17番(八木秀英)
 それでは、次の質問に入ります。歩行者の安全確保のため、稲荷中土狩線の全線に歩道を整備し、弱者にやさしい道路づくりをということで質問をいたします。
 稲荷中土狩線は、現在大型車両が頻繁に通行しておりますが、長泉中学校前から東方のギョーザ会館までの間には、歩道が整備をされていないために、歩行者は大変危険な状況に置かれております。幸いにと言いますか、大きな人身事故等には至っていないようでありますが、通行車両と歩行者や自転車などとの間で、接触事故が多発していることは、当局も把握されているものと理解をいたしております。この区間は学校前であり、通学路でもありますので、騒音対策といった観点からも、また、弱者にやさしい道路づくりといった観点からも、早期に歩道を整備すべきと考えます。
 この区間に歩道を整備するためには、7億円から8億円の事業費が必要となりますし、また用地買収等につきましても、今日に至るまでのさまざまないきさつなど、難しい問題もあるとは思いますが、歩道の早期整備をという周辺住民からの声も強く望まれております。以前行いました質問に対する当局の御答弁の中でも、代替地の確保は以前よりも容易になってきていると伺っておりますので、町当局の取り組み方によっては、整備に対する住民の理解は得られていくのではないかと思われます。
 確かに事業費は、町の財政に多大な負担となります。ごく最近では、車遮断機を横断歩道に設置して、物理的に歩行者を保護するといった極論も耳にいたしておりますが、そういうことになりますと、さらに事業費がかさむことは必至でありますし、現時点では、残念ながら実現することは不可能と思われます。現実に立ち返れば、たとえ多額な事業費がかかりましても、歩道を整備すべきと私は考えます。歩行者の安全確保を最優先に考えるならば、別の事業、例えば体育施設などに何倍、あるいは何十倍ものお金を使うよりも、まず先に、まず現実に危険にさらされている命を守る事業を優先すべきであると私は考えます。児童生徒を初めとする長泉町民の命が危険にさらされ、不安な毎日を過ごしている現状を直視していただきまして、歩道整備に対する町の認識、町長の所信をお伺いをいたしたいと思います。
 稲荷中土狩線の整備事業が今日の状況に至るまでには、さまざまないきさつなどあったことは私も承知をしておりますが、仮に町の考え、対応が、以前には地元の反対運動もあり、整備は難しい、だからやらないと。今になって、当時は不本意ながら仕方なく反対運運動に参加したが、本意ではなかった、今はもう考えが変わったと、今さら言われても困る。だから難しいと、そのような方向で対応せざるを得ないのかなと、そういう思いもはっきり言ってございますが、住民の安全が脅かされている現状を認識されていながらも、難しい、だからやらないという判断を、仮に当局がされるということであるならば、町がそういう考え、対応であるならば、私といたしましても、そういうこととして受けとめ、それなりに対処するしかございませんが、たとえそういうこととなりましても、歩行者の安全確保が図られるわけではございませんので、ここはひとつ町にも大人になっていただきまして、今までのいきさつもなり、諸事情を広く大きな気持ちで受けとめていただき、また、長泉町民の命を守るということに主眼を置いていただきまして、歩行者の安全確保のために、ぜひとも歩道の整備に取り組んでいただきたいと考えております。町長の所信をお伺いをいたしたいと思います。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 稲荷中土狩線の長泉中学前の部分の御質問でございます。おっしゃられますように、先ほどの一番最初の質問のときにもお答えしましたが、役場の前の道路、あるいは今おっしゃられているところの道路等、かなり渋滞が現在激しく起こっている時間帯がございます。そういうような中で、長泉中学側、要するにあそこの路線の北側に、幅1メートルのマウンドアップの歩道部といいますか、ございます。それで、歩道として十分かということでございますが、それにつきましては、今の交通量等からしまして、やはりさらなる改良は必要かなというふうに、必要性は感じるものです。
 この路線は、町の中で、東西に町を横断する幾つかの路線、道路がございます。基本的に、事業が全部開通している都市計画道路はまだございません。計画も含めますと、池田柊、それから沼津三島、それから下土狩文教線等ございます。そういう中で、下土狩文教線が今回の稲荷中土狩線に一番近い距離にございまして、現在、一番事業も、開通に向けては進めているところでございます。下土狩文教線が開通しますと、当然ながら東西に通行する車両の数が分散されるわけでございまして、この稲荷中土狩線の通行車両も減ってくるではないかなというふうに思います。さらに、ほかの路線ができればなおさらのことでございますけれども、そういうようなことで、それらの交通量等も見る中で検討をしていきたいというふうに考えております。
議長(下山 登)
 17番。
17番(八木秀英)
 その後の交通量の状況を見た中で検討していくということだけれども、下土狩文教線そのものが、いつごろできるというふうに解釈をされているんですか。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 平成19年に沼津市を会場とする技能五輪がございまして、それまでにはということで、目標としては、平成18年度中に開通をさせたいという計画の中で進めております。
議長(下山 登)
 17番。
17番(八木秀英)
 平成18年度中には開通ということでは、現在はおおむねめどが立っているというふうに理解をしてよろしいんですか。用地買収状況は、どの程度進んでいるのかお話を伺いたいと思います。

Copyright(C) 1997  長泉町役場 企画広報課 E-mail:kikaku@nagaizumi.org
Last Update 2003. 4.10