17番(八木秀英)
 それでは、次の質問に入ります。保育園、保育士の増員を問うということであります。
 関係者の皆様の御努力によりまして、町立保育園でのゼロ歳児保育が開始されましてから数年が経過する中で、開始当初の試行から、完全定着へと発展をいたしまして、預ける側の保護者からは大変に喜ばれております。しかし、預かる側では、開始当初に比べ、1歳未満児が占める割合が年々、それも急速に増加をいたしまして、現在では保育園の定員に対しまして、1歳未満児が占める割合が非常に多くなっております。しかも、1歳未満児の保育は、早朝から遅番までが多数を占めているわけであります。子どもを預かる保育園の保育士の皆さんは、1人で何人ものお子さんを相手に、毎日朝から晩までてんてこ舞いで対応していると伺いました。そこで現状を見聞いたしましたところ、まさに繁忙を究めた状況下にありまして、預ける側の保護者からも、保育にもっと余裕を持たせることができないのかとの声が上がっている状況であります。小さな子どもの保育は、いっときも目が放せなく、まして常に1歳未満児を複数人も見ている現実を目の前にいたしますと、仕事とは言え、その大変さは言葉ではとても言いあらわせません。まさに筆舌に尽くしがたい状況であります。ゼロ歳児保育の現状認識についてお伺いをしたいわけです。
 また、預ける側からは大変に喜ばれているということでありますので、今後も1歳未満児が増加するものと予測をされます。町の今後の対応といたしまして考えられるのは、保育士の増員でありますが、現在でも保育園の定員に対する1歳未満児の割合が多く、早朝から遅番までが多数を占めているということでありますので、増員する内容に工夫をして、必要最小限の費用で、早朝から遅番まで効率的な対応ができる人員配置を考えていただきたいと思います。今後の対応打開策について所信をお伺いをいたしたいと思います。
議長(下山 登)
 教育部長。
教育部長(遠藤敬二)
 お答えいたします。
 保育所の設備の基準、職員、保育時間等は、児童福祉施設最低基準で定められております。職員は、保育士、調理員、嘱託医を置かなければならないと規定されておりまして、保育士の数の基準は、乳幼児、1歳未満児ですが、おおむね3人につき1人、満1歳以上満3歳未満の幼児は、おおむね6人につき1人以上、3歳以上満4歳未満の幼児につきましては、おおむね20人に1人以上と、4歳以上の幼児につきましては、おおむね30人につき1人以上というふうになっております。
 現在の町立保育園の現状を申し上げますと、竹原保育園は、5歳児21名に対し1クラス、保育士1名、4歳児13名、1クラス、保育士1名、3歳児は15名で1クラス、保育士1名、2歳、1歳児は合計で21名おりまして、保育士4名で対応しております。なお、ゼロ歳児は1名で、保育士1名が当たっております。中央保育園は、5歳児が22名で1クラス、保育士1名、4歳児は24名で1クラス、保育士1名で対応しております。3歳児は15名、1クラス、保育士1名、2歳児、1歳児は合計で34名おりまして、保育士8名で対応しております。ゼロ歳児が2名で、保育士1名という形で、竹原保育園の保育士の数は、全体で9名、中央保育園は14名という形になっております。一番大変な1、2歳児につきましては、幼児4人から5人につきまして保育士1名という現状になっております。
 一応基準は満たしておりますが、私も昨年の11月に教育委員会におきまして、保育園の保育士全員と面接を行いました。また、本年4月には、町長が幼稚園・保育園の方をすべて訪問して、懇談会を設けることができました。そのような中で、保育士からの意見といたしましては、特に3歳以下の幼児につきましては、誕生月によって成長の度合いに大変な違いあるということで、行動範囲も違うということで、保育上、大変保育士に負担がかかっていることも聞いております。
 このような中で、保育士の勤務でございますけれども、保育時間が現在午前7時半から午後6時までという形になっておりまして、早番の1名の保育士が午前7時半から午後4時15分までの勤務の中で、朝受け入れを始めます。そして、8時ごろまでに出勤します保育士2名で順次受け入れの対応をして、8時20分ごろからクラスに分かれて保育に入ります。保育士がこの保育の中で少し余裕が持てるかなという時間帯は、幼児が昼寝の時間、その時間だけ少し保育士が開放される時間だなというふうに話を聞いておりますし、また感じております。
 帰りにつきましては、本年度保育時間を午後6時までに延長いたしましたので、その辺の保育士の負担を考えまして、遅番保育士は1名、それに本年度から補助員として、午後4時から6時までの2時間の補助員を採用いたしまして、竹原保育園、中央保育園、各2名配置しまして対応をすることといたしました。
 また、今後の対応でございますけれども、当町の幼児の増加というのは、まだまだこれから増加していくものと思われます。また、9月に開院いたします県立がんセンターに勤務する職員、看護士、また関連します企業の従業員等を考えますと、本年度の中途入園、また来年度の園児数は減ることなく増加することが考えられます。園児の増加に対応するには、保育士の確保が必要なわけですけれども、年度途中での保育士の確保というのは、現在も大変苦慮しているところでありまして、今後の対応といたしましては、保育士の登録制度、その辺の検討と、また保育士以外に子育てに熱心な方、そして理解がある方、経験豊富の方を補助員として採用できないか、その辺も含めてこれから検討し、園児の増減に柔軟に対応できるような体制をとっていきたいと思っております。以上です。

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Last Update 2003. 1.17