81名、経過観察という方が71人になっています。ここのところ、その11年から見ますと、がんとして見つかるのが大体3人ぐらいのようです。
 要精密検査を受けなかった人は、12年度で40人、13年度で80人います。ですから、大体約2割の方が受けていないということになります。検査の結果が悪かったらどうしようとか、忙しいからまあいいかとかというような形での理由かもしれませんけれども、一度検診を受けているのに、精密検査となったときに行かない人がこれだけいて、本当は受けてもらわなきゃならない人たちですよね。その方たちがこれだけいるわけです。
 この人たちが、もし、1回の検査で結果が出るとしたら、もしかしたらがんの方がいるかもしれないけれども、というその危惧はなくなるわけです。最初から、その近隣と同じような1人ずつ病院での検査にした方が、本人も、それから経費も、それから病院の方も労力が少なくて正確な検査となるのではないでしょうか。当町でも、今までと違った個体での検査ということにしてみてもらいたいと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 お答えをいたします。
 議員御指摘の胃がんの集団検診につきましては、来年度から、集団検診とそれから施設検診の双方を実施できるように、現在準備を進めているところであります。それによりまして、来年度からは、胃がん検診については、集団検診または施設検診で実施するかは、町民の希望で選択できるということになります。また、施設検診を希望する場合は、2市2町、これは、沼津市、裾野市、清水町、長泉町、沼津医師会の関係になるわけですが、検診の相互乗り入れを実施していますので、長泉町以外の病院でも検診が受けられるということになります。
 なお、議員の質問の中で、要精密検査の数がふえる結果だというような部分をいただいているわけですが、この集団検診も施設検診も、バリウムを飲んで、それで胃のレントゲン写真を撮るということになりますので、写真の大きさによる解析度の差は若干あろうかと思いますが、これらについて、近隣市町の状況を確認しましたところ、清水町におきましては、集団、施設検診が、ほぼ再検査の割合というのは同じぐらいというふうに出ております。裾野市におきましては、逆に施設検診の方が、ずっと再検査が高いというような結果が出ております。沼津市におきましても、やはり施設検診の方が集団検診より再検査が高いというような形になっているものですから、一概にこの辺のところは言い切れないのかなというような感じがいたします。
 いずれにしましても、冒頭申し上げましたように、来年度から施設検診を実施していくということで御理解をいただきたいと思います。
議長(下山 登)
 8番。
8番(花房由美子)
 来年から実施されるということで、それも集団検診と、それから自分で病院に行ってやってもらいたいという両方が選べる選択制ということになるということで、大変いいと思います。
 確かに、精密検査はどちらの場合でも見つかるんですけれども、それをどう意識するかは本人次第なんですが、ぜひとも健康日本一の町を目指すためには、再検査も受けてもらえるような方策をとっていただきたいと思います。
 今回、補正予算の方で、受診者が大変多かったのでということで出ております。どれぐらい検診者がふえたのか、それらも聞かせてください。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 今回、補正予算等お願いしてあるわけですが、現段階では、まだ受診者数が確定ではありませんので、概算で報告をさせていただきますが、基本検診につきましては3,580人。ですから、13年度対比で369人の増ということになっております。それから、胃がん検診につきましては2,118人で、268人の増。それから、肺がんの検診につきましては1,895人で、292名の増。大腸がんにつきましては1,930人で、263人の増。子宮がん検診につきましては2,082人で、359人の増。乳がん検診は1,730人で、212人の増。結核検診では2,652人で、67人の増となっております。以上でございます。
議長(下山 登)
 8番。
8番(花房由美子)
 すごくふえたもんですね。多分、料金が安くなったこともプラスになっているとは思うんですが、健康への意識だとすると、とても喜ばしいことだと思います。
 そして、私はその料金のせいかなとかというふうに思うんですけれども、ふえた原因というのは何だというふうにお考えでしょうか。
議長(下山 登)
 住民福祉部長。
住民福祉部長(柏木 豊)
 まだ、はっきり解析ができているわけじゃございませんが、今議員が言われましたように、料金の部分も多分あるだろうというふうに思っております。そのほか、この14年度から、受診を登録制度という形でもって実施をしたこと、それから、胃がんの部分は来年からになるわけですが、そのほかの部分につきましては、2市2町の相互乗り入れ、この辺が住民に徹底できてきたのかなと、こんなふうに考えております。

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Last Update 2003. 4.10