7番(木下章夫)
 次に、不法投棄の問題についてお伺いいたします。
 先日、1月の中旬でございますが、鮎壷区の体協活動で、区民100名ほどの方々と、がんセンター及び富士竹類植物園までウオーキングに参加いたしました。皆がわが町にがんセンターができたという誇らしい喜びで満足感を感じ、そして、町内施設である富士竹類植物園の豊かな自然に触れることができ、本当に意義のある1日であったわけでございます。そのウオーキングの行程の中で、がんセンター北、東名高速道路の北側、道路わきの100メートルほどの部分でございますけれども、非常にひどい不法投棄の場所になっておりました。参加された方々が道中の行き、そして帰りにその現場を見ながら、長泉町の恥ずかしい部分を見てしまったようで、帰ってきた一同皆で駐車場に座って雑談しながら複雑な気持ちになったわけでございます。
 その後なんですけれども、改めてその現場を確認するために、大川議員、そして室伏議員とともに現場を見に行きました。そして、清掃事業所にそういったことへの対応、そんな部分をお伺いしに行ったわけでございますけれども、町内には、ほかにもまだたくさんあるんだというようなお話を伺いました。そこで、改めて質問させていただきます。町内不法投棄の現状と、それに対する対応についてお伺いいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 お答えいたします。
 不法投棄、町内の現状でございますけれども、残念ながら今お話にありましたような場所も含めまして、特に北部地域の農道とか、林道わきに投棄をしている件数が年々ふえてきておりまして、おおむね10カ所以上あるような状況でございます。今、おっしゃられましたところは、東名の側道沿いの山林の部分かなと思いますけれども、ごみが、山林を含めまして民地に不法投棄された場合の対応でございますが、土地の所有者がこれを、御自分の土地ですから、まずはそれを片づけていただくという考え方でございます。それそのものが非常に悪質な場合には、警察に被害届を出してもらい、その不法投棄したものの摘発をということをしてもらうわけですけれども、その後に捨てた人間へのごみの撤去命令ということになります。しかし、多くの場合、投棄をした者がだれかということはつかみにくいのが現状でございます。町といたしまして、土地の所有者と協議をして、ごみの撤去をし、その後にまた同じように捨てられてはイタチごっこのような形になりますから、また同じ場所に捨てられないように、そこの場所をフェンスで囲むなどを土地の所有者の方といろいろ検討協議をすることもございます。
 そういうような中で、町が不法投棄に対してどういうような防止策をとっているかということでございますけれども、先ほど申されました場所もそうですが、ごみの不法投棄を禁止させるような立て看板の設置、あるいは職員、それからまた、県から産業廃棄物の不法投棄の監視員2名が委嘱をされております。そういう監視員の2名の方と巡回パトロールを行って、不法投棄を防止、あるいはそれを監視、中には投棄したものがわからない場合、先ほど言いましたような警察へというようなことを考えながら防止活動をしております。昨日、あるいはその前も出ておりますけれども、平成14年度の緊急雇用の特別対策事業の中で、特に不法投棄を監視するように、夜間9時までの時間で、北部の山間地等の巡回、パトロールをするような事業も新年度では組んでございます。
 また、それ以外に、これからということになりますけれども、不法投棄の情報を寄せてもらうという考え方で、他の市町村でもう既に行っているところもございますが、郵便配達時にそういう情報を確認等してもらったら、こちらへ情報をいただけるような、これ郵便局ということになりますけれども、それとか北部の方にゴルフ場が2カ所あります。どちらかというと、ゴルフ場が一番行きどまりのような場所になりますから、従業員の方からそういう情報をいただくような協力をお願いをいたしまして、不法投棄の防止にこれからも努めていきたいと考えます。
議長(下山 登)
 7番。
7番(木下章夫)
 年々増加の傾向にある、そして、町内には10カ所以上もある、そして、その現場の多くがいろいろな対応をしていってもイタチごっこの状況であるんだということで、まさに当局としても頭を痛めておられるんだなと思うわけであります。
 そんな中で、今回質問の現場でございますそのほかにも、本宿地先、JR等、清水町と当町との行政境にも不法投棄の場所がございました。それらにつきまして、両場所とも早速看板を立てていただきまして、不心得者に対する対策を講じていただきました。さらに本宿地先につきましては、その現場に散乱していたごみをトラック5台分も回収した、そんなふうに確認しました。わずか1カ月弱の中で、「やるな当局も」と思ったわけであります。その現場の近くの鉄工場の方にお話を伺いますと、見違えたというふうに非常に喜んでいただいていたわけですけれども、お話の中で、「ここは結構通勤途上の人が車をとめて捨てて行っちゃうんだよ」ということを教えてくれました。先ほど、不法投棄に対応する当局の皆さんが頭を痛めている、そういった部分の現実の言葉を改めて確認したわけでございます。清水町から長泉町に入ってくる場所でもあり、意外に目立つ場所でもあります。管理者と地域の方で相談されて、捨てにくくなるような方法、ポケットパークのような利用方法など、違った部分の中で不法投棄に対する啓蒙アピール、警告、そういったものができるような案を検討されるのもいいかなと思っておりますので、ぜひその辺の部分を考慮して、当局の方に考えていただきたいなと思います。
 さて、続きまして、わが町ではごみゼロ運動のようなキャンペーン、あるいはPR等を行っておられるのでしょうか。お伺いいたします。
議長(下山 登)
 都市環境部長。
都市環境部長(土屋秀明)
 町では、平成9年に「長泉町清潔で美しい町づくり条例」を制定をいたしました。環境美化及びごみの散乱防止に関する活動を推進し、快適な生活環境の確保に努めるためでございます。特にこの活動に当たりましては、町内の関係団体で構成する環境美化推進協議会が主体になりまして、先ほどお話がありましたごみゼロ運動の普及のために、環境美化の推進町民大会の開催や、啓蒙活動を実施しておりますし、地域にありましては、環境指導員による環境美化活動が行われております。しかしながら、このような活動も、なかなか住民1人1人の意識が伴わなければ効果が上がりません。
 また、先ほど来出ておりますような不法投棄は、必ずしも町民の方、あるいは長泉の中の事業所の方とはなかなか限定できません。むしろ町外の方がというふうには推測もいたします。ごみの集積場に通勤途上で区域外の人、これは町外の人も含めて置いていくようなケースもここで現実ございます。ですから、町ももちろんそうですし、さらに広域でのPR、啓蒙がより必要かなと考えます。

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Last Update 2002. 7.15