7番(木下章夫)
続きまして、最終処分場関係の質問に移りたいと思います。
現在使用中の最終処分場は、間もなく満杯になるわけでございます。使用年数もかなり経過しているわけですので、遮水シート、こういったものの劣化、あるいは破損による地下の水質汚染が心配されるわけでございます。そういった近隣下流域への水質汚染の問題等はないかどうかお伺いさせていただきます。
議長(下山 登)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
現在の埋立場は、昭和54年に埋め立てを開始いたしまして、20年以上経過しております。今までの議会、あるいは今回の予算の中でも、新しい埋立場を隣接地に計画、建設すべく今準備を進めているところでございます。現在の埋立場からの汚染というんですか、そういう心配はないかということでございますけれども、当然その当時建設するときには、その当時の法等クリアする方法、さらに平成2年になってからですが、法面に遮水シート等、あるいはその後に光を遮断する遮光シート等を設置し、より安全な施設ということに心がけてきております。
下流域への水質の汚染のことですけれども、あの埋立場から出てきます浸出水につきましては、その埋立場のところに、下流がというんですか、セットしてありますが、水処理施設で処理をいたしております。その処理した後の水質は、毎月検査を実施しておりまして、もちろんながらすべての項目について基準値をクリアしております。
また、それ以外に、下流にございます井戸水、これ町の井戸ではないんですけれども、個人の方、あるいは個人のグループというんですか、そういう民間の井戸の2カ所を利用いたしまして、地下水の異常があるかどうか、電気伝導率の測定により監視をしております。この測定というのは、仮に通常と違うような異質物が混入しますと、その抵抗により伝導率が変わるということで、その異常をキャッチするという調査方法のようでございますけれども、そういう測定もしておりますが、異常は出てございません。現在のところ、過去から現在、これからももちろんそうですけれども、出ていないだけでなくて、今後もそういうことが起きないように、これからも十分に安全管理を心がけていきます。
議長(下山 登)
7番。
7番(木下章夫)
平成10年の総理府、厚生省の共同命令による遮水構造基準では、厚さ50センチ以上の粘土等の層にプラス遮水シートというふうに改正されたわけであります。国の最終処分場構造基準は、建設当時の基準よりも厳しくなったわけでございます。当然当時におきましても、その基準値そのものが建設当時のものと変わったということで、平成10年に求められた基準には達しなくなった。そういった中で、当然その対応として、平成11年に遮光シートを設置して、より安全性を高めたものであると理解しているわけですけれども、幸いにも下流域の水質汚染等、こういったものに対する現状は、水の処理後に放流し、基準をクリアしている、さらには民間の井戸等の計測についても、全く異常は見られないということでございますので、近隣の方々においては安心できるわけでございます。
下長窪農業用水とは別に、周辺の谷津川、ここにおきまして、やはり近隣の方にお伺いしますと、ここを10数年来、ハヤ、あるいはウグイなどが急激に少なくなったんだと、そして最近では、ホタルをなかなか見られなくなったというふうにも聞いております。これは、データの中では出ていないということであっても、やはり環境の変化に敏感である水生生物、こういったものは、国で求めている基準では、見方によっては見捨てられているんだなというような認識を持っていただいて、今後の維持管理を当局に求めたいと思います。
議長(下山 登)
暫時休憩いたします。
午前11時26分 休憩
午後13時00分 再開
議長(下山 登)
休憩を解いて会議を再開いたします。
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
先ほど、午前中の質問の最後の中で、現在の埋立場からの排出水等が谷津川の生物に対して因果関係があるように私は感じましたので、以降それについての御答弁をさせてもらいます。
これから新しい埋立場を、現在の埋立場の隣接地につくろうとしていることもありますし、そういう中で町としましては、埋立場からの排出する水、あるいは浸透する水が問題がないのかということを一番気をつかっているところでございます。当然ながら住民の皆さんも不安、あるいは最大の関心事があると考えております。そういう中で、先ほど御答弁させてもらいましたように、国の基準値は、当然ながら長い時間をかけて専門の知識がある方々が入る中で、あらゆる角度から検討した中で、順次法改正をする中で、現在の排出基準等になっているわけでございます。その基準値を前提としまして、現在の埋立場の水処理後の排出水は、毎月水質検査し、さらに浸透水につきましては、先ほど申しましたように、民間の井戸をお借りしまして伝導率等により検査をしているところでございます。その結果、排出水については、基準値をクリアして問題がない状況です。
さらに加えまして、下流の谷津川の桃沢川に合流する地点、これは谷津川としての水の分析でございますけれども、今年の2月13日、これはこの谷津川に限らず全部で16カ所ほどの水、川、あるいはそれ以外の水質の検査をしたわけですが、この谷津川につきましては、各種ペーハー、あるいはSS等をする中で、状態としては非常にきれいであるという業者の結果も出ているところでございます。こういうような数値からしましても、決して御心配いただかなくて大丈夫な現在の状況であると考えます。
議長(下山 登)
7番。
7番(木下章夫)
誤解を招くような質問であったようですけれども、今のお答えで全く問題がないんだと、谷津周辺についても何ら心配することがないんだというお答えでございましたので、そういったことで理解させていただきます。
続きまして、この最終処分場満杯後の跡地の利用についての計画をお伺いいたします。
議長(下山 登)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
現在の埋立場につきましては、新しい埋立場を平成17年度の当初から稼働したいということで、平成16年度末まで埋め立てをする計画でございます。もちろんその際の残容量によりましては、若干の動きということはあると思います。埋立場が満杯になりましたときには、完了するとき、最終覆土50センチをいたしまして、現在あそこの土地は借地をして使わせていただいております。埋め立てが完了し、覆土しましても、現在の基準からしますと、埋め立てが完了後、その埋立場から出る浸出水が基準値をクリアし、さらにそれが2年間は継続しなければ、ほかの用途には使えないということでございます。よって、少なくとも埋立場用地として現在はお借りしておりまして、埋立完了後にどういうような跡利用をするかということは、現在、土地の所有者の方からは、特別具体的なお話は伺っておりませんし、長泉町としても、具体的な計画は現在ないところでございます。
議長(下山 登)
7番。
7番(木下章夫)
跡地につきましては、まだ具体的な計画がないということでございます。跡地利用につきましては、ぜひとも魅力のある跡地利用計画の検討をお願いいたします。
質問を続けさせていただきます。次に予定されています最終処分場、これにつきましての臭気の対策や、あるいは遮水シート等の構造の安全性についての検討は、いかがされておられるかお伺いいたします。
議長(下山 登)
都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
平成17年度から予定しております新しい埋立場の供用開始に向けまして、現在のスケジュールですと、平成15、16年度、2カ年度にわたりまして建設工事を行っていくものですけれども、当然その前に、現在、計画等練っているところです。
今の遮水シート等ですが、先ほど、現在の埋立場の中でも多少やりとりがございましたけれども、現在の基準からしますと、不透水層50センチ、さらにその上に遮水シートを2枚、それから遮水シートそのものが光に当たることによって劣化を早くするものですから光を防ぐ遮光シート、あるいは土を覆土しておく等の対応を図るべく計画をしておるところです。
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Last Update
2002. 7.15