議長(下山 登)
質問順位3番。
質問内容1.防災対策に備えあれば憂いなしとする為に
質問者、室伏進一議員。5番。
5番(室伏進一)
通告に従いまして順次質問をしていきたいと思います。
質問事項、防災対策に備えあれば憂いなしとするためにということで、3点伺っていきたいと思います。
第1点目です。防災等に公園や避難場所にハイブリッド発電照明施設の設置を、またさらに、広報や防災連絡用無線及び給水設備の予備電源に風力発電にと発想の転換について伺っていきたいと思います。
昨日も堀内議員の方から、温暖化問題につきまして環境に優しいエネルギーの方向性の質問がありましたが、私はそのクリーンなエネルギーで避難場所に照明設備の設置ということで伺っていきますが、今や世界は京都議定書に見られるように地球温暖化防止の国際的な公約を持ち出すまでもなく、エネルギーの節約、環境に優しいエネルギー開発は各国共通の課題となっていますが、我が国はエネルギーの節約の分野では熱心ですが、新エネルギーの創出の面では、太陽光、ソーラー光を除けば世界的におくれをとってきたと言われています。
今、各自治体では環境問題への関心が高まりを受けつつ、新エネルギーの利用に向け、太陽光、地熱、風力、火力等を利用した発電など、多彩でありますが、特に風力発電では静岡県を見ても御前崎には県が設置したものと御前崎町が設置したものと2基になり、大東町1基、浜岡町1基、民間では豊岡村と伊東市、特に伊東市のゴルフ場施設においては、同施設上のすべてをその風力で賄う、そのような方法で既に運営されております。
また、静岡市では安倍川河口の下水場処理施設に設置することを決め、今後は竜王町や東伊豆町が風力発電設置を建設する予定を立てております。私たち、政務調査でも長崎県小長井町を視察、風力発電は第1基目は補助金制度を利用し、町のシンボルタワーとし、また風と光と遊びをテーマにしたテーマパークの公園電力にと軌道に乗せております。軌道に乗った上に、第2基はさらに1歩前進し、買電と商業ベースに発展しています。さらに、第3基目の建設にも取り組んでいると伺っております。
我が長泉にも、今年寄附された太陽光と風力をあわせたハイブリッド発電照明設備が設置されましたが、このハイブリッド発電照明設備を防災対策として公園や避難場所に設置していただけないかということなんです。
なぜなら、東海地震が叫ばれて久しいわけでありますが、地震がいつ来てもおかしくない状態です。夜間地震が来て、家屋や電柱が倒壊し、停電の状態でも避難場所ぐらい明かりがともって、明るい状態であれば避難場所の方向もわかるし、避難していても真っ暗になれば不安は一層拡大し、その不安を少しでも和らげるためにも、明かりは必要不可欠です。安心して避難できる場所でありたいと思いますし、また避難に明かりが本当に必要な例は、伊豆大島の噴火のとき、全島民の島脱出にかかわる夜間の避難にもかかわらず、不安を取り除きパニックに至らないようにと大島発電所の所員は全島民が避難をする、すなわち島大脱出が終わるまで、みずからの不安は胸の中にしまい、災害回避のために明かりをともし続けたとNHKの「プロジェクトX」のテレビ放映もありました。
避難には明かりの重要性をこのとおり示しておりますが、そこで避難場所が送電停止でも、避難所に明かりのともる設置をしていただく、いかがなものかとお伺いいたします。
さらに、風力発電にと発想の展開をし、大規模発電となれば外灯に明かりがともったり、無線のバッテリーの電源、給水設備の予備、ディーゼル発電のさらにそのまた予備を活用していただき、クリーンなエネルギーを有効活用できる町にしたいと思います。この照明設備の設置、すなわち避難場所がほとんど学校ですが、クリーンなエネルギーの有効利用の実践教育を示すよい機会であると思います。そのためにも、クリーンなエネルギー政策の方向を示す絶好の機会ととらえ、同時に昨日の都市環境の答弁にも地球を汚さない省エネルギーのためにも、住民の意識改革が必要とありましたが、地球に優しいエネルギーの対策を進めるには、まず行政が一歩前に出る模範を示すことが先決と考えられます。エネルギー対策は一歩前に出ないと発展しません。その点を含めて、町長の考えもお伺いしたいと思います。
また、いざ災害となれば、避難場所に行くより各地域の避難場所に指定されている近くの公園に避難する人も出てくる可能性も十分考えられると思いますが、順次公園にも照明設備の設置をしてほしいと思いますが、その方向性も含めて伺いたいと思います。
答弁、よろしくお願いします。
議長(下山 登)
消防長。
消防長(諏訪部豪夫)
お答えいたします。
防災対策の中で避難場所という点については、質問者がおっしゃられておりますように、町の防災計画でも各小中学校ということで指定をしてございます。あわせてその避難場所には、けが人等の応急措置を行うための救護所の併設ということも指定をしてございます。
それで、現状での地震発生後における停電時の電源の確保という点につきましては、各避難所とも発電機を2台ずつ配備をしてあるという状況でございます。それで、一番我々の考えている避難場所の中での重要な値をということになりますと、けが人に対する対応をせざるを得ないだろうというふうに思います。したがいまして、発電機そのものは照明という利用もありますけども、いろいろ防災資機材も含めたものの電源の利用という点もあわせて考えているところでございます。
本来ならば役場庁舎、あるいは消防にもございますけども、水道の浄水場も含めて大型の非常発電機が設備できれば一番いいわけですけども、これらには相当の費用もかかるということですので、なかなかそこまで整備は無理だという状況でございます。
それで、今質問者の御提案がございましたように、そうしたときのためにハイブリッドの照明設備を整備したらどうかということでございますけども、最近環境に配慮したこうしたものの開発が急速にされ、整備をされてきているという状況で、一日一日、技術的には非常に進歩してきているだろうというふうに思いますし、その状況を踏まえながら、我々としては現段階ではいろいろ経費面や性能といった面も考え合わせながら、さらなる検討、あるいは研究という点をしていく必要があるかなというふうに今、考えているところでございます。
それで、地震対策の面で、大規模地震対策等総合支援事業の補助金制度がございますけれども、この中に避難地の非常用の照明設備の事業に対する補助制度もございますので、我々としては、もし整備をするということであれば、こうした制度を利用しながら整備を考えていくべきではないかというふうに考えております。
それとあわせて、公園というような御意見でございますけれども、町内の公園の中でも各自主防災会が一次避難地として指定をしてある公園もございます。そうした一次避難地に指定をされている公園の中での整備という点についても、先ほど申し上げたような補助制度の取り扱いの範囲に入るかどうか、この辺はちょっと県と相談をしてみなければ何とも言えませんけども、仮にそういう取り扱いができるということであれば、避難場所とあわせた形の中で検討していきたいというふうに考えております。
それから、風力発電についての発想の転換ということでございますけれども、これも昨日来質問が出てますけども、地球温暖化というようなことで温室効果ガスのCO2 などを排出しない太陽光発電、あるいは風力発電というようなことで、特に風力発電については各地での計画が進んできているという質問者のお話もございましたけれども、我々も確かに地球の温暖化防止という点から、やはり有効なエネルギーだというふうに考えておるところでございます。風力発電ということで考えてみると、私、素人ですからよくわかりませんけれども、気象条件、そういうものが一番の基本になるのかなというふうに思いますので、そうしたものの調査という点もしていかなければ、その辺の可能性がどうかという点は、めどが立たないだろうというふうに思いますけども、その辺のことも含めて、今後推進をする方法等について調査研究という点で考えていく必要があるだろうという考え方でおります。以上でございます。
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Last Update 2003. 1.17