議長(下山 登)
日程第1.これより一般質問を行います。
質問者に申し上げます。質問の内容により、答弁者及び答弁者の順序が質問者の希望により異なることがありますので、御了承願います。
議長(下山 登)
質問順位1番。
質問内容1.県立長泉高校の単位制通信高校併設問題を問う
2.小中学校の校庭を芝生化へ
3.保育園保育士の増員を問う
4.塩素頼み(プール・福祉会館)水質は大丈夫か
5.町職員の倫理観を問う
質問者、八木秀英議員。17番。
17番(八木秀英)
それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。
県立長泉高校の単位制通信高校併設問題を問うということで質問をいたします。
最近、静岡県立長泉高校に単位制通信高校を併設するとのうわさがあります。長泉高校は、静岡県が計画した最後の進学普通高校として、長泉町の町民と町行政とが一丸となって努力をし、誘致が実現した当町で唯一の公立高校であります。うわさになっている単位制通信高校と、進学普通高校に位置づけされる現在の長泉高校とは、私は、全く異質なものであると受けとめ、そのように理解をいたしております。長泉高校のPTA・OB・後援会はもとより、町の教育関係者の間では、併設高校のうわさに対し、大変神経質に反応をいたしております。既に、「とんでもない、うわさが本当ならば反対だ」との声が上がっております。
数年前にも、まるきり根拠のない長泉高校廃校の流言飛語が個人的利益を目的に意図的に流されまして、その後、長泉高校への入学希望者が激減する事態が継続し、関係者はうわさの沈静化に大変苦慮してきた経過がございます。ここでやっと落ち着きを取り戻しつつあるその矢先に、また、今回のうわさであります。今回の問題、うわさが拡大しないうちに、今すぐに長泉町として打てる手は打つべきと考えます。長泉高校への入学希望者、在校生、卒業生やその家族は、うわさによって無用な不安感を抱いております。町として、進学普通高校誘致に奔走した経過を踏まえ、1日も早くこのような不安が取り除かれますよう、また、今後も継続して進学普通高校として長泉高校の発展が図られますよう誘致当時の初心を思い起こしていただきまして、県への働きかけなど、積極的な対応を町にお願いをしたいわけであります。長泉町として、できる限りの御努力をされるよう重ねてお願いをいたします。
うわさのように、仮に長泉高校に単位制通信高校が建設された場合には、単位制通信制ということでありますから、門戸も広く開かれ、個性や年齢などの異なる幅広い人たちが対象となりますので、後々に大きな影響を及ぼしかねない想像もつかないさまざまな問題の発生も懸念され、それに伴う適切な対応が、学校のみならず地域住民にも要求されることとなります。
普通高校と単位制通信高校との併設という話が突然長泉高校に降ってわいたわけでありますが、静岡県におきましては、近年静岡中央高校が単位制通信専門高校として新規に開設され、より幅広い生徒を対象に運営をされ始めたばかりであります。県の財政状況が大変厳しいと言われる中で、あえて単位制通信の専門高校を新規開設したということでありますので、県教委も単位制通信制教育の重要性、特殊性については、十分に理解をされているものと推察いたしております。例えば、授業時間を見ましても、単位制通信高校では、午前、午後、夜間というような形の中で授業が行われるなど、全日制普通高校の授業とは大きく違い、同一校舎での実施には必然的に無理があり、教育制度上も余りなじまないものと感じております。
近年になって、静岡中央高校が新設されたことなどを考え合わせましても、うわさのようなこと、進学普通高校に単位制通信高校を併設するといったようなことは、県教委も教育制度上から見てみても、余りなじまないと十分理解をされているものと推察をいたしておりますので、うわさのようなばかげた計画はないものと受けとめております。しかしながら、数年前にも長泉高校廃校の流言飛語が流され、入学志願者が激減した苦い経験がありますので、早期に町として打つ手は打っていただきたいと思います。長泉高校誘致に奔走した初心を思い起こしていただき、変わりない情熱、エネルギーを持って、町として積極的に取り組まれるよう期待をしております。
県立長泉高校の単位制通信制高校併設のうわさに関する認識と、今後の町の対応についてお伺いをいたしたいと思います。
議長(下山 登)
助役。
助役(杉山僖沃)
お答えいたします。
我々も、本年4月になって、長泉高校が近い将来、単位制による定時制を併設するのではないかというようなうわさを耳にいたしました。また、今、八木議員がおっしゃるとおり、一部のOBや後援会の方々からも、長高は全日制の進学校として開校した高校であり、この件については反対だという声がありました。
そして、過日、私が県教委の高校教育課へ出向きまして、このうわさの根拠をお聞きし、町としての意見を申し上げてまいったところであります。静岡県では、現在単位制定時制高校は、平成5年に新設された県立静岡中央高校が1校ありまして、変化する高校教育の中で、かなりの実績が上がっており、そこで、近い将来、県教委としては、東部と西部に1校ずつ、単位制高校を開講したい意向であるということでありました。そして、そのような状況の中で、長高、定員が最近減少している状況等を考慮して、全日制と併設という形で、長泉高校を東部のその対象校として検討に入ったところであるというようなことでありました。
そこで、長泉町としては、県が進めている単位制高校制度そのものを否定するものではないわけですが、長高については、開校以来町内唯一の県立普通高校としていろいろ支援をしてまいりましたし、町や住民の思い入れがあり、県教委の一方的な考え方で長泉高校をこの対象校とすることは納得できない。また、長高へ進学希望者が減少していることは事実でありますが、来年度から学区制が変われば、沼駿地区からの希望者が増加する可能性もかなりあると。既に、一部OBや後援会から反対の声が上がっていることなどを申し上げて、地元の意向をよく把握するとともに、町に対して、これから情報の提供について強く要望してまいったところであります。
状況としては、ただいま申し上げましたとおりでありますし、また、事実、八木議員の言われるような併設に対しての心配もあります。町としましては、今後、県教委の動きによっては、これは数少ないということですが、全日制と単位制定時制の併設高の先進地があるそうでありますので、関係者とも、この事例も勉強するとともに、状況によっては、今、県教委で検討されている計画の変更も要望してまいりたいと考えております。以上です。
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Last Update 2003. 1.17